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漫画 君たちはどう生きるか の商品レビュー

3.9

728件のお客様レビュー

  1. 5つ

    197

  2. 4つ

    249

  3. 3つ

    193

  4. 2つ

    33

  5. 1つ

    9

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2025/02/16

図書館で見つけ、映画「君たちはどう生きるか」の原作か何かかと思い読み始めた。 最後の吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」のフレーズを読み、「難しい。」と感じたのが素直な感想。この本での学びを落とし込めていないため難しいという感想になったため、このメモで落とし込んでいきたい。...

図書館で見つけ、映画「君たちはどう生きるか」の原作か何かかと思い読み始めた。 最後の吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」のフレーズを読み、「難しい。」と感じたのが素直な感想。この本での学びを落とし込めていないため難しいという感想になったため、このメモで落とし込んでいきたい。 来年から社会人になるため、会社に入って会社色に染められる前に、自分自身について知りたい、自分の軸やマインドセットを確立したいと思っている時期であるため、コペルくんが起きた出来事から考えたことを記している点が自分と重なった。私も1つの出来事から10のことを考え、その都度自分のモノにしたいと思った。深く考えるにはコペルくんのおじさんのように、他人の意見も必要だと思った。 1番心に残っている点は、天動説と自己中心的な人間を重ねて表現している点。地動説のように考えることができている人間は少ない。子供から大人になるに連れて自分中心から自分は社会の一部だという考え方に変わっていく。私はまだ天動説の心を持っているため、地動説に切り替わってもいい頃だと思う。一方で、自分の人生なのだから周囲の意見や視線を気にしてばかりではいけない、やりたいことをやりたい時にやるべき、という考えも捨てられない。この本でおじさんは「自分ばかりを中心にして、物事を判断してゆくと、大きな真理を知ることができない」と述べている。こちら側の意見も心に留めつつ、他人に迷惑をかける天動説はよろしくはないが、自分を主人公にして人生の小説を書く勢いで人生を生きるのはいいことではないかと考える。 人間は分子構造のように網目状に広がっている。顔も知らない他人ではあるが関係を持っている人間たちと争うのではなく、お互いに好意を尽くし合うことが本当の人間関係。忘れたくない考えなので記しておく。海外で生活すると、日本よりもみんなフレンドリーで、周囲の人みんな友達であり、誰に話しかけてもいい文化であることに気づく。特にキリスト教徒の人は、隣人愛の精神があるため、たとえ他人でも親切に接する心構えに感銘を受けた。一方日本は良くも悪くもパーソナルスペースを大切にし、互いに干渉しない。この文化も素敵だし、日本で生きる上では同じ文化を持たないと生きづらいため尊重するが、心の中では他人を他人と捉えず仲間と捉えられるようになりたいと考える。 自分の生き方を決定できるのは自分だけ。「君たちはどう生きるか」に対して私は、「自己成長」と答える。 自分の価値を高めながら人生を歩みたいと思う。

Posted byブクログ

2025/02/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

本当に名作。 けど漫画にしたことで内容削ぎ落としてる分、おもしろさは半減している。人生のなるべく早い段階で全ての人が読んでほしい。

Posted byブクログ

2025/02/12

古くからある名作と聞いていたので、図書館で見つけて読んでみた。 もっと若い時に読みたかった…! 主人公のように中学生の頃では早過ぎるかもしれないが、社会人になるまでには読んでおきたかったと思うほど、世の中のことや自分の生き方のことについてよく考えられる本だった。 社会人になって...

古くからある名作と聞いていたので、図書館で見つけて読んでみた。 もっと若い時に読みたかった…! 主人公のように中学生の頃では早過ぎるかもしれないが、社会人になるまでには読んでおきたかったと思うほど、世の中のことや自分の生き方のことについてよく考えられる本だった。 社会人になってから自分の世間知らずな考え方に恥をかいたこともあったので、この本にもっと早く出会っていたらもう少しよかっただろうかと考えてしまうほど。 登場人物の叔父さんのように、子どもたちに世の中に対する様々な見方を与えたり、生き方について考えるきっかけが少しでも与えられたりするような人間に自分もなれたらと思う。 漫画で描かれている部分も多いのでとても読みやすいが、その後に文章で解説があるので、個人的には頭の切り替えをしなければならず少々読みにくさを感じた。 活字だけの方を読むのでも良かったかも。

Posted byブクログ

2025/02/12

2025/02/12 •最後の章がよかった。 人間は正しい道に従って歩いてゆく力があるから、こんな苦しみもなめるのだと。 思ったより、ハッとさせられる言葉があった。 •誰かのためにっていう小さな意志が繋がって、私たちの生きる世界は動いている。 この言葉も素敵。 •私が日々生み...

