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院長選挙 の商品レビュー

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33件のお客様レビュー

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2019/08/28

大学病院の院長選挙を面白おかしく描きながら、もしかして現実にも?と思わせる話の連続で、ただ面白かったでは終われないシュールさが上手い。 第6章コメディカルは、特に興味深い章でした。

Posted byブクログ

2019/08/22

大学病院の内側ってほんとうにこんなふうなんでしょうかって思うくらい診療科同士が反目しあう様子が描かれています。最後にはあれまっ、と思うような展開もあり、それなりに楽しく読めはするのですが、盛り上がりに欠けるというか、一本調子というか、引き込まれるようなオモシロさはなかったです。

Posted byブクログ

2019/06/12

大学病院の世界を面白おかしくまとめてるところは良いが、ちょっとドタバタが過ぎるのと最後がなんとも呆気ない。あまり深く考えず、娯楽作として読むとなかなか楽しめるかもしれません

Posted byブクログ

2018/10/15

白い巨塔ならぬ面白い巨塔(笑) 院長の突然死により、次期院長の座をめぐり、私利私欲にまみれた副院長四人の幼稚な戦いが繰り広げられます。こんな大学病院がホントにあったら、誰も診察をうけたくないなぁっと思ってるけど、実は案外当たり前なのかも(^^; 最後の顛末は・・・ですが、医学部卒...

白い巨塔ならぬ面白い巨塔(笑) 院長の突然死により、次期院長の座をめぐり、私利私欲にまみれた副院長四人の幼稚な戦いが繰り広げられます。こんな大学病院がホントにあったら、誰も診察をうけたくないなぁっと思ってるけど、実は案外当たり前なのかも(^^; 最後の顛末は・・・ですが、医学部卒の著者らしく、専門用語の応酬に疲労感はいっぱいです(笑)

Posted byブクログ

2018/07/06

なんともくだらない笑 作者が医師ってことはまるっきりナイって話でもないのか・・・ コメディカルの話の薬剤師の話は「ああ笑」ってのはある。 見た名前の処方ミスがあったとき、ちゃんと訂正してくれたけど笑

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2018/07/02

お医者さん、、、特に大学病院のお医者さんへの偏見で構成された小説、、、と言いたいところですが、これが偏見100%のフィクションなのか、はたまた実はノンフィクションなのかはなんとも言えないところですね 偏見というよりも以前から語られてきた大学病院のステレオタイプイメージをユーモア...

お医者さん、、、特に大学病院のお医者さんへの偏見で構成された小説、、、と言いたいところですが、これが偏見100%のフィクションなのか、はたまた実はノンフィクションなのかはなんとも言えないところですね 偏見というよりも以前から語られてきた大学病院のステレオタイプイメージをユーモアたっぷりにこれでもかと塗りたくって作られた小説という感じか ジワリとミステリー的な要素も含まれていますが、そこは全く注目すべきところではないと言えるだろう(と言ったら失礼かw) ひたすら大学病院のブラックユーモア小説として楽しむのが本作を読むのに正しい読書姿勢ではないかと思われる まぁ白い巨塔を始めとするドラマの影響ですかねきっと 実は私は白い巨塔は見たことがないのですがね さてストーリー 大学病院の院長が突然亡くなったので、時期院長を選挙で決める事になる 副院長が4人いて、選挙は彼らが中心になる事が想定された 本作はその選挙を取材するマスコミ業界の女性目線で語られていく 一人目は部屋を鏡張りにしてしまうような人 偉い人に媚を売りまくるイエスマン 二人目はお風呂と女性が大好き 何故かモテると思っているエロトド 三人目は一番の若手だがキレやすい 四人目はお金が一番というような利益追求タイプ この四人を順々に取材していく様子が描かれていく 皆の共通部分としては、自分の担当医療領域至上主義 彼ら独自のオリジナルロジックで「自分の担当領域が一番医療的に意義のある領域だ」という事を信じて疑わない プロ意識があると言えばそういう事ですかね 四人が登場する部分も面白いのですが、これら以外の人がこれらの人をどう見ているかがまた面白い 彼らの意見は我々一般人の感覚に近い印象でしたが、浮世離れした四人をバッサリと斬ってくれるんですね ニヤリとしてしまう また、一般的な会社に勤めていると課長やら部長やら適当な役職があってという印象ですが、大学病院という組織になるとまた違うのだなぁという事が分かりました 院長というと一番偉い感じだが、もう一つ医学部長という役職があり、院長にも劣らないような権力らしいなと 間違った理解かも知れないですが、大学病院は大学と病院に分かれて、大学の一番上が医学部長、病院の一番上が院長というような想像をしました 院長候補である副院長が医学部長にペコペコしていた事から医学部長も相当な権力なのでしょう そういった発見というのか、そういうものなんだなぁという点が分かるのも面白い さて選挙だという前に彼ら四人に罠が仕掛けられるのですが、そこは皆がキチンと避ける一幕が語られる 女好きには女、キレやすいヤツには挑発、お金好きにはお金とウィーク・ポイントをつくのですが、「いかんいかん」という感じでしっかりと罠をよけるあたりは、流石に副院長まで登ってきた人たちなのだなぁとも感じましたね なんか色々と感じるところがありました

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2018/06/20

前院長の死の謎を解くミステリーではない、なぜなら残り3ページで一気にネタバレするから。これはミステリーではなく、副院長たちのダメ人間ぶりを介した現在の医療の中のの問題を描いたルポという感じ。

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2018/05/14

コメディタッチで結構シリアスなテーマを扱っていると思う。登場人物の名前を見ただけで笑える。 医者の立場の本音もチラリ。「医者もこんな人たちだとやっていられない」というセンでいくのかと思いきや、最後に実はという話もあって、救われる。 ここまで露骨ではないとは思いますが、お互い人間だ...

コメディタッチで結構シリアスなテーマを扱っていると思う。登場人物の名前を見ただけで笑える。 医者の立場の本音もチラリ。「医者もこんな人たちだとやっていられない」というセンでいくのかと思いきや、最後に実はという話もあって、救われる。 ここまで露骨ではないとは思いますが、お互い人間だもの、相手の立場を考えることが必要ということかな。 これから病院にかかる人でなければ楽しめる本だと思います。

Posted byブクログ

2018/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者は作家で医師。 そういう人多いのかな。 面白かったけど、意外性はないし、ふーんってとこ。 院長の急死に伴い院長選挙に。 腐ったエリートはくず揃い。 中立と見られていた麻酔科が犯人。 院長選挙再開。 もっと女性の医師や技師、男性看護師も見てみたかったな。薬剤師は女性のが多いのかな?

Posted byブクログ

2018/03/09

医師が描く小説なので、多少の誇張はありこそすれ、医療現場の現実はこんな感じなのでしょう。 不寛容なこの世の中ですが、ドクターたちには激務に耐えて頑張ってほしいものです。

Posted byブクログ