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君たちはどう生きるか の商品レビュー

3.9

243件のお客様レビュー

  1. 5つ

    61

  2. 4つ

    96

  3. 3つ

    49

  4. 2つ

    13

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2023/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中学生くらいの時からずっと読め読め言われていてやっと読みました。新装版だったからかとても分かりやすくスラスラ読めました。様々刺さるフレーズがありましたが、そのうちの1つを書いておきます。 「肝心なことは、いつでも自分が本当に感じたことや、真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えてゆくことだと思う。君が何かしみじみと感じたり、心の底から思ったりしたことを、少しもゴマ化してはいけない。そうして、どういう場合に、どういう事について、どんな感じを受けたか、それをよく考えてみるのだ。」

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2023/08/26

2018年にたいそう売れたという本がこちらの日本語補習校の図書館で借りることができた。 コペル君という昭和初期の中学生が友達との学校生活を通して色々な発見をしていく。そのことについて叔父さんが手紙の形でコメントをしていく。 大人になって当たり前だったり忘れてしまったりした事柄を、...

2018年にたいそう売れたという本がこちらの日本語補習校の図書館で借りることができた。 コペル君という昭和初期の中学生が友達との学校生活を通して色々な発見をしていく。そのことについて叔父さんが手紙の形でコメントをしていく。 大人になって当たり前だったり忘れてしまったりした事柄を、子供に諭す視点で思い出させてくれる。特に「自分の過ちを認め、そのために苦しむことは、それこそ、天地の間で、ただ人間だけができることなんだよ」のくだりはハッとさせられる。 これは良書。

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2023/08/26

あらすじ(マガジンハウスより)人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに 自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う 主人公のコペ...

あらすじ(マガジンハウスより)人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに 自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う 主人公のコペル君と叔父さん。二人の姿勢には、数多くの生き方の指針となる言葉が示されています。 活字も大きくなった読みやすい新装版で、ぜひ、色褪せない名作の面白さを堪能してください。 《全国学校図書館協議会選定図書》 (https://magazineworld.jp/books/paper/2946/) 自分や家族、友人が大きな社会を、そしてその時代を構成する一人であることを意識することで、気付かなかったことに気づけるし、本当に尊敬に値する人やそうではない人が自ずと見えてくる。 時代や言葉の表現は違えど、この本が説く真理は今の時代にも十分に通じる。 まさに自分の生き方、物事の捉え方を省みさせられる内容。 最近映画版(観てない)の映像が一部公開されたけど、全くピンと来なかった。 メッセージ性だけ残して物語?は全く異なるものなのかな。

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2024/06/07

裕福な母子家庭の子どもが、叔父さんと共に人生を考えていきます。大人が読むと、叔父さんのように子どもの生き方を見守り導いたり、補助してあげられる大人すごすぎる、という感想ももれなくついてきます。 児童向けだとは思うのですが、結局大人も子どもも大事なことは一緒だよなあと感じました。ビ...

裕福な母子家庭の子どもが、叔父さんと共に人生を考えていきます。大人が読むと、叔父さんのように子どもの生き方を見守り導いたり、補助してあげられる大人すごすぎる、という感想ももれなくついてきます。 児童向けだとは思うのですが、結局大人も子どもも大事なことは一緒だよなあと感じました。ビジネス書で言えば「思考力」とか「本質を見抜く」になるのでしょうが、大人ってやけに小難しくして偉ぶっているのかもと、大人自体を考えさせられます。

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2023/08/20

児童書 時代背景は昭和初期で今は使われない単語や言葉遣いがあって調べながら読みました。 主人公は中学生 身近で起こるいじめや差別に貧困といった社会問題を中学生なりに考えそれを叔父さんがアセスメントする 彼らなりの素敵な友情が垣間見れたりしてすき もう少し友達の描写欲しかったなぁ…...

