漫画 君たちはどう生きるか の商品レビュー
話題になっていたので、本当は原作を読みたかったけれど とりあえず漫画で。 漫画なので読みやすかったですね。主人公の周りでおこる、中学生にとって重大で、でもこの時代から今現在まで数多く起こってきた事件たち。 いじめ、ヤングケアラー、上級生とのいざこざ、そして約束を破ってしまったこと...
話題になっていたので、本当は原作を読みたかったけれど とりあえず漫画で。 漫画なので読みやすかったですね。主人公の周りでおこる、中学生にとって重大で、でもこの時代から今現在まで数多く起こってきた事件たち。 いじめ、ヤングケアラー、上級生とのいざこざ、そして約束を破ってしまったことによる友情の亀裂。 今も昔も変わらない。でも、そこで主人公は「深く考えること」をして 大人でもハッとするようなことに気付く。 自己中心的に生きていないか? 排他的に生きていないか? 信念を持って生きているか? 色々なことを考えさせられる名作でした。
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(2020/2/5) 小学校に上がった時に、父にこの本の原作を手渡された記憶がある。 今回漫画版を読んでみて、、、 記憶は全くない。 しかし、この漫画に描かれている少年の心の葛藤、 人のつながり、貧困、差別、友情、裏切り、勇気、 こういったものは心の奥のどこかに染みついているよう...
(2020/2/5) 小学校に上がった時に、父にこの本の原作を手渡された記憶がある。 今回漫画版を読んでみて、、、 記憶は全くない。 しかし、この漫画に描かれている少年の心の葛藤、 人のつながり、貧困、差別、友情、裏切り、勇気、 こういったものは心の奥のどこかに染みついているような気がする。 子供の成長のために書かれたこの本だが、 今の大人が読んでも十分な内容。 質問者を嘘つき呼ばわりする某国の総理大臣に読ませたい。 漫画なのであっさり読めるのかと思いきや、 叔父さんからコペル君への手紙はおそらく原文のまま。 結構読みでがあった。 もう一度原作を読んでみようかな。 実家の本棚にあるはずだが、、、 1937年に書かれた本。 全く古びていない。 https://s.magazineworld.jp/books/kimitachi/ 1、へんな経験 ものの見方について(おじさんのノート) 2、勇ましき友 前編 3、勇ましき友 後編 真実の経験について(おじさんのノート) 4、ニュートンの林檎と粉ミルク 人間の結びつきについて(おじさんのノート) 5、貧しき友 人間であるからには(おじさんのノート) 6、ナポレオンと4人の少年 偉大な人間とはどんな人か(おじさんのノート) 7、雪の日の出来事 前編 8、雪の日の出来事 後編 9、石段の思い出 人間の悩みと、過ちと、偉大さとについて(おじさんのノート) 10、凱旋 11、春の朝
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1937年の作品を2017年に漫画化した作品。 人としてどうあるべきか… なかなか興味深いテーマだった。 最近人としてどうあるべきかを考えることが多い。 別に私自身たいそうな人間ではないけれど、 自分の意思で動き、考え生きてきたつもりだ。 コミュニケーション能力も別に高くはないけれど、 人の話に耳を傾け、敬意を払い、礼をつくしてきたつもりだ。 あたりまえの事だと思っていた。 でも違った。 人を蔑むことなく、敬意を払い、対話を繰り返していきたいと思う。 君たちはどう生きるか 私はこれからどう生きようか…
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大学生の息子が、『悩んだり躓いたりした時に読み返す本』と、私に紹介してくれた事がきっかけで読む事に。 主人公・コペル君が、『イジメにどう向き合うか』を軸に人間の悩みや過ちについて考え成長していく物語。中学生の話だけど、しがらみの多い大人の社会でも往々にしてある事で、生きて行く上...
大学生の息子が、『悩んだり躓いたりした時に読み返す本』と、私に紹介してくれた事がきっかけで読む事に。 主人公・コペル君が、『イジメにどう向き合うか』を軸に人間の悩みや過ちについて考え成長していく物語。中学生の話だけど、しがらみの多い大人の社会でも往々にしてある事で、生きて行く上で何が大切なのかを考えさせられる深い内容であった。 誰にでも失敗や後悔がある。それが明るみになった時どう向き合うかが大切。そして過ちをポジティブな勇気に変換する習慣が重要である事を学んだ。 読了後、息子と『どう生きるか』について語り合った。答えの無い問題に直面する息子の悩みや思いが、少し理解出来た気がして良かった。たまには親子で哲学的な会話もいいですね、笑。
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人間を分子だと思ったことはあったが、人間を地動説と天動説に置き換えいるのが分かりやすかった。 自分もついつい天動説のように考え、自分の課題を大きいものとしてとらえ、落ち込んだりしているが、自分中心の考え方を抜け、自分を正しく判断していきたいと思った。
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以前からタイトルが気になっていて、今回はマンガ版かあったので読んでみました。どう生きるのが良いのか、歳を重ねた今でもよくわかりません。毎日毎日考え続けてます。
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漫画とノートで区切られていて、とても読みやすくなっていた。 この本を作る過程を描いた作品だったのですね。 常に自分の体験から出発して正直に考えて行け。 原点はここで、これを行動にうつし続ける。 それがこの本で言う、立派な人間になる方法で さて、あなたはどうしますか?
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『立派に生きる』とは何かを考えさせられる作品。 大人になった今も、『君たちはどう生きるか』の答え探しを続けているなと感じた。 7月に産まれる子供にも読ませたい作品でした。
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古本屋でふと見つけて、買ってみた 読み終わるまでに半年くらいかかった そうだな…、自分が普通に育つ子どもだったらとても感銘を受けていただろうなと思うし、そういうひとたちのための話なのだと言うのが分かるので、それで良いと思う ただ、少し呑気だな、楽観的すぎやしないかと思ってしま...
古本屋でふと見つけて、買ってみた 読み終わるまでに半年くらいかかった そうだな…、自分が普通に育つ子どもだったらとても感銘を受けていただろうなと思うし、そういうひとたちのための話なのだと言うのが分かるので、それで良いと思う ただ、少し呑気だな、楽観的すぎやしないかと思ってしまうのは大人になったからだろうか? あるいは、自分がこのくらいの年齢の頃、あまり環境に恵まれていなかったので、どう生きるか以前に、どう生き延びることを考えなきゃいけないような状況(いじめとか、家庭の不和とかそう言ったもので割と精神疾患スレスレ?)だったから、だろうか? 罪の話はとても心を打たれた が、そういうわけで、そこまでは印象に残らなかったかな…
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子どもだけでなく大人も、いかに生きるか考えさせられる。コスパとかタイパとか、損得が選択の基準になる昨今だけど、立派に生きるには?と、あらためて自分に問い掛けたくなる。 大人の姿を見て子どもは育つから、身につまされるなぁ〜。
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