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ウォーク・イン・クローゼット の商品レビュー

3.4

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2020/01/27

綿矢りさなので購入。かわいそうだね?と勝手にふるえてろが好きだった記憶があったため。 そんなにピンと来なかったけど、ウォークインクローゼットの方は明るい気持ちで読み終われてよかった。 読んでてユーヤに対して素敵だなと思えてくるし、だりあにも早希ちゃんにも好感を持てる。自分の得意...

綿矢りさなので購入。かわいそうだね?と勝手にふるえてろが好きだった記憶があったため。 そんなにピンと来なかったけど、ウォークインクローゼットの方は明るい気持ちで読み終われてよかった。 読んでてユーヤに対して素敵だなと思えてくるし、だりあにも早希ちゃんにも好感を持てる。自分の得意なことを評価してくれる人。いいな。 いなか、の、すとーかーも面白いとは思うけど、もう最近怖いこととか不安になることをフィクションで摂取するのがあまり好きではない。そんな余裕がないって感じ?

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2020/01/01

面白かったです。久しぶりに綿矢さん読みました。 同じくらいの目線かなぁ…と読みはじめて、読み終わったら少し上を向くことが出来るのが好きです。 「いなか、の、すとーかー」はゾッとしました。相手とコミュニケーションが取れないってこんなに怖いのだな。自分の求めている言葉しか受け入れてく...

面白かったです。久しぶりに綿矢さん読みました。 同じくらいの目線かなぁ…と読みはじめて、読み終わったら少し上を向くことが出来るのが好きです。 「いなか、の、すとーかー」はゾッとしました。相手とコミュニケーションが取れないってこんなに怖いのだな。自分の求めている言葉しか受け入れてくれない、というのは怖いです。 表題作の強さが好きです。そして早希が、人と会う予定の当日にうだうだしてしまうというの、わたしもそうなのでとても共感しました。行くと楽しいのですが、本当に困りますこの質。。 好きな服は気持ちを強くしてくれるの、わかります。戦闘服。早希もだりあも、素敵でした。

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2019/07/16

デートの前に読みたくなる!! 女の子の気持ちを強くさせてくれる、キラキラさせてくれるようなお話だった。買って良かったな〜 アナザーストーリーとかあったら是非読みたい!

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2019/06/22

「いなか、の、ストーカー」いくら表現活動を生業にして、他人が作品に何らかシンパシーを見出したとして、ストーカーに発展する人間に「自分の作品から発せられたものを確かに受け取ってくれたからこそこうなのだ」ていう最終的な納得の仕方は仏だと思うけど共感はできない ストーカーは罪でしかな...

「いなか、の、ストーカー」いくら表現活動を生業にして、他人が作品に何らかシンパシーを見出したとして、ストーカーに発展する人間に「自分の作品から発せられたものを確かに受け取ってくれたからこそこうなのだ」ていう最終的な納得の仕方は仏だと思うけど共感はできない ストーカーは罪でしかない 「ウォーク・イン・クローゼット」エンドに向けてのさりげない伏線というか、終わり方が上手い。色んな男性に少しずつ惹かれながら色んな理由で見切りをつけていく主人公に美しい幼馴染、大好きな洋服たち。趣味に理解を示してくれる人はきっといる。わたしも手洗いやってみようかなと思える物語だった。

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2019/04/13

久しぶりの綿矢作品。「いなか、の、すとーかー」の方が私好み。恐ろしいぐらい自分勝手で自己中心的でそれにまったく気づいていない男の論理と対極にあるものとの対峙...。 初期作品より読みやすくなったのか、自分が慣れたのかは分からないが、スラスラ読めた。 北澤平祐さんのイラストも素敵で...

久しぶりの綿矢作品。「いなか、の、すとーかー」の方が私好み。恐ろしいぐらい自分勝手で自己中心的でそれにまったく気づいていない男の論理と対極にあるものとの対峙...。 初期作品より読みやすくなったのか、自分が慣れたのかは分からないが、スラスラ読めた。 北澤平祐さんのイラストも素敵です。

Posted byブクログ

2019/03/01

ハマったらとことん作者にハマってしまう性分ということが、21年も生きていて今やっと分かって参りました。最近は、綿矢りさしか読んでない。この人早咲きだからほんと、いつ読んでも、なんだか悔しいなあと思ってしまうんやけど、これも、悔しいくらいに良かった。出てくる登場人物達とは交わること...

ハマったらとことん作者にハマってしまう性分ということが、21年も生きていて今やっと分かって参りました。最近は、綿矢りさしか読んでない。この人早咲きだからほんと、いつ読んでも、なんだか悔しいなあと思ってしまうんやけど、これも、悔しいくらいに良かった。出てくる登場人物達とは交わることないはずやのに、勝手に友達になってしまってる、、自分も感じる感情があるし、それに素直に生きたらこんな出来事が起きるのか、、と思う 服に対して思い入れがあるから、手に取ったけど、服を大切にするタイプのオシャレさんではなかったので、ズキズキきた 服大切にしたいな。。

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2019/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

友達が貸してくれた、初・綿矢りさ作品。2編収録されていて、1日ずつかけて読んだ。 表題作がとても良かった。主要登場人物に嫌だなと感じる人が1人もいなくて、気持ちが落ち込まずに読めた。最後の部屋から逃げる作戦を実行するところはハラハラドキドキ、でもワクワク。服で武装して闘ってきた2人の、最初で最後の共闘だったんだなと読み終わったあとに思った。 もう1作品にも作戦実行する場面が出てきたけど、こちらはなんとなく後味が悪い気がした。話としては面白かったけど、やっぱり表題作のほうが私は好きかな〜。

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2019/02/23

綿矢りさの小説は共感できないし むしろ苦手な人たちけっこうでてくるけど おもしろい。 ウォークインクローゼットの早希は 洗濯プロすぎて だんだん好きになっていった あとがき?にも書いてあったけど、 いなかの、すとーかー は違うキャラクターが主人公になってるバー...

綿矢りさの小説は共感できないし むしろ苦手な人たちけっこうでてくるけど おもしろい。 ウォークインクローゼットの早希は 洗濯プロすぎて だんだん好きになっていった あとがき?にも書いてあったけど、 いなかの、すとーかー は違うキャラクターが主人公になってるバージョンも読んでみたい笑

Posted byブクログ

2019/02/02

勝手に震えてろと、夢を与えるがとても面白かったから期待したのに、かなり残念!綺麗事なんて面白くない!

Posted byブクログ

2019/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

我が青春のバイブル、綿矢りさ先生!とかなりの期待を寄せて本作を読み始めたが。あれ?なんだか普通。斜に構えた身をさらに斜めにして、はやり言葉でいうなら”こじらせ女子”を描く、軽妙で毒っ気たっぷりでいて繊細な文章が、好きだったのですが。なんだか、普通。ただ、共感できなかっただけかな。ウォークインクローゼットの主人公にも、陶芸家の主人公にも。また自分の視野が変われば、感想も変わるのかなぁ。

Posted byブクログ