君たちはどう生きるか の商品レビュー
地球規模、宇宙規模でみると一人一人の人間は小さな存在だけど、それぞれが社会の一旦を担っている自覚を持ち、その責任を持つことで、世界全体として今よりも素敵な世界を作り上げることにつながる。 --------- 斜に構えないではいられないテーマなのに、 自分に浸透するような感覚に陥る...
地球規模、宇宙規模でみると一人一人の人間は小さな存在だけど、それぞれが社会の一旦を担っている自覚を持ち、その責任を持つことで、世界全体として今よりも素敵な世界を作り上げることにつながる。 --------- 斜に構えないではいられないテーマなのに、 自分に浸透するような感覚に陥る。 人のガードを下ろさせる著者の表現力?人間力?すごい。 もしかしたら、10代の頃の自分であれば綺麗事ばかり、理想ばかり語られた本だと、感じてた可能性はあるけど、自分なりの人生観を深めれば深めるほど、この本に書かれている内容が沁みてくるのかな。
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池上彰さんも子供時代に感動! 日本を代表する歴史的名著が、 マンガ化と同時に読みやすい新装版で刊行! 「ヒューマニズムに根差した良い本は、 時代を超えて人々の心をつかむのです」 (ジャーナリスト/池上彰さん) 1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた、 吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。 今回前書きを書いてくださった池上さんも、 小学生時代に、父親から渡された当初は 読もうとしなかったのですが、気がつくと夢中になって どんどん読み進んでいたと言います。 人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに 自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん 多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。 勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、 昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う 主人公のコペル君と叔父さん。 二人の姿勢には、数多くの生き方の指針となる言葉が示されています。 活字も大きくなった読みやすい新装版で、 ぜひ、色褪せない名作の面白さを堪能してください。 ---- とても話題になっているので読んでみた。 コペルくんも叔父さんもとても立派な人だと思うけど、途中で読むのをやめたくなってしまった。 何というか、あまり刺さってこない。 最後の、友達が上級生にいじめられているのを見て見ぬふりしてしまうくだりは面白かったし、少し考えさせられた。
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昭和の修身の教科書ってこんな感じでできていたのだろうな?でも、遊びや街の様子がさりげなく描かれており、時代を感じながら、良書だと思う。
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子どもに読ませたい本。その通りだ。 コペル君が学校や友人との間で経験したことが、自分の子どもの頃の体験や今の人間関係と重なり、胸をわしづかみにされるところが2回あった。 このようなノートを書いてくれる、話を子どもにしてくれる大人が身近にいてくれたら・・。 「自分はどう生きるか」し...
子どもに読ませたい本。その通りだ。 コペル君が学校や友人との間で経験したことが、自分の子どもの頃の体験や今の人間関係と重なり、胸をわしづかみにされるところが2回あった。 このようなノートを書いてくれる、話を子どもにしてくれる大人が身近にいてくれたら・・。 「自分はどう生きるか」しっかり考えるきっかけになると思う。子どもにいつか読んでもらえるよう、本棚にそっと置いておきます。
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君たちはどう生きるか この問いに答えるのは難しいが、少なくとも「自分が自分を誇れる人間」になりたいと思う 子育てに始まり、色々な人間関係で、激しい後悔や自己嫌悪を沢山感じるということは、きっと正常である証。これからはそれをただ繰り返さずに、反省して、少しずつでもいいから自分を...
君たちはどう生きるか この問いに答えるのは難しいが、少なくとも「自分が自分を誇れる人間」になりたいと思う 子育てに始まり、色々な人間関係で、激しい後悔や自己嫌悪を沢山感じるということは、きっと正常である証。これからはそれをただ繰り返さずに、反省して、少しずつでもいいから自分を変えていくこと、その努力を続けていこう 自分の心が「そうあるべき」と訴えてくる思いをしっかり聞いて行動に移す、そうして自分のことが好きになって、毎日を笑って過ごせたらいいな
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ほぼ全ての章で考えさせられるものがあった。 そしておじさんのノートにはいいことが載っていた。そしてコペル君とその友達の関係もいいと思った。
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後悔からさえも学べることはある。 君たちはどう生きるか。 未来の子どもたちが平和を 感じられる世の中にしたい。
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小学校にあった図書館を思い出すような作品。 子供視点での貧富の差やいじめなどの問題に取り組んでいく。 学びの大事さが丁寧に描かれており、親が子供のころに読んでほしいというのがよくわかる。
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学級文庫にあったら世界平和に近づく読書リストに一つ加わりました。漫画版は小学生で、この本は中学生に読んでほしいし、これを題材に対話とかしてもいいと思う。 火の鳥、ブッダ、ナウシカ、はだしのゲン、モモ、ぽっかぽか に加わりました^_^
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読後、特に印象に残っている好きなところ ・お母さんが、子どもの時の石段の思い出を話しているシーン →あの石段の思い出がなかったら、お母さんは、自分の心のなかのよいものやきれいなものを、今ほどの生かしてくることができなかったでしょう。 ・学校での出来事を知っていてもその事に触れないで、それとなく自分に元気をつけてくださろうとするお母さんの優しさにコペル君が気づいたシーン。 ・春の訪れを知り、地中20センチの茎の水仙に対する、「誰も見ていないところで、黙ってこれだけの努力をしてきた」というコペル君(作者の吉野源三郎さん)の視点。
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