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砂漠 の商品レビュー

4.1

323件のお客様レビュー

  1. 5つ

    119

  2. 4つ

    110

  3. 3つ

    66

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

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2023/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

“羨望と安堵” 残り1年を切った私の大学生活。 何かやりたいこと、やり残したことはないかと読み始める。 『学生時代を思い出して、懐かしがるのは構わないが、あの時は良かったなと——、 と逃げるようなことは絶対に考えるな』 こう思わないためには、社会人生活を充実させなきゃいけない。 今が十分楽しい。 なので、とても難しく思うが。 作中、登場人物が片腕を失う。 もし私が体の一部を失う、身体に障がいを負って生きることになったらと考えた。 一生普通にはなれないのか。 常に周りからの視線を感じながら生きるのか。 それには慣れるのかもしれない。 大事なのは、どう立ち直り、それからどうするかだ。 結果、彼らを羨ましく思う点がありつつも、いい大学生活を送れていると思った。 サークルで合宿やイベントを楽しんで、友達と色んな旅行に行って、 会いたい人と会えて、友達と飲みつぶれて、恋愛もした。 色んな思い出を回顧したが、どれもいい思い出で、 当然忘れたところにある思い出もある。 何を思ったか。 それは、周りに恵まれたということ。 ありがとう。。

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2023/05/09

10年ぶりくらいに読了。当時は学生だったからか西嶋から発する言葉に胸が刺さりまくったんだけど、今はそんなことはまるで無い笑。 砂漠に慣れてしまったのか、悲しい。。 言葉のチョイスはこの時が好きだった。

Posted byブクログ

2023/02/09

分かってたけど、伊坂幸太郎に求めているもんではなかったな。分かってて手を出した自分が良くないんだけどね。アヒルと鴨のコインロッカー読んだ後やったから、こんな話も書くんや〜って感想になってしまった。 やっぱ麻雀はやっとくべきやったな、もう少し楽しんで読めたかも。

Posted byブクログ

2023/02/07

私には合わなかったな。 普段ミステリーや叙述トリックばっかり読む私にはとっても物足りなかった。 友達に「こんな青春過ごしたかったと思わない?」って言われたけど、うーんいいかな。 麻雀少しは分かったゾ。

Posted byブクログ

2023/02/06

男子と女子のいるグループっていいよなって昔から思ってた。 高校生の時にそれを実現して楽しくて、この本に出会って大学もこんな感じがいいなあと思ったり、思わなかったり。 私は、女の子とも、男の子とも友達になりたいのかもしれない。 割とみんなそうか。

Posted byブクログ

2023/02/03

なんとも爽やかな読後感でした。 「学生生活なんてまばたきする間に終わっちゃう」 その瞬きするような贅沢な期間を過ごす主人公たち。かなりとんがってる西嶋はじめ、みんな一癖もふたくせもあるようなキャラクターたちで、非日常な日常感に引き込まれました。 社会という砂漠に出ていく前のほんの...

なんとも爽やかな読後感でした。 「学生生活なんてまばたきする間に終わっちゃう」 その瞬きするような贅沢な期間を過ごす主人公たち。かなりとんがってる西嶋はじめ、みんな一癖もふたくせもあるようなキャラクターたちで、非日常な日常感に引き込まれました。 社会という砂漠に出ていく前のほんのちょっとのオアシス。「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」という言葉がほんとに沁みた。 なんてことは、まるでない、ってことはまるでない!

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2023/01/29

「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである。」という学長のセリフが印象的。卒業まで残り短いが、いろいろな人と関わることができる大学生活を謳歌したいと思った。

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2023/01/28

砂漠 / 伊坂幸太郎 社会は砂漠、学生時代はオアシス…。 5人の大学生が絆を深めるお話。伊坂作品の独特の世界観が最高。臨場感の堪らないシーンも、胸を打つ言葉も満載。馬鹿なことに本気になって、みんなが仲間想いで、こんな友達がいたらいいな〜って思った

Posted byブクログ

2023/01/22

登場人物がみんな個性的、魅力的で面白かった 大学生は出会う人もできることも広がる 大学生の4年間はかけがえのない時間だなあって、 気持ちのいい読後感

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2023/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

5人の程良い距離感と焦燥感と爽快感と。西嶋という男の真っ直ぐさ不器用さ熱苦しさは最高にカッコいい!この物語を読んだ上でのラストシーンの学長の言葉が刺さり読後感スッキリ。 大学生になりたての頃に出合い、読書が好きになった思い入れのある一冊。

Posted byブクログ