ルビンの壺が割れた の商品レビュー
メール形式という珍しい形だが、読めば読むほど生理的に気持ち悪く誰も救えない、どんでん返しの様な作品だ。作中にあった伏線を上手いこと回収する様は鳥肌が経ってしまった。気持ち悪い話が読みたい人はいいかも…
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ルビンの壺は騙し絵です。でもって、向かい合う二人の顔ってわけです。交わされる書簡での物語展開は、いくつか世にもあります。Facebookを実名登録ソーシャルメディアとして、フックに生まれたやり取りとして、あるかもしれないけど、くらいでラリーは始まります。期間もあきあきで、そうだよ...
ルビンの壺は騙し絵です。でもって、向かい合う二人の顔ってわけです。交わされる書簡での物語展開は、いくつか世にもあります。Facebookを実名登録ソーシャルメディアとして、フックに生まれたやり取りとして、あるかもしれないけど、くらいでラリーは始まります。期間もあきあきで、そうだよね、そんな感じだよねと思わせておいて、そのテンポを変幻自在に操っていきます。ん。と思った違和感はアクセントとなり、双方を大きく動かします、で、最終的には圧巻のスマッシュです。こりゃぁ納得の評価ですね。
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2022.2.16 読了。 YouTuberさんのおすすめ本で読みたくなって購入。 話題になっていたのは知っていたが、 売れてる!ってなるとなかなか手に取りたくなく、 発売からやっとこさ出会えた。 後半のエンジンの掛かり方半端ない。 新事実の連続で最後の一文で 「えー!?」 だった。 もっとノスタルジックな話かと思っていたので本当に驚いた。 二人ともキツい。 裏表の無い人が良いわ。 帯に書いてある通り、 「とにかく読んでみてください!」 と言いたくなる作品。 ブログ記事 https://newblushingviolet.com/rubin/
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読み終わった時に感じたのは、生理的な嫌悪感。 なんだかムズムズする。気色悪い。 メールのやり取りが進むにつれ、段々と変質さが増していくのがわかる。そして後半から次々と明かされていく事実の数々。 そして衝撃のラスト。 あぁ、気持ち悪い‥
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Facebookのメッセージのやり取りで物語が進んでいく。 人によって、見方によって受け方が違うのがタイトルの由来のルビンの壺なんやと思った。 最初は水谷一馬はストーカー?と思ったけど学生時代の話になるときちんとした青年で結婚式当日にお嫁さんに逃げられた可哀想な人と思っていた けど何回も住所聞いてたりしてて ん?となった でもやっぱ優子と美帆子な?が最低なやつやったんか〜と思ったら事情があったりして、、 何回も状況が覆された。どんでん返し!って言っていいのか、読者の先入観で勝手にそう思わさせられてたのか、、。 「水谷が優子と叔父の秘密をみつけた時と未帆子が水谷の秘密を見つけた時の場面が共通している所です。どちらも、偶然覗いた相手の引き出しから秘密を見つけ出してしまっています。引き出しの中に隠されたものこそがその持ち主の本性を表しているようで面白いと思いました。 」ネットでっていうのを見て 確かに、、、。 の一言。 水谷の事件の件で水谷が「機会を作ってしまっただけ」と言っていて、自分の犯罪もそうなんだと主張しているんだと後でわかってゾッとした。 出所後にもおそらくFacebookか何らかで優子に繋がって殺害したのだと思うと怖いし、美帆子にもずっと何回も住所聞いていると思うと鳥肌が立った。
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めちゃくちゃ気持ち悪かった(笑) 全編Facebookでどんどん真相が明るみになっていくのが映画searchを思い出したな〜
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賛否両論って、え?、これ読んで・・・異口同音にして満場一致じゃないんですか???だって・・・ネタバレもなにも・・・。もう最後まで・・・の・・・ですよ。読み出したら確かに一気には違いなし。メールのやりとりだから、長文ったってしれてるし。ほほぉなるほど、それからどうした、はい次、ほい...
賛否両論って、え?、これ読んで・・・異口同音にして満場一致じゃないんですか???だって・・・ネタバレもなにも・・・。もう最後まで・・・の・・・ですよ。読み出したら確かに一気には違いなし。メールのやりとりだから、長文ったってしれてるし。ほほぉなるほど、それからどうした、はい次、ほいもう一丁、と読み進める。薄いからどんどんゴールが近づくですよ。おおかたの読者が二日とかけずに読み切るんでしょう。なるほどルビンの壺ってんだから見方、読み方によって是も非もあるんでしょう。意見は割れますか。そういう意味じゃ上手いか。
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読みやすく、1時間ほどで読めた。 決して後ろをちらっと見てはいけない作品。 人生を狂わされた被害者かと思っていたら、最後の最後で…。全て周りのせいにして反省のない殺人者のたわけだった。
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小一時間くらいで読めます。 ネタバレ嫌なので云々書きませんが、最後の頁をめくっての一言に溜飲が下がりました!
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最後のページを読んで「まーじか」と 声が出ました。笑 Facebookのメッセージ形式の文章で 物語は進んでいきます。 地の文が無いので、苦手な方は 読みにくいかもしれません。 思い出話に花を咲かせてたら…… ジェットコースターのような速さの展開で 物語が二転三転していく。 中盤あたりから理由は分からないけど 水谷さんに、なんとなく不穏さを感じながら 読んでたら、正解だったという感じ。 ただ私からすれば どっちもどっちで 未帆子も水谷も怖いなぁと感じた…笑 水谷が執拗に未帆子に対して住所や名字を 聞いてるところは怖さを感じられたけれど 伏線とまでは言えないのが少し惜しいなぁと。 大どんでん返しではなかったかな。 どんでん返しくらいかな?と。 小さなひっくり返しが何個か出てくる という感覚だった。 二転三転しすぎて、 いやもう壺割れすぎやろって ツッコミそうになった。 期待しすぎて読むと、そこまでの驚きは 感じないかもしれないので 前情報を知らずに読んだ方が良いかと思います。
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