森は知っている の商品レビュー
「太陽は動かない」と「森は知っている」 並んでいたので本書を手に取った。 間違えたかな? こちらはシリーズ二作目だった! しかしながら、主人公の若かりし日のお話。 過去の出自から、人間関係まで描かれていたので、スイスイ読めました。 AN通信社のやってることって、鷹野くん達、子供に...
「太陽は動かない」と「森は知っている」 並んでいたので本書を手に取った。 間違えたかな? こちらはシリーズ二作目だった! しかしながら、主人公の若かりし日のお話。 過去の出自から、人間関係まで描かれていたので、スイスイ読めました。 AN通信社のやってることって、鷹野くん達、子供にとっていい事なのか、どうなのか。 物語としては、理解できるけど。 子供の虐待や育児放棄など、最近よく聞くニュースになっているが、AN通信社が有れば救われた命もあったのかも… 残業スパイとして成長した、鷹野一彦に会いに行かなくちゃ! 「太陽は動かない」読まないとね!
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鷹野一彦シリーズ第2弾。 「太陽は動かない」の主人公、AN通信エージェント鷹野一彦がエージェントへ訓練されていく17歳高校3年生の物語。 沖縄の南の島で暮らしている鷹野一彦、ある日、同じ境遇の親友・柳が一通の手紙を残して姿を消した。 面白かった!!
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続編『ウォーターゲーム』を読んでからの逆読みだったけれど、それもまた良し。痛快なアクションが炸裂する起爆剤の片鱗か随所に伺える、AN通信社?まるで秘密結社! 55
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吉田修一の鷹野一彦シリーズの第2作目。(2015年4月単行本、2017年8月文庫本)。 第1作目の「太陽は動かない」の主人公、鷹野一彦がエージェントへ訓練されていく17歳高校3年生時代の物語。同時に上司の風間武が記者からAN通信のエージェントになる背景も明かされ、鷹野と風間の強い...
吉田修一の鷹野一彦シリーズの第2作目。(2015年4月単行本、2017年8月文庫本)。 第1作目の「太陽は動かない」の主人公、鷹野一彦がエージェントへ訓練されていく17歳高校3年生時代の物語。同時に上司の風間武が記者からAN通信のエージェントになる背景も明かされ、鷹野と風間の強い絆も描かれる。 鷹野と同じ境遇の親友の柳と共に沖縄の離島で高校生活を送りながら訓練を受けていたが、柳が突然姿を消す。逃亡したと思われたが、姿を消した背景にどんでん返しの結末が待っていて、これは面白い。 鷹野のエージェントとしてのテストを兼ねた初ミッションの仕事ぶりが「太陽は動かない」での31歳の円熟した優秀なエージェントとしての片鱗をうかがわせる。そして同世代あのデイビット・キムとも絡み、「太陽は動かない」での鷹野とデイビッドとの敵でありながら味方にもなる不思議な関係の背景を見た感じがする。 4歳で保護され11歳で軽井沢の風間に引き取られた鷹野は、家政婦の北園富美子に息子のように育てられ、沖縄の高校時代はエージェントの訓練を受けながら知子婆さんに世話になる。いづれもAN通信から派遣された人材らしい。 高校3年生の時に転校してきた菊池詩織に初恋をするが、卒業して詩織はニューヨークへ留学、鷹野はエージェントとして上海へ出張、偶然旅立ちの成田空港で出会ったところで物語は終わる。 いつかまたこの二人に出会いがあり、新しいドラマがあることを期待したい。8/6に発売されると聞いた文庫本、シリーズ第3作目の「ウォーターゲーム」も是非読んでみたいと思う。
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『森は知っている』吉田修一著 1.購読動機 202005放送の『路』の番組がきっかけです。 実際の歴史出来事と人間のドラマを交錯させる見せ方に関心があったためです。 2.森は知っている から投げつけられたこと 「死にたいならばいつ死んでもいい。 今日死のうが、明日死のうがそ...
