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あきない世傳 金と銀(四) の商品レビュー

4.2

135件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2018/01/24

四代目だったゲスの夫を亡くして五代目の嫁となった幸。ここまでは予想したけれども、第三巻で五代目も失踪、この第四巻で六代目と夫婦になるとは。それを聞かされた天満組呉服仲間の第一声と同じく私も「げっ」。三人兄弟のもとへ順繰りに嫁ぐなんて。が、六代目と幸のコンビは絶妙。これまでの巻と比...

四代目だったゲスの夫を亡くして五代目の嫁となった幸。ここまでは予想したけれども、第三巻で五代目も失踪、この第四巻で六代目と夫婦になるとは。それを聞かされた天満組呉服仲間の第一声と同じく私も「げっ」。三人兄弟のもとへ順繰りに嫁ぐなんて。が、六代目と幸のコンビは絶妙。これまでの巻と比べてイケズされる度合いも低く、幸が次々に繰り出すアイデアが楽しくて、ニヤニヤしながら読むことができました。労を惜しまず商いに精を出せば自ずと財を成す。誰も試したことがないからこそ試す。その姿勢を見習いたい。引き続き頑張ってや、幸。

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2017/10/08

幸は妻となり、商人としての更なる成長も感じられ、性格にも変化が生じ、少しのことではへこたれないのは勿論、いい意味で図太くなった印象である。呉服商の方は、様々な出来事や新たな人間模様などがあり、突然の出来事に、どう対応して良いか苦悩する場面もあったが、夫達と協力し、きちんと対応し、...

幸は妻となり、商人としての更なる成長も感じられ、性格にも変化が生じ、少しのことではへこたれないのは勿論、いい意味で図太くなった印象である。呉服商の方は、様々な出来事や新たな人間模様などがあり、突然の出来事に、どう対応して良いか苦悩する場面もあったが、夫達と協力し、きちんと対応し、幸の手腕が発揮される場面もあり、収まるところや収まり安心である。夫婦の何気ない平凡な日常に幸せを感じるのはいいと感じる。商いの大事なことも感じられて、良い。呉服商の更なる発展や繁盛、夫婦の成長に期待したい。次巻も楽しみ。

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2017/10/07
  • ネタバレ

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やっぱり最終的には智ぼんか…と思いつつ、幸がようやくのびのびと商いを広めていくさまは読んでいて気持ちが晴れる。 (話の都合上仕方ないことだけど、四代目五代目の身勝手さにイライラしていたもので) どんな運命にもありがとうございましたと言える幸を見習いたいものです。

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2017/09/26

満を持して、本命の三男坊登板。 なんだこの継投リレーは。 2番手の中継ぎのヒトは、ああ見えていい仕事を残していったのだな。 それが後の躍進の下地になっている、と。

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2017/09/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ようやくこの流れ来た!と思わせる第4巻。 智ぼんとの結婚に落ち着いてこその、流行への仕掛け、新たな商い、業務拡大。 これから快進撃だ!!と応援したくなる幸の才能が心地よい。 でも夫への気持ちが言葉ですらすら出てこない幸にもキュンwww そんな幸をちゃんと理解している智ぼん、いい旦那さんだ・・・。 最後のシーンで切った啖呵もカッコイイ。 次巻も楽しみです。

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2017/09/24

商い武将が、やっと、お出ましになったという感じです。 智ぼんの決意もかっこよすぎですが、お家さんの幸への想いに心がぎゅっと掴まれました。 これから、どんどん大きくなっていく五鈴屋を思うと、わくわくする気持ちと、ちょっと残念な気持ちに複雑です。

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2017/09/19

「女名前禁止(女性は店を持つことはできない)」という掟のある江戸時代の大阪で一人の女性が商いの道を志す。 もう、店主を影から操るしかないんじゃないかと思っていたが、あの男の登場によって幸に追い風が吹き始めた。 その圧倒的商才と人情で呉服界に新風を巻き起こせ! 幸!君なら出来る...

「女名前禁止(女性は店を持つことはできない)」という掟のある江戸時代の大阪で一人の女性が商いの道を志す。 もう、店主を影から操るしかないんじゃないかと思っていたが、あの男の登場によって幸に追い風が吹き始めた。 その圧倒的商才と人情で呉服界に新風を巻き起こせ! 幸!君なら出来る!

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2017/09/16

細く小さな流れも やがて大河となり大海にそそぐ。 大河になるには 多くの流れを束ねる。 決して源流はひとつではない。 ひとつっきりじゃない。

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2017/09/13

神無月の客/お家さんの心痛/揺れる心、揺るがない思い/曽根崎心中/援軍/披露目/結び糸/新たな売り方/人を育て、我も育つ/羽黒蜻蛉/勝負の時/決意 波乱万丈の五鈴屋、二人目の夫が消えてしまった幸。知恵を絞って商いを広げる幸の次の決意に目を見張るが、商売以外にも目を向けてほしいと...

神無月の客/お家さんの心痛/揺れる心、揺るがない思い/曽根崎心中/援軍/披露目/結び糸/新たな売り方/人を育て、我も育つ/羽黒蜻蛉/勝負の時/決意 波乱万丈の五鈴屋、二人目の夫が消えてしまった幸。知恵を絞って商いを広げる幸の次の決意に目を見張るが、商売以外にも目を向けてほしいとチョッピリ切なく感じる。

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2017/09/12

予想通り第4巻では、三男の智蔵が登場。学と徳、和と謙虚の智蔵のもとで、幸の才覚、商才は見事に花が開きます。高田郁さん、渾身のシリーズ、絶好調で第5巻に続きます!

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