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院長選挙 の商品レビュー

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33件のお客様レビュー

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2017/09/12

久坂部羊さんの「院内選挙」、2017.8発行です。大学病院の院長が急死して、4人の副院長が院長に立候補、その様子を女性ライターが取材するという物語です。久坂部さん得意の医学会の内情、医師たちの本音がずばずば、これでもかというほど出てきます。メジャーの科の驕り、マイナーな科のひがみ...

久坂部羊さんの「院内選挙」、2017.8発行です。大学病院の院長が急死して、4人の副院長が院長に立候補、その様子を女性ライターが取材するという物語です。久坂部さん得意の医学会の内情、医師たちの本音がずばずば、これでもかというほど出てきます。メジャーの科の驕り、マイナーな科のひがみ、そして患者抜きの出世欲。我がままで傲慢で世間知らずの自信過剰な自己チュー人間の集まり。各科の先生が他の科をどうみているかは、とても面白かったです。患者の立場からは笑ってられませんが。ただ、結末は「?」でした。これで台無しではと。

Posted byブクログ

2017/08/30

内容(「BOOK」データベースより) 国立大学病院の最高峰、天都大学医学部付属病院。その病院長・宇津々覚が謎の死を遂げる。「死因は不整脈による突然死」という公式発表の裏では自殺説、事故説、さらに謀殺説がささやかれていた。新しい病院長を選ぶべく院長選挙が近く病院内で開かれる。候補...

内容(「BOOK」データベースより) 国立大学病院の最高峰、天都大学医学部付属病院。その病院長・宇津々覚が謎の死を遂げる。「死因は不整脈による突然死」という公式発表の裏では自殺説、事故説、さらに謀殺説がささやかれていた。新しい病院長を選ぶべく院長選挙が近く病院内で開かれる。候補者は4人の副院長たち。「臓器のヒエラルキー」を口にして憚らない心臓至上主義の循環器内科教授・徳富恭一。手術の腕は天才的だが極端な内科嫌いの消化器外科教授・大小路篤郎。白内障患者を盛大に集め手術し病院の収益の4割を上げる眼科教授・百目鬼洋右。古い体制の改革を訴え言いにくいこともバンバン発言する若き整形外科教授・鴨下徹。4人の副院長の中で院長の座に就くのは誰か?まさに選挙運動の真っ盛り、宇津々院長の死に疑問を持った警察が動き出した…。

Posted byブクログ

2017/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

20170919リクエスト 楽しみにしてた作品。 いつから、この著者は、ドタバタ喜劇みたいになっちゃったのかな。無痛とか、キッチリ医療系が、とても好きだったので残念。 前の作風に戻してほしいです…

Posted byブクログ