森は知っている の商品レビュー
子どもの生育環境がその後の人生に与える影響を感じた物語でした。 「水」に関しても様々な角度から描かれていて、味わい深く読みました。海、川、滝、ダム、大雨、冷たい雨、凍る水、濁流、水道、、それぞれの知識があるとまたさらに深く読み込めるのではないかと思いました。
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いや、コレはなんだかスゴい作品ですぞ。 リアリティが無さすぎるだけに、逆に本当にありそうな世界。 上手いなあと思う。 無事に34歳まで勤め上げて平穏な人生を送らせてあげたい。
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スパイみたいな物語 なんとなく予想通りな感じ とにかく1日1日を一生懸命生きていく!というか言葉は良いね。
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1冊の本としては前作『太陽は動かない』の方が好きだったけどAN通信と鷹野の過去、風間さんの人柄とか知れてうれしかった鷹野にもちゃんと少年時代があったんやなーてなった
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ある南の島で暮らす少年。彼はある組織によって育てられ、そしてその組織のために働く運命にあった。その彼の初任務は波乱に富んだものだった。 エンタメ小説としか言いようがない。何か感じるかと言ったら何も感じない。まあまあ面白いかなぐらい。 この作家さんはあんまり触れられたくない心理を...
ある南の島で暮らす少年。彼はある組織によって育てられ、そしてその組織のために働く運命にあった。その彼の初任務は波乱に富んだものだった。 エンタメ小説としか言いようがない。何か感じるかと言ったら何も感じない。まあまあ面白いかなぐらい。 この作家さんはあんまり触れられたくない心理を抉り出してくるのが上手だと思っているのだが、この小説には必要なかったのか、その点がほとんどない。
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店頭で何となく手に取った一冊。 結論はと言うとまぁまぁというか、イマイチというか。 南の島で暮らす高校生・鷹野は幼い頃に親に捨てられ施設で育った。 ある時諜報機関に引き取られ、新たな戸籍でスパイになるための訓練を秘密裏に受けながら生きている。 ある日同じ境遇の友達・柳が諜報機関...
店頭で何となく手に取った一冊。 結論はと言うとまぁまぁというか、イマイチというか。 南の島で暮らす高校生・鷹野は幼い頃に親に捨てられ施設で育った。 ある時諜報機関に引き取られ、新たな戸籍でスパイになるための訓練を秘密裏に受けながら生きている。 ある日同じ境遇の友達・柳が諜報機関から逃れる為に姿を消すが、鷹野には手紙が残されていた。 組織からのミッションを遂行していく内に柳に結び付いていくが、果たして裏切り者は誰なのか。誰を信じる事ができるのかー。 テンポよく話が進むものの、読了後は 「結局何が伝えたかったのかなぁ」という印象でした。 例えば辛い過去を持つ鷹野が少しでも変わるとか、何かしらあれば面白かったと思うのですが。 吉田修一さんは好きなのですが、時々私の好みじゃない作品があり、これもその内の1つだったのかな。 2017年11冊目。
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1、エピソード0的立ち位置 一作目の「太陽は動かない」の主人公の過去が描かれてます。 2、少し青春群像劇 主人公の少年期が描かれるので、少し青春を感じます。 3、家政婦の富美子の愛 個人的にいいなぁと思った所
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前作が私的にはゴリゴリのハードなシチュエーションで進んでいった印象であったから、まだ今回の方がちょっとした青春色も出てきてヒィヒィ言わずに読み終えた。 3部作目に当たる作品は、まだ鷹野さん現役なんだよねぇ。 鷹野さんの35歳以降の生き様が見たいなぁ。
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第一作の夜明け前。 若かりし頃の鷹野の葛藤と苦悩。 AN通信の背景。 より深く本シリーズを楽しむためには必読。相変わらず面白い!
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鷹野さんと風間さんが出逢った頃の話です。 壮絶な過去のトラウマと闘う鷹野さんがどうやってAN通信で働くようになったのか? どうして風間さんが車椅子生活になったのか? 鷹野さんと風間さんのことを知った上でもう一度「太陽は動かない」を読んでみたくなりました。 富美子さんの気持ちも少...
鷹野さんと風間さんが出逢った頃の話です。 壮絶な過去のトラウマと闘う鷹野さんがどうやってAN通信で働くようになったのか? どうして風間さんが車椅子生活になったのか? 鷹野さんと風間さんのことを知った上でもう一度「太陽は動かない」を読んでみたくなりました。 富美子さんの気持ちも少しわかるような気がして 読んでいて苦しかったです…
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