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君たちはどう生きるか の商品レビュー

3.9

243件のお客様レビュー

  1. 5つ

    61

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2018/04/14

道徳の教科書のようでしたが、良書でした。石段の、お母さんの話のところが良かった。それでも、なかなか、同じような後悔を繰り返してしまったりするけれど。

Posted byブクログ

2018/04/01

漫画の方はどこかで読もうと思っていたところ、思いがけずまわってきたので読んでみた1冊。時代背景が少し昔になるけど、大切なことはあまり変わっていないし、こういうことを教えてくれる大人がまわりにいる人は幸せだろうと思いました。人として大切にするべきこと、というだけでなくナポレオンやア...

漫画の方はどこかで読もうと思っていたところ、思いがけずまわってきたので読んでみた1冊。時代背景が少し昔になるけど、大切なことはあまり変わっていないし、こういうことを教えてくれる大人がまわりにいる人は幸せだろうと思いました。人として大切にするべきこと、というだけでなくナポレオンやアレキサンダー大王がなし得た歴史的な事実いがいの中身の話は、そういう視点で他の歴史上の人物も考えてみるとおもしろいですね。自分のかけている時間とその活動量をどうこの先使っていくべきか、考えさせられる1冊でした。

Posted byブクログ

2018/03/29

第二次世界大戦前に書かれた青少年向けの「生き方」を問う書。マンガ版が出版され注目されている。本書はそれに伴い新版として出版された本である。 時代背景等は現代とは異なるが、いじめに立ち向かう人間としての倫理観、貧困等社会の中の問題にどのよう対処していくべきか…いつの時代でも起こりう...

第二次世界大戦前に書かれた青少年向けの「生き方」を問う書。マンガ版が出版され注目されている。本書はそれに伴い新版として出版された本である。 時代背景等は現代とは異なるが、いじめに立ち向かう人間としての倫理観、貧困等社会の中の問題にどのよう対処していくべきか…いつの時代でも起こりうる普遍の問題である。 物語として話は進んでいくが、実際に読者はその立場になった時、どう行動するか、これから先の人生をどのように考えて生きていくか、読者に考えさせるのである。 とても読みやすく古さを感じさせない、いつの時代でも起こりうる問題を丁寧にわかりやすく提示している。 このような良書が日本で、今も読み継がれているということをうれしく思う。

Posted byブクログ

2018/03/21

子どものための哲学書・道徳書とあるけれど、大人が読んでもハッとさせられたり、考えを正すきっかけをくれる本だと思う。 読みやすい分、手を止めて胸に刻みながら読みたい。

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2018/03/11

普段自分が考えてない視点の事をコペル君と叔父さん、友達が話す内容やった!! 友達との約束を破った所とか、仲直りの話は個人的に好きやったなぁ。僕はすぐに謝ると思うけど笑

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2018/03/07

コペルくんは僕にとって息子に重なります。 息子に人として立派な人間になって欲しい。 叔父さんに託した思いは如何許りかと思います。 本書はコペルくんと叔父さんの会話とノートから成り立ってます。 僕は息子に色々教えていますが上手く伝わってるのか。 とにかく息子に読ませたい本です。

Posted byブクログ

2018/02/22

道徳の資料として非常に良いとの評判を聞いて読みました。確かに道徳的な考えさせられる内容でした。特に各主人公の体験や考えに対して大人である主人公の叔父さんから新しい問題提起を将来読ませるための日記として書いてあるのは、主人公の体験をどのように捉えればいいのかという指針になります。

Posted byブクログ

2018/02/22

戦前に刊行された子供向け教養書の新装版。 旧制中学校を舞台に、父を失った主人公「コペル君」が叔父の指導の下、自己と社会の関係を見て、考え、自律的に生き始めるまでを描く。 自分の気づきを真面目に綴っていくコペル君は、学校の中でアウトプットを求められる今の児童・学生にとってのロールモ...

戦前に刊行された子供向け教養書の新装版。 旧制中学校を舞台に、父を失った主人公「コペル君」が叔父の指導の下、自己と社会の関係を見て、考え、自律的に生き始めるまでを描く。 自分の気づきを真面目に綴っていくコペル君は、学校の中でアウトプットを求められる今の児童・学生にとってのロールモデルになるのかもしれない。 今につながる部分もあるせいで、今の子供にとってとっつきにくい描写はありつつも受けているのかな。 決して悪い本ではないのだけれど、この手の本は現役の人間が書いた本を読んで欲しいのであえて評価は低めにしました。 糸井重里や池上彰といった著名人のふわっとした評価を武器に売り出しているのも、この本の趣旨とちょっと違う気がする。 初出が日本少国民文庫というシリーズの一冊として刊行されたものなのだけれど、叔父さんの助言の中で、割と露骨に文庫の本をセールスしているのも面白かった。

Posted byブクログ

2018/02/23

*肝心なことは、世間の目よりも何よりも、君自身がまず、人間の立派さがどこにあるか、それを本当に君の魂で知ることだ。~自分自身が心から感じたことや、しみじみと心を動かされたことを、くれぐれも大切にしなくてはならない。 *自分のしたことは、誰が知らなくとも、自分が知っていますし、た...

*肝心なことは、世間の目よりも何よりも、君自身がまず、人間の立派さがどこにあるか、それを本当に君の魂で知ることだ。~自分自身が心から感じたことや、しみじみと心を動かされたことを、くれぐれも大切にしなくてはならない。 *自分のしたことは、誰が知らなくとも、自分が知っていますし、たとえ自分が忘れてしまったとしても、してしまった以上、もう決して動かすことはできないのです。自分がそういう人間だったことを、あとになってから打ち消す方法は、絶対にないのです。 「君たちはどう生きるか。」 最後の一文に対して、自然と自分の考えが湧き出てきた。 自分の心に素直に生きようと思った。人目を気にせず、自分が正しいと心から思ったことに素直に従ってみようと思った。コペル君の日常を通して、人として大切なことを改めて教えてもらえた。子供だけでなく、大人にとっての道徳的な物語だ。特に間違いをどうにか言い訳して弁明して、自分は間違っていなかったと肯定したい心の動き。大人になってもある。人は醜い生き物だと思った。過ちを認めて、正しい自分を追求していくことが人としてあるべき姿だ。

Posted byブクログ

2018/02/21

素晴らしい児童書!子ども時代に読んだ記憶がない。お母さんの石段の思い出が印象に残る。 心の中でやろうと思ってもやらなかったこと、やれなかったことなんて数えきれないほどある。電車の中で席譲るとか‥。 どう生きるか?人生半分くらい生きてきてそう問われたら、なんて答えよう? それを考え...

素晴らしい児童書!子ども時代に読んだ記憶がない。お母さんの石段の思い出が印象に残る。 心の中でやろうと思ってもやらなかったこと、やれなかったことなんて数えきれないほどある。電車の中で席譲るとか‥。 どう生きるか?人生半分くらい生きてきてそう問われたら、なんて答えよう? それを考えるのも楽しいかも。

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