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砂漠 の商品レビュー

4.1

323件のお客様レビュー

  1. 5つ

    119

  2. 4つ

    110

  3. 3つ

    66

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

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2024/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

西嶋、鳥井、南、東堂、僕(北村)の登場人物全てに好感を持てる。西嶋はキャラ強すぎて実際にいたら友達にならないと思うけど、事故後ほぼ喋らなくなった鳥井を西嶋が元気づけるシーン、クリスマスイブに東堂のキャバクラで「俺の友達が選んだ服だから格好いいだろう、大学では友達に恵まれた」と話すシーンは泣ける。友情、青春って感じの小説。男女グループでこんなに綺麗にカップルができるのも小説ならではだと思った。 人生無駄なことに時間を割くのもいいなと思う。麻雀のルールがもっと分かれば更に面白かったな。というか麻雀でああやって人脈を広げるの憧れるな。 最近は殺し屋の話ばかり読んでいたので少しインパクトに欠けたのと、ホストは警察に捕まるという終わり方が少し物足りなかった。人がどんどん死ぬ小説になれている。物騒か と思った2日後また読み返すくらいには、いい小説。また社会の波に揉まれた時は読みたいなあ

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2022/12/30

2回目の読み直し。登場人物みんな好き。こういう友達が欲しいと思うし、こういう人たちに友達になりたいって思われる人でありたいって思う。会話のセンスも相変わらず好き。

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2022/12/27

大学生生活も楽しいことばかりではないなと考えさせられた。全くのフィクションとは捉えられずちょっと重たい気持ちになったので⭐️二つ。

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2022/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

数年ぶりに再読しました! 『マリアビートル』の時も感じましたが、伊坂さんの描かれるキャラは独特なリズム感を持った特徴的なキャラが多いなと改めて思いました(この作品だと西嶋や鳥井だったり)。 麻雀やボーリングをしたりめちゃくちゃキラキラした学生生活!って訳ではないですが、読んでいて「青春だなぁ」と感じました。 大学を卒業してバラバラになってしまった北村達ですが、彼らの絆はずっと続いていて欲しいなと思います。

Posted byブクログ

2022/12/17

⁡ [残す長い本] [ #300ページ以上で残す本 ] __________________ ⁡ 家が狭いこともあり 捨てる本/残す本 を感想を添えて紹介してます☺︎ ⁡ #砂漠 #伊坂幸太郎 ⁡ 刊行年:2010/ ページ数:546ページ/ジャンル:文芸作品 / 国:日本 / ...

⁡ [残す長い本] [ #300ページ以上で残す本 ] __________________ ⁡ 家が狭いこともあり 捨てる本/残す本 を感想を添えて紹介してます☺︎ ⁡ #砂漠 #伊坂幸太郎 ⁡ 刊行年:2010/ ページ数:546ページ/ジャンル:文芸作品 / 国:日本 / 価格:743円 / __________________ ⁡ 伊坂幸太郎ってこんなに熱いんだ。 びっくりした。 ⁡ 伊坂幸太郎がデビューして20年以上経っているらしい。 『オーデュボンの祈り』が出版された時、周りにさざ波みたいに衝撃が広がっていったのを覚えている。 当時って、今よりもみんなが読んでる本というのがあった気がして、たとえばハリーポッターや、ダレンシャン。そういう流れの中で有川浩とか東野圭吾が流行して、そこに伊坂幸太郎が出てきた。 『オーデュボンの祈り』を読んだ時、あまりの衝撃で、小説ってこんな風になるのか、と震えた。 昔から引用魔だった私は、「全てを知ろうとする現代社会」について小論文を書く時にもこの作品を引用した。 ⁡ そこから伊坂幸太郎を離れてしまったのは、「伏線回収」にばかり意識が向いてしまったからだと思う。 私の中で伏線回収の人、とラベリングしてしまって、あまり登場人物や物語の筋に気を払わなくなり、ラベルをはったのを境に読まなくなってしまった。 実はそういう人は多いんじゃないかな、と思う。 ⁡ ただでさえ流行作家のラベルが貼られると、読書オタクはその本を読まなくなる。ちょっとしたかっこつけみたいなものだ。 ⁡ だから今回あらためて勧められて、読んでみて、びっくりした。 伏線回収なんかおまけだ。 本筋は、熱い西嶋という男がいかに周囲を動かしていくか、という話で、あまりにもどこかにありそうな大学生活を描いている。 何か大きな出来事が人生に影響を与えるのではなくて、自分まで熱くなれるような人間関係を持つことができることこそが、人生にとって大事なのだ。 それこそ、砂漠に雪を降らせるみたいに。 ⁡ 西嶋に会えた主人公も、まわりの人たちも、幸せだ。誰かの人生を変えられる力を持つ人に出会える人生って、何よりも幸せかもしれない。 ⁡ 伊坂幸太郎食わず嫌い期の人にこそぜひ読んでほしい。 夢中になってしまうので、読む場所はおのずと道路や、駅の乗り換え途中のホームとか、もうなんかしながら読める場所、になってくると思います。 ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ #読了 #読書 #読書記録 #本棚 #book #本のある暮らし #断捨離 #残す本 ⁡ ⁡ ⁡

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2022/12/15

私にも何か突飛なことができるのかもしれない、 と思うようになるのかな、 と予想しながら読み進めた本書。 読み終わったとき、 ちょうど電車のボックス席に座っていて、 目の前に高校生が二人。 ケータイでずっとゲームしてるより、 もっと生産的な時間の使い方を、、、 と思ってしまう自...

私にも何か突飛なことができるのかもしれない、 と思うようになるのかな、 と予想しながら読み進めた本書。 読み終わったとき、 ちょうど電車のボックス席に座っていて、 目の前に高校生が二人。 ケータイでずっとゲームしてるより、 もっと生産的な時間の使い方を、、、 と思ってしまう自分がいました(⌒-⌒; ) 世代の循環に飲み込まれた感じで嫌やけど(⌒-⌒; )

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2022/11/29

大学生の4年間、もっと勉強しておけば、、もっと遊んでおけば、、、戻りたい、、と思うときはいくつになっても時々ある。今がすごく楽しいけれど、もし、モラトリアムになることがあれば、また読み直したいと思えた本でした。常に前進していきたいな。

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2022/11/23

記憶に残る愛すべきキャラクターが出ていた作品は心に残り続ける。砂漠は、数年前に読んだきりだけどいつまでも忘れられない。

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2022/11/11

5人の大学生がさまざまな出来事に巻き込まれながらも、楽しく過ごしていく物語。最後の事件が、それまでのいろんな出来事と繋がっていたりしながら、無茶だけど楽しい大学生活が語られている。 仲間って楽しいよね。

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2022/11/05

西嶋さいこうー!!! 大学生活って長いようで短くって、だからやりたい事を沢山して自分なりに考えていきたい。 なんてことはまるでない。笑

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