『森は知っている』吉田修一著 1.購読動機 202005放送の『路』の番組がきっかけです。 実際の歴史出来事と人間のドラマを交錯させる見せ方に関心があったためです。 2.森は知っている から投げつけられたこと 「死にたいならばいつ死んでもいい。 今日死のうが、明日死のうがそんなに 違いはないだろう。 ならば、今日一日だけでいい。 ただ、一日を生きてみろ。」 強烈だった。 がつんときた。 3.本書 幼きころ肉親に捨てられた。 弟は目の前で餓死。 自身は孤児院で生き始める。 彼は、その後ある組織に拾われる。 名前を戸籍を変えて、別の人生を歩みはじめる。 そう、産業スパイだ。 時は水道事業の民営化。 韓国企業と日本企業の駆け引きが始まる。 そして、それぞれの国の産業スパイ。 組織のルール。 18歳で正式な構成員となるか?やめるか? なるならば、肉体に爆弾をうめて奉仕をする。 拒否ならば、戸籍を無くして、名もなきひととして生きるだけ。 どちらも酷な運命である。 4.18歳の主人公と周りからの学び 組織への裏切りは罰せられること。 当たり前の顛末。 ひとは、何かに所属して、何かのさだめを与えられて、一日を生きていけること。 孤独であることが、どれほど耐えづらいものなのか?ということ。 #読書好きな人とつながりたい。
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「国宝」の書評やレビューをみて、吉田修一さんという作家を知り国宝が文庫になったら読もうとおもってたんだけど、我慢できずに手に取った一冊。 のほほんとした島の生活にカモフラージュされた、壮絶な組織の中での任務。二つの対比の振り幅が大きいからこその魅力だと思う。 冷たく機械的な対応...
「国宝」の書評やレビューをみて、吉田修一さんという作家を知り国宝が文庫になったら読もうとおもってたんだけど、我慢できずに手に取った一冊。 のほほんとした島の生活にカモフラージュされた、壮絶な組織の中での任務。二つの対比の振り幅が大きいからこその魅力だと思う。 冷たく機械的な対応としかおもえないAN通信の人々。そもそもの出自が幸せとはいえない人の集まりなのだから仕方がない、という思い込みはみごとに裏切られた。 想像をはるかに越えるおもしろさで、吉田作品にはまりそう。
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身近な高校生らしさありつつ、ハリウッド映画のようなスパイ感ありつつ、深い闇もちらつきながら、光も見えながらの一冊。 積ん読してたのを、映像化するって聞いて消化。思った以上に引き込まれ、本屋さんで続編も見つけてホクホク読み終わって気が付く。 これが、、続編だ、、、 前情報なしでフィ...
身近な高校生らしさありつつ、ハリウッド映画のようなスパイ感ありつつ、深い闇もちらつきながら、光も見えながらの一冊。 積ん読してたのを、映像化するって聞いて消化。思った以上に引き込まれ、本屋さんで続編も見つけてホクホク読み終わって気が付く。 これが、、続編だ、、、 前情報なしでフィーリングで本買っちゃうから、一冊目から読めないこと多い、、、、
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戸籍のない孤児をスパイに仕立て上げる組織に所属している柳と鷹野。 鷹野は虐待されていた子供だった。鷹野の境遇に胸が痛くなった。 続きが気になって、ぐんぐん読み進める本。おすすめ
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未読の「太陽は動かない」の前日談とは知らずに読了。凄く得した気分、この大作を時系列で読書出来る。漫画エンジェル・ハートを彷彿とさせる箇所が多々あるけど、スパイものとして面白かった。これ映像化できたら凄いだろう。
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シリーズ第2段。今回は前作の主人公「鷹野」の学生時代の話。前回は「スパイ」感が強かったけど、今回は「アクション」感が強かった一冊。鷹野の生い立ちやAN通信のバックボーンなどなど補完的な意味合いが強いのかな。まぁ面白かったから良いや、満足。しかし、著者の本は裏のあらすじだとそんなに...
シリーズ第2段。今回は前作の主人公「鷹野」の学生時代の話。前回は「スパイ」感が強かったけど、今回は「アクション」感が強かった一冊。鷹野の生い立ちやAN通信のバックボーンなどなど補完的な意味合いが強いのかな。まぁ面白かったから良いや、満足。しかし、著者の本は裏のあらすじだとそんなに惹かれないのに、読んでみるとずっぽりはまるの本多いな。
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