崩れる脳を抱きしめて の商品レビュー
読みやすくあっという間に読了。恋愛部分が強め。恋愛が苦手な研修医、不治の病で大金を相続した美女とその遺産を狙う親族。ありがちな設定が多すぎて、きっとこうなるんだろうなと予測できる展開のまま話が進むので、ミステリーとして読むと物足りないかな。
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2017年刊行にびっくり、出た当初から読みたいな〜と思いつつ何だか忘れて後回しにしてたらもうそんなに経っちゃったの… わかりにくい表現も難しい言葉も特になく、かなり読みやすい文章でスラスラ読めた!なるほどそうきたか〜とはなったものの、恋愛系があまり刺さらず、でもラストはこの終わり...
2017年刊行にびっくり、出た当初から読みたいな〜と思いつつ何だか忘れて後回しにしてたらもうそんなに経っちゃったの… わかりにくい表現も難しい言葉も特になく、かなり読みやすい文章でスラスラ読めた!なるほどそうきたか〜とはなったものの、恋愛系があまり刺さらず、でもラストはこの終わり方いいな〜好きだなあ〜と思いました。 死神シリーズのレオとクロが出るとこはなんだか嬉しくてにやにやとしながら読みました♪
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物語の先が分かりすぎるかなと感じました。ミステリーというよりかは恋愛要素が強めです。 面白さは少ないですが、少し違った恋愛小説やミステリー小説に挑戦したい方にはおすすめです。
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前半、タルい恋愛物語かと中途離脱しようとしたが、帯に3回騙された!とあったので、きっとこの後何かあるはずと【我慢して】読み進めた。 後半3分の1くらいで、劇的に展開した。 面白いか…と言えば、前半でやめなくてよかったとは思うが…
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父親の失踪で貧乏な生活を余儀なくされ 稼ぐことだけを目的に自分を追い込む青年、碓氷蒼馬。 過去に縛られ、人としての心を持つ余裕さえない。 そんな蒼馬の人生がミステリーを絡めながら描かれる。 大きく二つの章に分けられる。 最初の章では、患者・ユカリとの出会いと 蒼馬の父親失踪の謎...
父親の失踪で貧乏な生活を余儀なくされ 稼ぐことだけを目的に自分を追い込む青年、碓氷蒼馬。 過去に縛られ、人としての心を持つ余裕さえない。 そんな蒼馬の人生がミステリーを絡めながら描かれる。 大きく二つの章に分けられる。 最初の章では、患者・ユカリとの出会いと 蒼馬の父親失踪の謎解きが語られる。 ユカリと接するうちに心がほぐれていく蒼馬。 蒼馬の語りから、失踪の謎を解明するユカリ。 断片的だったものが見事に繋がり、 トラウマになっていた父親の記憶から 解放される蒼馬。 そして二つ目の章では、蒼馬が謎解きに挑む。 研修を終えて戻った蒼馬にユカリの死が知らされる。 しかし、その死を不審に思った蒼馬。 ユカリの謎を解くために奔走する。 ちょっと手の込んだカラクリに 「ん? え~っ!」とつい声が出てしまう。 最後は、生きるとはどういうことなのか という問いかけに答える形で終わるこの作品。 ミステリーとしても 一人の青年の人間ドラマとしても じゅうぶん 読み応えがありました。
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じんわり優しい話でした。最後の20Pで、こんな話になることは予想できませんでした。人の心が融解していくシーンはとても感動的でした。ユカリさんが幸せになったのであれば、何より。納得いく一冊でした。
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世界に明日の保証はない。もちろん過去の保証もない。あるのは今この瞬間、存在を意識できる今この時だけ。だからこそ、わたしは今を連続させてこの世に足を着く。いつか脳が活動を停止するその日まで。
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初期研修で神奈川県の療養型病院に訪れた医師碓氷(うすい)が物語の主人公。 最悪の脳腫瘍を患う、患者の湯狩(ゆがり)と、医師と患者の関係から、徐々に仲を深めていく。そんな、湯狩に想いを告げようとするが、寸前で湯狩に止められ、碓氷は所属する広島の病院に戻る事に。 広島に戻った数日後に...
初期研修で神奈川県の療養型病院に訪れた医師碓氷(うすい)が物語の主人公。 最悪の脳腫瘍を患う、患者の湯狩(ゆがり)と、医師と患者の関係から、徐々に仲を深めていく。そんな、湯狩に想いを告げようとするが、寸前で湯狩に止められ、碓氷は所属する広島の病院に戻る事に。 広島に戻った数日後に、湯狩が亡くなったことが判明。しかも、精神的な事が原因で外出できない湯狩は外出中に亡くなっていた。湯狩の死を不審に思った碓氷は神奈川に行き、死の真相解明に乗り出す。 といった物語です。 物語の終盤で完結したのかな?と思いきや、一転物語が覆り、驚かされました。 散りばめられ、ずっと違和感を持っていた伏線もしっかり最後に回収され、爽快感がありました。 ベースが、終末期の医療となっているため、「生」と「死」について考えさせられます。 終末期の方に限らず、私たちは明日生きている保証はどこにもありません。 今この時、一瞬一瞬を大切に生きていかなければいけないと考えさせられました。 作家であり、医師でもある著者にしか描けない、そんな医療•ミステリーでした。
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スピード感ある展開で、とっても面白かった。私にとって初めての恋愛ミステリー?かな。中盤からストーリーが二転三転して『えーどうなってるの~』っと心の中で叫んでた。
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タイトルに惹かれた。崩れる脳‥なんて医師作家の 知念さんならではのタイトルだ。でも、プロローグの2ページがなければ 恋愛小説 と思うような内容で進んでいく。ホスピス病棟にいる美しい患者と研修医。崩れる脳とは彼女のことなのか?そう思って読み進めていく。 プロローグでは「僕の前から...
タイトルに惹かれた。崩れる脳‥なんて医師作家の 知念さんならではのタイトルだ。でも、プロローグの2ページがなければ 恋愛小説 と思うような内容で進んでいく。ホスピス病棟にいる美しい患者と研修医。崩れる脳とは彼女のことなのか?そう思って読み進めていく。 プロローグでは「僕の前から彼女を消した犯人」を探し当てた所から始まる。不穏な出だし。このプロローグに至るまでの過程が面白かった。恋愛の描き方にぎこちなさはあるものの、後半のミステリーらしい展開はページが進んだ。
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