森は知っている の商品レビュー

吉田修一(著者)

2021/11/30

『太陽は動かない』をまだ読んでいないので、いきなりの『森は知っている』なので何も知らないで南の島での謎の冒険？と思って読み始めました。
違いました。
ストーリーは面白かった。
主人公達がそこに至るまでの経緯は正直辛かった。

2021/11/04

いや、最高に好きでした。
読み終わった瞬間、サイコー！半端ねえー！と
語彙力皆無の感想を叫んじゃうくらいに好きでした‼︎‼︎
あらすじをしっかり読まずに読み始めて、
最初は島に住む幼馴染みの男の子たちのお話で
青春を謳歌しながらちょっとした事件に巻き込まれる…
とかって勝手に想像しながら読んでた。
と思ったら、あ、この子達なんかあるじゃん、、、
あ、私の大好きなスパイやなんかの話ですか、、、
(読了後にあらすじ見たらしっかり諜報機関って書いてあった…)
そこからもう引き込まれる。
身を投げ込みたいくらい面白いというか
自分のどっタイプの作品に出逢ってしまったよ
どうしよーーー！と思いながら一気に読みました。
サイコー！半端ねえー！

2021/11/03

映画がきっかけで読了。
テンポも早く飽きずに読み切れた。
鷹野がAN通信のスパイになるまでが描かれていて、甘酸っぱい恋の要素も含まれているのが面白かった。

徳永は最初から自分だけが捕まるつもりでいたと考えるのは甘すぎるのかな。

2021/10/01

3.3産業スパイ鷹野の誕生物語。前作があるみたい。ある意味スピンオフ的な話。初恋要素も入れながらスパイの悲哀をクールに描く。

2021/08/11

南の島に暮らす高校生が秘密組織の一員となって行く。企み、逃亡、裏切り、策略が駆け巡るエンターテイメント。徳永の男気が良い。鷹野と柳の未来にも期待したい。

2021/06/01

太陽は知っているの続編。前作ではあまり登場人物の心理描写が多くない印象だったが、今作は鷹野が正式にAN通信のスパイになるまでの出来事を描く中で心理描写が多くなされており、鷹野の為人を深く知ることができた。鷹野が唯一心を許した詩織への最後のセリフ「きっとあるよ。俺、そう思う」には過去のトラウマに囚われ続け、壁の外に行きたいと願っていた鷹野の成長と生きていく希望が込められいるように感じた。

2021/04/06

　「太陽は動かない」を読んだときは，吉田修一はこんなハリウッド映画みたいな小説も書くんだと感心したんだけど，これは吉田修一らしい作品（活劇風ではあるが）．ティーンエイジャーの鷹野くんがエージェントになるまでの物語で，鷹野くんの生い立ちや風間さんとの関係も明らかに．
　やっぱり，吉田修一が物語るハイティーンの子の話は面白い．

2021/03/25

映画は、「太陽は動かない」と本作品「森は知っている」をあわせて、また違った作品を構築していた。
どちらも、時を忘れて楽しめた。
次巻の「ウォーターゲーム」を早速読み始める。

2021/02/01

シリーズものの序章の話。この本だけで面白いかというとちょっと物足りないところがある。あくまで序章という感じ、同シリーズが好きならとんだ方がいいとは思う。

2021/01/24

「太陽は動かない」「ウォーターゲーム」を先に読んで感じていた過去の謎、やっと鷹野や柳、風間、デビットの関係性が明らかになった。「太陽は動かない」「ウォーターゲーム」もう一度読み直したい。