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砂漠 の商品レビュー

4.1

299件のお客様レビュー

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    114

  2. 4つ

    102

  3. 3つ

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2024/04/23

「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」 本作は作中に出てくるその言葉どおりの話でした。 北村、鳥井、南、東堂、西嶋。そして鳩麦さん。 大学時代にこんな面白いメンバーと仲良くなれたら、それは楽しいだろうな〜。 想像以上にハードな場面もあったけれど、仲間た...

「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」 本作は作中に出てくるその言葉どおりの話でした。 北村、鳥井、南、東堂、西嶋。そして鳩麦さん。 大学時代にこんな面白いメンバーと仲良くなれたら、それは楽しいだろうな〜。 想像以上にハードな場面もあったけれど、仲間たちにしっかり支えられ立ち直る姿はよかった。 支える側も悩んで苦しむ。 友情とか仲間というのは本当に苦しいときにこそ去らずに側にいてくれる人のことだとよくわかりました。 読み終わったら、大学時代の友人に連絡してみたくなる。 そんな素敵な小説でした!

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2024/04/21

今まで読んだ伊坂幸太郎さんの作品で1番好きです!!主要メンバーの5人がそれぞれ魅力的で、とても引き込まれました。 鳥井を元気づけようとして西嶋の起こした行動には感動しました。

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2024/04/20

少し長く感じたものの、読後感はまあまあ良い。自分の大学時代を思い出しながら読み進めることができた。なぜか最後の「セドリック!」で涙が出て来た。理由は自分でも分からない。

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2024/04/18

面白い。今月から社会人なので余計沁みた。 なんかこう、色んなことがあったけど最終的に意味のあるエピソードだけ持ってきたみたいな演出が良い。生活を感じられる。

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2024/04/05

なかなかクセの強い大学生5人組(笑) めんどくさいことは省いて、でも言いたいことを北村目線で話しているはずなのに、 なんてことはまるでないんかい!って(笑) でもそのなんてことはまるでないことばかりの学生生活ってやっぱりいい時代 学生生活はオアシスで、社会は砂漠か〜 “学生時代...

なかなかクセの強い大学生5人組(笑) めんどくさいことは省いて、でも言いたいことを北村目線で話しているはずなのに、 なんてことはまるでないんかい!って(笑) でもそのなんてことはまるでないことばかりの学生生活ってやっぱりいい時代 学生生活はオアシスで、社会は砂漠か〜 “学生時代を思い出して、懐かしがるのは構わないが、あの時は良かったな、オアシスだったな、と逃げるようなことは絶対に考えるな。” もっと事件が起きてほしかった、とかそういう意味ではなく、ちょっと物足りなかったかな( ˙-˙ )

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2024/03/29
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面白かった!突飛な展開が多いがすごく現実味があった。人物それぞれの筋が通っていて気持ちよく読めた。鳩麦さんの宗教話のくだりが鋭い、自分の言葉にさせて他の人に講釈垂れたい。 なんてことはない、はずだ。 俺がこんな大学生活を過ごしているかはよく分からないけど。やっぱり、鳥井は偉い。

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2024/03/28
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麻雀がすごくやりたくなる小説。 5人のベタベタしすぎず、でも認め合ってる関係性が好きだなぁ。 南の四年に一度の超能力、 展開がアツくて飛べ!って一緒に叫んでしまった〜青春だ。

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2024/03/25
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今の私の現実的な大学生活の日常にはない、大学生活を描いていて、皆がみんな自分らしく生きていて、こんな大学生活もあったのかな。なんて少し寂しくなるようなお話だった。 卒業式での学長の 「学生時代を思い出して懐かしがるのはいいけれど、あの頃に戻りたいと思ってはいけないよ。」 という言葉は、私もこれからの人生前を向いて歩かなければいけない。と核心を付かれた。

Posted byブクログ

2024/03/07

【2024年50冊目】 大学生活を送る僕と仲間たちとの青春ストーリー、といえばなんだかキラキラした感じがしそうですが、実際には麻雀に明け暮れたり、合コンの後のボーリングでえらい目にあったりと、いたって、「健全な」学生生活を過ごす登場人物たち。 途中まではそんな彼らの学生生活を伊...

【2024年50冊目】 大学生活を送る僕と仲間たちとの青春ストーリー、といえばなんだかキラキラした感じがしそうですが、実際には麻雀に明け暮れたり、合コンの後のボーリングでえらい目にあったりと、いたって、「健全な」学生生活を過ごす登場人物たち。 途中まではそんな彼らの学生生活を伊坂幸太郎さんの軽快な文体と共に楽しく読んでいましたが、そんな彼らの生活を一変させるような出来事が起き、「健全な」学生生活と言い切ることはできなくなります。 僕こと北村の淡々とした物言いに、西嶋の突拍子のなさ、クールビューティ東堂に、春の日差しを思わせる南と、カワセミのような髪型の鳥井。付かず離れず、共に大学生活を送る彼らのことを表現しているのが、最後の最後に「幹事」が言った言葉なのかもしれません。 大学生であればぜひ読んで欲しいですし、大学生からは程遠い年齢になった今でも若人たちの一喜一憂を楽しく読めたなと思える作品でした。 綺麗にまとめすぎてるかも。

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2024/03/04

とても面白かった。 何気ない日常も、思い出の中でキラキラ輝いているものだと感じた。 登場人物みんな個性が立っていて、色々な経験を通して性格や考え方がほんの少し変わっていくことが、素敵だと感じた。 学生のときに読んでおくとより良いと思う、とおすすめされた理由がわかった。

Posted byブクログ