わたしのげぼく の商品レビュー

上野そら(著者),くまくら珠美

2024/01/27

動物ものには目一杯弱い私。
この作品も、もちろん泣きました。

子供のおもちゃを落として壊して泣かれ、
お詫びに獲物をプレゼントして、また泣かす（泣くほど喜んでいるって誤解してるけど）。

旅立つ時の
流れ星をとってやろうという優しい気持ち。

そして、未来にこちらにくることを待っておく…という言葉。

もう、涙なしでは読めませんでした。

本当に素敵なお話で、大好きです❤️

2023/10/19

〝わたしはネコだ｡性別はオスだが『わたし』と言っている｡知的なネコには『わたし』がふさわしい...わたしを選んだのは4才の男の子｡かれはわたしの世話をすると言いはった｡わたしに尽くすのは当たり前だろう｡かれ､という言い方はよそよそしいな｡言い直そう｡かれは､わたしの｢げぼく｣である...どんくさい｢げぼく｣と一緒に暮らす｢わたし｣ ｢ほんとうに､仕方のないやつだな､わたしのげぼくは｣･･･〟ともに笑い､時には喧嘩し､やがて迎える切ない別れのとき､そして天国での再会の誓い ― 意表をつくネコ好きの絵本｡

2023/09/22

息子8歳12ヶ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。

〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯

〈子〉
読んだ◯
何度も読む(お気に入り)
その他

「ネコってかわいい！」
という話かと思ってかりてみましたが、そうではなく。

よみはじめてすぐに、ストーリーの想像ができてしまう。
わかっているけれど、読み進めずにはいられない。
そして、泣く。
息子もしずかに読んでいました。

2023/09/20

俺様感溢れる猫のセリフに、猫のフォルムや表情も含めて、独特でちょっとクセになるタッチ。今年の冬に死んだ猫のことを思い出してしまった。高飛車でツンデレな所、おもちゃ破壊の経緯（私の場合、蛙の標本でしたが…）、死ぬまで俺様ならぬ女王様だったこと…。
絵の節々から記憶が蘇り、うちの猫そっくりで泣けてくる。

2023/05/26

タイトルで気になっていた本。
いやー、泣ける！ページめくった時にやられました。これは持っていきかたが上手い。せひ、ボロッとくる体験をしてみてください。
本が小さくて、意外と文字数あるので、読み聞かせ難しい。時間は間を取ると11分ちょっと。
ルビは基本3年以上大丈夫だけど「泣く」だけ4年で習う。ただ、多分習ってなくても状況で読めると思う。

2023/04/12

猫の「わたし」はどんくさい飼い主のことを「げぼく」と呼んで下に見ているけど、「げぼく」のことが大好きなのが伝わってきて泣けた。

2023/02/26

わたしの大好きなあの子たち、いつかまた会えると信じて私はわたしの生を全うしようと思うよ。
あなた達よりどんくさいわたしを、その日までお空で待っててね。

2023/01/27

読み聞かせしてたら途中で泣きそうになり、最後まで音読できなかったです。それくらい深い愛が伝わってきて、感動しました。げぼくって言い方もいい。また読みたい。けど、また途中で中断して泣くんだろうなあ。

2023/01/06

子どもに向けての絵本というより、大人にもしっかりと気持ちが伝わった。

このネコの想いがひしひしと伝わってくる。
自分よりも小さくて弱いと思っていた男の子へ託すその想い。
大人のことばよりネコのことばのほうが、より深く感じるのは、いっしょに過ごした貴重な時間だからこそなのだろうか？
ネコだから響くのか…
イヌではなくネコだからなのか…
きっと、このネコだからなのだろう。

2022/11/21

自己肯定感がやたら高いネコチャン一人称のお話。
最初はクスッと笑える話が続くけど…。
…あーやっぱり予想通り最後は泣けたよ～。