児童書 時代背景は昭和初期で今は使われない単語や言葉遣いがあって調べながら読みました。 主人公は中学生 身近で起こるいじめや差別に貧困といった社会問題を中学生なりに考えそれを叔父さんがアセスメントする 彼らなりの素敵な友情が垣間見れたりしてすき もう少し友達の描写欲しかったなぁ…。 君たちはどう生きるか?? 私は私以外の人が笑顔になるように

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2023/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子供向けの倫理の本。何年か前に大ブームになりましたが、大人が読むには薄い内容でした。いい悪いで片付けられないことが、世の中にはたくさんあるので、そういうところも言及した内容ならもっと深みが出たと思います。 また、ずいぶん昔の本なので、一部、男尊女卑の内容を含んでいます。現代の子に勧めるにはイマイチかな。 読んでいて唯一面白かったのは、歴史の話。アレキサンダー大王の本を読んでみたくなりました。

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2023/08/19

どのようなことに心が動いたか 何を成し遂げたか って言葉が印象に残った。 生活してると知らず知らずのうちに優劣つけちゃっう自分が時々やんなる。 少し説教じみて読めてしまう&綺麗事だよと思ってしまう自分もなんだかなぁー もっと素直に読めなかったのかなー

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2023/08/16

コペル君の成長は周囲の環境に恵まれたからこその学びのように感じる。 また、おじさんの存在がなければ、一つひとつの出来事を深く深く考えることはなかったのだろう。 某映画を観たことをきっかけに本書を読んだのだが、 映画の主人公はどの部分で泣いたのだっけな。

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2023/08/12

近所に無駄にデカい『オリンピック』があって、しかし土日にいっても数人しか客いなくって、ああこりゃ潰れるなぁなんて思っていたところ、1階を全面改装して『ロピア』が入ったってことで、今さっきいってきました。駐車場満車なんて初めてでしたよ! まぁたロピアのすごいところは世の流れに逆らう...

近所に無駄にデカい『オリンピック』があって、しかし土日にいっても数人しか客いなくって、ああこりゃ潰れるなぁなんて思っていたところ、1階を全面改装して『ロピア』が入ったってことで、今さっきいってきました。駐車場満車なんて初めてでしたよ! まぁたロピアのすごいところは世の流れに逆らうかのように現金ニコニコ払いなんですよね。余計なもん見せる手間もないんでレジはガラ空きという。なにこれ? っていう本なんです『君たちはどう生きるか』って。しかしこの本を原作(っていうわけじゃないんですね?)とした宮﨑駿の映画の評判がイマイチですね。というか両極端? 駿嫌いの友人(駿映画全部見ているくせに)が公開初日(ぜったい駿好きだと思うわ)に見にいったところ「時間を返せってレベル」と酷評していました。 もすこし涼しくなったら見にいきたいと思っているあたしですが、たぶん宮﨑さん的にはこの本の素晴らしさをふまえたうえで「俺はこう生きてきたわけだが君たちはどう生きる?」って問うているんじゃないかな?  あたしがこの本を読んで思い知らされたのは、ほとんど冒頭、コペルニクスの地動説のところ。子供の頃からああいう世界の価値観がクルっと反転するような激動の時代に憧れてきたのですが、よくよく考えたらまったく今の世界でした。 本当はもう何年も前から準備されてたんでしょうけれど、目に見える形では新コロ劇によって世界の価値観はクルっと変わったわ。「さぁ君たちはどう生きる?」を突きつけられたんだわ。やべぇもう4年近く過ぎちゃったよ。さ、気合い入れて楽しむぞ! ベタなエピソードですが上級生に睨まれた仲間を守るべく結束の約束をしたところいざその段になったら臆病風に吹かれてなにもできなかった主人公君の絶望の場面が微笑ましい。たしかに重要なテーマではあるけれどまぁあたしから子供たちに教えることがあるとしたら「あんまり自分に期待するな」かな。人生重くなっていけない。

Posted byブクログ

2023/08/11

同名の映画を観たのをきっかけに読み始めた 子どもが大人になるにつれて知りゆく世の中の理を教えてくれる作品 この年齢で読んでも得るものは多く面白かったが、できれば中学生くらいの頃に読んでおきたかったなとも思った 将来、自分に子どもができたら読んでもらいたいなと思う

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