崩れる脳を抱きしめて の商品レビュー

知念実希人(著者)

2024/11/02

読んだ後、心が温まる良い本でした。
恋心が凄く巧く描写されていて
若い頃、自分が恋をしていた時を
思い出しました。
後半のストーリー展開に
えっ！？と思いながら面白く読めました。
オススメです。

2024/10/21

面白かった。え？え？ああ、そうなるんか。って感じでした。胸が締めつけられて、でも心温かくなるような作品でした。

2024/09/21

良かった。ありえない？ちょっときれいな話かもしれないけど、なんか良かった。私もコンプレックスというか、縛られていたものがあったかもと最近思う。

2024/09/13

広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性ユカリと出会う。
外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていくー。
実習を終え広島に帰った碓氷にユカリの死の知らせが届く。彼女は死んだのか？ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜を彷徨う。
驚愕し、感動する、恋愛ミステリー！

(先生にオススメしてもらい、読んだ本です。
驚いたり、感動したり、悲しくなったり、せつなくなったり、怖かったり、嬉しかったり…一言では感想を言い表すことのできない作品でした。
読み始めると、先が知りたくてたまらず、どんどんページをめくってしまいました笑！
このひと作品で、こんなにも沢山の感情が読んでいて出てくるんだ！と驚きました。ぜひ！)

2024/08/06

最初は単純な物語かと思ったが、後半の畳み掛けは凄かった。

特にラストのどんでん返しは一気に物語を読み込んでしまうほどだった。

2024/07/30

とても良かった。

次々に展開していく先の読めない物語にぐいっと惹き込まれた。

また、ユカリと蒼馬それぞれを縛る過去、恋心、相手を想う感情、胸を震わせられた。

人間ドラマ、そして、ミステリー。
この２つが高レベルで両立されていて良かった。

☆5.0

2024/06/19

　最後の展開にびっくりしたが、ミステリーの中で終末医療を語ることができるのに感動した。
　死期が近い人を好きになるのは、相当な覚悟が必要なはず。当事者になったことがないから分からないが、死期が近い本人よりも、その人を好きになった、これから生きていく人のほうが辛いのではないかと考えている。一緒に過ごす時間が長くなるほど、失った時の悲しみが大きくなることは自明なので、その人と距離を取るというのも一つの方法だ。けれど、今までの自分の苦労を捨てて、残り時間が少ない愛する人と共に過ごすことを選択したハッピーエンドに心温まった。

2024/04/29

吸い込まれるようにストーリーに引き込まれました。
予想していたラストではなく驚きの連続でした。
他の著書も読みたいです。

2024/04/10

たまたま、小川糸さんの「ライオンのおやつ」に続けて本作を読んだ。意に反して余命いくばくもない状況に置かれた時に、残りの時間をどう過ごしていくのか。はからずも考え続けることになった。
生きていくうちに何かにとらわれてしまうこと、その軛から解放してくれる人と出逢えた幸せと新たに見えてくる世界、一緒にいることが全てに優先する毎日。ミステリーとしての楽しみはもとより、恋の物語として心に残った。

2024/03/25

互いに仲を深める恋愛パートの前半、想い人の正体に迫る謎解きパートの後半。理路整然とされていて兎に角読みやすい作品だった。
自分はあくまで純な恋愛メインの小説として読んでいたので、ミステリ部分に愛憎こみのドロドロや入り込んだ複雑さが無く、すっきりとした構成で良かった。
ミステリ読むぞと意気込んで読んでしまって、肩透かしを喰らう人はいるのかも。。