ルビンの壺が割れた の商品レビュー
うわっ。みなさん酷評だなぁ。。。(^_^;) あっという間に読めて、そこそこ釘付けにされて、結末が気になって、えーー!?そっちかよーーー!!!って思って(笑) うわっ。 黒っ!って思ったり。 結構楽しめたけどなぁ~。 もう一発パンチをくらっても良かったかもしれないけど、私...
うわっ。みなさん酷評だなぁ。。。(^_^;) あっという間に読めて、そこそこ釘付けにされて、結末が気になって、えーー!?そっちかよーーー!!!って思って(笑) うわっ。 黒っ!って思ったり。 結構楽しめたけどなぁ~。 もう一発パンチをくらっても良かったかもしれないけど、私は十分満足(*^^*) ラスコリーニコフは色々な作品に引用されるなぁ。読んでおいて良かった(*^^*)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
発売前に全文が無料公開されていたというこの作品、話題になっているのは承知していた。本文150pくらいと短いが、価格は税込1080円とお手頃。帯の煽りに、自然と警戒感が高まる。さほど期待せずに読み始めた。 かつては結婚を約束した仲だった、男と女。全文が、2人のメールのやり取りで構成されている。こうした手法には多数の前例があり、目新しさはない。手垢にまみれ、なおかつリスクが高い手法を選んだものである。よほど最後の一文に自信があるのか? 男が女のfacebookアカウントをたまたま見つけ、メールを出したのが始まりだった。話は学生時代にさかのぼる。当時、2人は演劇に打ち込んでいた。序盤は、懐かしい話に花が咲くが、どうやら男の方が、女に未練があるらしい。 女の立場から見れば、正直気味が悪いだろう。それでも律儀に返信するのは、なぜなのか。伏せていた過去までさらけ出す。男の方も色々明かさざるを得なくなるのだが、それは計算の上という印象を受ける。どうだ、自分はここまで明かしているんだぞ? お互い、今頃そんなこと言うなと突っ込みたくなるが、終盤に至り、雲行きが一気に怪しくなる。そして、太字で印刷された最後の一文へ。……。酷いものを読まされたというのが、直後の感想である。この「酷い」は、1/4はほめ言葉、3/4は貶している感じだろうか。 最初からわかっていたわけだよねえ。それなのに、最初からあの一文をぶつけなかったのは、なぜなのか? それじゃあ本にならないからだろうけどさ。価格分の読み応えはあったと思う。つまり、価格相応の出来だ。年末ランキングに引っかかるだろうか、これ。 本作をメフィスト賞に応募しても、受賞できなかっただろう。覆面作家だという著者が、新潮社に持ち込んだ判断が正しかったことだけは、間違いあるまい。
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[この小説、凄すぎてコピーが掛けません。] まで含めたミスディレクションなのか? そうだとしたら傑作、そうじゃなかったら駄作。
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タイトルと内容がマッチしていて、小説の構造がうまく構築できているなという印象だった。 二人の人の顔と、壺の両方に見える有名な絵、ルビンの壺。 SNSのショートメッセージを通じた二人の会話で物語は進む。 三十年前、結婚式を目前にして唐突に失踪した女性を偶然SNS上で見つけ...
タイトルと内容がマッチしていて、小説の構造がうまく構築できているなという印象だった。 二人の人の顔と、壺の両方に見える有名な絵、ルビンの壺。 SNSのショートメッセージを通じた二人の会話で物語は進む。 三十年前、結婚式を目前にして唐突に失踪した女性を偶然SNS上で見つけた男性が、その時の真実を知ろうとメッセージを送り、二人の対話からお互いに知りえなかった情報が明らかにされていく。 しかし、最後の最後で男性の目的は真実を知る事とは違うところにあることが明らかになる。 最後のメールで唐突に物語が一転し、一言で終幕する。 唐突すぎて困惑する。 しかし、その瞬間に読者は物語がルビンの壺に例えられる二面性を持り、一瞬で二面性が崩壊したこと、壺が割れたことに気が付く。 対話形式は読みやすく、分量も多くないのですぐに読めてしまう。 アイディア勝負の爽快な一発だ。
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これは帯で煽りすぎ! 確かに普通に楽しんで読めたけれど、これは何か悪どさを感じた。 何年も会っていない昔の恋人とFacebook内でやり取りをするという、まぁあるあるな内容。 全てにおいて上から目線でくる人っているよなぁと納得。 そして私が不思議でしょうがないのは、最後の一文が...
これは帯で煽りすぎ! 確かに普通に楽しんで読めたけれど、これは何か悪どさを感じた。 何年も会っていない昔の恋人とFacebook内でやり取りをするという、まぁあるあるな内容。 全てにおいて上から目線でくる人っているよなぁと納得。 そして私が不思議でしょうがないのは、最後の一文が言いたいが為に、何年もかけてやり取りをしていたのか! ということ。 普通はブロックするなりなり閉鎖するなり遠ざける方法を考えるだろうに。 確かにあの最後の一文には少しゾワっとさせられたけれど。
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確かに読後「おっ」とはなったが、それだけ。 読書趣味の人にはあまり向かない本かと。 あまり本を読まない人が同じく本を読まない友人に興奮気味に薦める、そんな本。
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たまたま立ち寄った書店でポップに惹かれて購入。 最後のページまで読み終わって、本を閉じた感想は…「うーーーん」というもの。「感嘆」の唸りではなく「困惑」の唸り。確かに衝撃のラストではあるけれど、あまりにも唐突過ぎて「はぁ?」となる。ラストに行き着くまでのどこかに伏線があって、それ...
たまたま立ち寄った書店でポップに惹かれて購入。 最後のページまで読み終わって、本を閉じた感想は…「うーーーん」というもの。「感嘆」の唸りではなく「困惑」の唸り。確かに衝撃のラストではあるけれど、あまりにも唐突過ぎて「はぁ?」となる。ラストに行き着くまでのどこかに伏線があって、それを読み落としているのかとも思ったんだけど…。 正直なところ、この本を誰かに「面白いから読んで見る?」とはいえない。
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新潮社がtwitterでやたら宣伝してた気がするSNSのやり取りだけの小説。これも往復書簡集って言うのかな?気持ち悪さでは似た者同士のカップルだったのでは。
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評判なだけあって読みやすくはある。しかし、特別面白いかと言われたらそれは疑問。 最後は確かに驚かされるがそこまで特に話の起伏はあまりなく単調。
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帯に踊らされてはだめ。 まったくおもしろくもなんともなかった。 ひとりの男性が、FBで昔の恋人を見つけ、メッセージを送る、というところからはじまる。 文章はメッセージのやりとりで構成される。 この時点で、わたしが嫌いなスタイル。 やりとりの中で、どんどん過去の記憶をだどって...
帯に踊らされてはだめ。 まったくおもしろくもなんともなかった。 ひとりの男性が、FBで昔の恋人を見つけ、メッセージを送る、というところからはじまる。 文章はメッセージのやりとりで構成される。 この時点で、わたしが嫌いなスタイル。 やりとりの中で、どんどん過去の記憶をだどっていく二人。 と、思ったら急に犯罪の匂い? なにこれ。無理矢理にもほどがあるってもんでしょ。 最後の一言に衝撃!と言わせたいのは分かるけど、幼稚すぎてまったく衝撃がない。 買った本じゃなくてよかった。
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