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さよなら、田中さん の商品レビュー

4.3

185件のお客様レビュー

  1. 5つ

    77

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    18

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2019/02/15

面白かった。 何気なしに手に取った本だったので、作者がまだ小学生・中学生の時の作品であるとは、改めて驚いた。 タイトルのさよなら田中さん以外は田中さんの自身の話でした。田中さん像がよくわかり、さよなら...の章が生きてきています。 章を貰った作品にかなり手を入れられたのだと思いま...

面白かった。 何気なしに手に取った本だったので、作者がまだ小学生・中学生の時の作品であるとは、改めて驚いた。 タイトルのさよなら田中さん以外は田中さんの自身の話でした。田中さん像がよくわかり、さよなら...の章が生きてきています。 章を貰った作品にかなり手を入れられたのだと思いますが、構成も良く、一つの作品としても完成度は高いと思いました。お勧めの作品です。次の作品も楽しみです。

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2019/02/05

14歳でこれほどの文章を書くとは驚きました。文章力だけでなく、語彙力、感受性、etc、素晴らしいです。この先どれほどの作品を出してくるのか楽しみです。

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2019/02/01

やられたよ。これほんとに今中学生の子が書いたの? 才能ってなんだろう。なんでこんなのかけるこがポッとでてくるんだろう。 タイトルは冴えないなあと思ったけど、最終章の目線だけ別の子に変わって、そこが「さよなら」。 親子の幸せってなんだろうと考えさせらる。貧しさやプライドや、幸せ...

やられたよ。これほんとに今中学生の子が書いたの? 才能ってなんだろう。なんでこんなのかけるこがポッとでてくるんだろう。 タイトルは冴えないなあと思ったけど、最終章の目線だけ別の子に変わって、そこが「さよなら」。 親子の幸せってなんだろうと考えさせらる。貧しさやプライドや、幸せを邪魔するものがあっても、それでも生きていこうとする強さ。生き物としての最低限の、っということもあるけれど、ちょっとだけ笑える明日にするような努力。 でもどうにもならない現実もあるけど。少しでもね。 久しぶりに、琴線に直接どんと響いてくるものが読めて、それがなんと作者中学生。 話題作で、図書館のまちは予約したこととっくに忘れてたやつ。

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2019/01/19

読みやすかったです。 この主人公の母親のハングリーさだと 西原理恵子さんの絵はすごくマッチしますね。 前半は主人公目線ですが、 別の子の目線からの語りだとまた印象が変わりますね。 面白かったです。 もう少し主人公たちが成長した姿、何年後、みたいな話も読んでみたいです(^^)

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2019/01/08

るりかちゃん、すごい いろいろひっくるめて、おもしろかったわ~! 「死にたいくらい悲しいことがあったら飯を食え、 そしてその一食分だけ生きてみろ。 それを繋いで命をつないでいくんだ」 https://www.shogakukan.co.jp/books/09386484

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2019/01/06

この母娘のコンビがとてもいい。本のタイトルになってる短編の男の子の置かれている状況がとてもせつなくてつらいんだけど、それでもそこにちゃんと救いがあってよかった。

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2018/12/28

小学生がこの内容を書いたと思うとかなり驚きです。 小説の出来としては普通という印象ですが、今後の作品がどのようになっていくのか楽しみですね。 個人的にはタイトルの「さよなら、田中さん」はちょっと「?」でした。

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2018/12/18

小学生のだって、子どもながらに色々思うことはあるんだよ。 最後の中学受験の話は、本当に深かった。 構成もよかった。作者の今後に期待。

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2018/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中学生が書いたとは思えない素晴らしすぎる文章構成と語彙力でできた一冊だった。 圧巻過ぎて2時間で読み終わった。貧しくても決してめげない、気持ちのいいほど豪快な母親と自分の軸を持ちブレない強い花実ちゃん。父親がいないことを嘆くのではなく前向きに捉え、一喜一憂するところは可愛らしかった。それぞれの環境で当たり前なことや当然のことがあるんだと改めて実感したし、登場人物が色濃くて読んでいてワクワクした。 小気味良くてスラスラ読めた

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2018/11/29

字も大きいし、表紙西原理恵子だし、14歳作家だしで、正直ちょっと舐めていました。あーうまいねー、と言って読み終わるはずだったのですが、田中親子のつつましい生活にほろりとしたり、笑ったり・・・。すっかり本の世界に入り込んで一緒に遊んでいるような気持になりました。文章が上手いとかそう...

字も大きいし、表紙西原理恵子だし、14歳作家だしで、正直ちょっと舐めていました。あーうまいねー、と言って読み終わるはずだったのですが、田中親子のつつましい生活にほろりとしたり、笑ったり・・・。すっかり本の世界に入り込んで一緒に遊んでいるような気持になりました。文章が上手いとかそういう次元ではなくて、物語に引っ張り込む腕力がこの時点で身についています。上手いとしたらつかみが上手い! 変に変化球投げないで、このまま素直な本書いて貰いたいです。純粋に面白い本を書く作家に出会えたという気持ちです。

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