2025/02/12 •最後の章がよかった。 人間は正しい道に従って歩いてゆく力があるから、こんな苦しみもなめるのだと。 思ったより、ハッとさせられる言葉があった。 •誰かのためにっていう小さな意志が繋がって、私たちの生きる世界は動いている。 この言葉も素敵。 •私が日々生み出しているものってなんだろう。考えていきたい。

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2025/02/04

歳を取ったから、仕事をしているから、子供を産んだから、立派な大人になったと思い込んでいたけれど、まだまだそんなことないと気付かされた。もう一度読んで、自分にとって「立派な人間」とは何か、言語化してみたいと思います。

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2025/01/27

漫画の部分はすらすら読めるけど、おじさんの手紙の部分はなんだか、よくわからなくてやっと読み終わった。それで、もう1回読見直した。2回目は、コペルくんの行動とおじさんの手紙のつながりが、まあまあ理解できた。ナポレオンについては、英雄ということしか知らなかったので、おじさんの手紙を...

漫画の部分はすらすら読めるけど、おじさんの手紙の部分はなんだか、よくわからなくてやっと読み終わった。それで、もう1回読見直した。2回目は、コペルくんの行動とおじさんの手紙のつながりが、まあまあ理解できた。ナポレオンについては、英雄ということしか知らなかったので、おじさんの手紙を読んで、ふぅーん、そうなんだとわかった。おじさんの手紙は中身が深くて、読めば読むほどいろいろな解釈ができるんだろうなと思った。

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2025/02/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

・コペルの子供らしい悩みに対する、おじさんのアドバイスが非常にタメになる点が多い ・すべては分子の集まり  ⇒自分は世の中の一部でしかない。中心ではないという視点を持つ  ⇒俯瞰的に自分自身を見る  ⇒「自分が正しい」と思い込みは避ける考え ・ガッチンを守れないコペル  ⇒アドラー心理学に通ずる、自分で自分を決定する   相手がどう思うか?という余計なことは考えないようにして決定する  ⇒ここのおじさんのアドバイス方法が良かった。相手に考えさせる発言

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2025/01/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

繰り返し読みたい本。 小さい時に抱えた経験やその時に感じた感情を コペル君が葛藤しながら、おじさんの考えを取り入れながら成長していく様子をみると なんだか懐かしい感情になった。 もっと早く読みたい本だった 要約アプリから↓ ・世の真理を学ぶためには、自己中心的な考え方だけでなく、自分を世の中の構成員の一人としてとらえるような俯瞰的な視点を獲得しなくてはならない。 ・過去の偉人の言葉や行動をなぞるだけでは、「立派そうな人」にしかなれない。自分自身の経験を重視し、そこから何を感じたかを深く考えることが、真に立派な人になるための道である。 自分自身の過ちを認め、そのために苦しむことができるのは人間だけである。人間は自分で自分の行動を決定する力をもち、それゆえ過ちを犯すが、だからこそ過ちから立ち直ることができる。

Posted byブクログ

2025/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近ことごとく身につまされるストーリーにふれるのは、それだけ歳を重ねてきたからか。想像力の欠如は危機感を鈍らせ、後悔にぶち当たる。ただ、もうそれは変えられない。変えられない事実は考えても仕方ない。余計な感情にあしをとらえて本質を見失う。 同じ過ちをするものかと

Posted byブクログ

2024/12/27

▼吉野源三郎さんの本を、もうかれこれウン十年「いつか読みたい」こころの積読だったんですが、ついコミック版を読んでしましました。 ▼おもしろかったです。油揚げ事件、など友人との間で自尊心が擦れ動く十代の自意識が良く描かれてる物語でした。絵柄も好きでした。

Posted byブクログ