院長選挙 の商品レビュー

久坂部羊(著者)

2018/03/05

院長の急死による院長選挙、候補の副院長4人にインタビューする中でひどい持論を聞かされる。他所の科をボロクソ言うし責任感はないし、ひどい医者ばかりだった。医療現場コメディとはいえ子供の喧嘩みたいに悪口合戦でぐったり。

2018/03/05

あっさりと読み終えました。馬鹿な院長候補4人のどうしようもないしょぼい争い。コメディとしてはおもしろいと思います。

2018/03/03

内容紹介
医学部でいちばん偉いのは、 何科の教授だと思うかね?
超エリート大学病院を舞台に、医師たちの序列と差別、傲慢と卑屈だけを描いた抱腹絶倒、本音の医療小説!

きっと誇張して描かれてるのだろうけど 作者は作家であり医師でもあるので 少なからずあり得るのだろうなぁと思いながら読んだ。
登場人物達の個性が強過ぎて笑える。こんなお医者さんには診てもらいたくない。
医療モノや警察モノを読んでていつも思うのだけど 派閥争い的なものがなかったら 治療や捜査の能率は格段と上がるのではないかと素人考えに思ってしまう。
ラストはクスッと笑ってしまった。

2018/01/27

ミステリーとしてはそれほどでもないけど、登場人物のキャラ設定が面白かった。医者あるある、たくさんあったよ。

2018/01/27

4人のポンコツっぷりは傍から見てれば他人事だけど
主治医にむかえるのは全力で遠慮したい（笑）。
怪しいとは思ってたけど
船上パーティが痛快だっただけにあの結果は残念。
この病院関係者の中じゃ技師長さんが一番信頼できそう。

2018/01/26

天下に名だたる天都大学医学部付属病院の院長が謎の死を遂げる。新院長を決めるべく選挙へ4人の副院長が立候補するも、互いに罵り合うのみ。院長殺しの犯人は？、新院長は？
医療サスペンスではなく、シニカルに描くブラックコメディ。ここまでひどくはないものの、きっと医者の中にもヒエラルキーが存在するのだろう。

2018/01/22

白い巨塔のパスティーシュ？パロディというかコメディ版面白い巨塔、サブタイトルにもありますが、そのままですな。シニカルというかちょっとブラックでイギリスコメディ風ではある。素晴らしい書き手ではあるが、あんまりコメディに向いてないようにも感じられます。シコリのある笑いというか、面白いことは面白いんですが、キャラ設定に少々度が過ぎて気持ち悪い人ばかりなので魅力に乏しく読了後はすっきりしない。あと、オチも泣けるほどしょぼい。著者初期の作品のオリジナリティあふれる重さはどこへいってしまったのか。悪くはないですし、楽しくは読んだんですが、もうすこし底のぬけたのをエクスペクトしてしまいますねぇ。

2018/01/09

くだらないパロディのようだけど、あの「神の手」の久坂部羊が書いたものだから、もっと深いメッセージがあるのかな。
あり得ないようなシンボリックな副院長達だが、これほど極端ではないにしろ、こんな医者がゴロゴロいるんだと言う事を示唆しているのでは。

2017/12/15

医者たちの傲慢さを笑いとともに書かれていた。四人の副委員長たちが貶しあいながら院長へ立候補する様子と前院長の死因を探る。面白く読めたけれど、医者の本音もストレートに出ているんだろうけど、怖くなっちゃうね。とんでもないことばかりだけれど、救いは、それぞれの医者が努力をしているっていうこと。結末は予想できました。もう少しひねりが欲しかったかな。

2017/12/07

これ読んだら医者は笑うのかな、怒るのかな。
他人事なので普通に読み進めましたが。

だいぶ誇張されていますが、
まったくのホラでもないのではないでしょうか。
「先生」と呼ばれる職業には、
多分に変な方々も多いので。。。

ただ、最後はちょっと～～～。
無理やり終わらせた感が強すぎて、
物足りなかったです。