弥栄の烏 の商品レビュー
八咫烏シリーズの6作目「弥栄の烏」です。 何と!5作目「玉依姫」と同じ時系を八咫烏の視点で展開しています。 驚いた。 この「弥栄の烏」を描くための「玉依姫」だったのでは? と思わせるほど、好きだったファンタジー要素が戻ってきてます。 「玉依姫」で現代視点で「え?」と思った人が多か...
八咫烏シリーズの6作目「弥栄の烏」です。 何と!5作目「玉依姫」と同じ時系を八咫烏の視点で展開しています。 驚いた。 この「弥栄の烏」を描くための「玉依姫」だったのでは? と思わせるほど、好きだったファンタジー要素が戻ってきてます。 「玉依姫」で現代視点で「え?」と思った人が多かったと思いますが、このためでしたね。 なるほど。上手いです。おみごと!!
Posted by
終わってしまった… 玉依姫がうろ覚えで、再読してから読むべきだったかも。 大団円とはいかず、もの悲しいものが残る。シリーズ最初の頃とこんなにも変わってしまって哀しい。諸々の思いがあるけど、雪哉の心の傷が少しでも癒えるといいなとおもう。
Posted by
玉依姫を読んでいるため、展開に対してのワクワク感がなくて残念。こちらを先に読んでいたら感覚も違ったかもしれない。しかし、後半は玉依姫を読んでいないと言葉や展開についていけないかもな、と思った。 登場人物が増えて、それぞれの目線から物語が進む部分もあるものの、展開が先行している感...
玉依姫を読んでいるため、展開に対してのワクワク感がなくて残念。こちらを先に読んでいたら感覚も違ったかもしれない。しかし、後半は玉依姫を読んでいないと言葉や展開についていけないかもな、と思った。 登場人物が増えて、それぞれの目線から物語が進む部分もあるものの、展開が先行している感じがした。心理描写が少なくて、それぞれがどう感じているのかが掴みきれなかったような気分。
Posted by
図書館で借りた本。 八咫烏シリーズの6作目。前回の人間の少女の話の八咫烏側の話で、いろいろと思い出しながら読めた。いきなり大地震があったり、日が当たらない日々が続いたり、まだまだ序盤なのに今後どうなっちゃうんだろう?とハラハラしながら夢中になって読みふけってしまった。ここらへんで...
図書館で借りた本。 八咫烏シリーズの6作目。前回の人間の少女の話の八咫烏側の話で、いろいろと思い出しながら読めた。いきなり大地震があったり、日が当たらない日々が続いたり、まだまだ序盤なのに今後どうなっちゃうんだろう?とハラハラしながら夢中になって読みふけってしまった。ここらへんでもう一度最初から読み返したいシリーズです。
Posted by
玉依姫で物語の進む先は見えているので、ファンタジーだけどワクワク感薄め。個人的には最後のスポットライトは雪哉ではなく、順当に奈月彦に当ててほしかった。
Posted by
玉依姫の烏サイドのお話。 すったもんだあったけれど、なんかスッキリしなかったような。 でもこのもやもやが意図されていたのかも。 そうじゃなきゃ対猿戦は八咫烏目線のみだったと思うし。 やられたからやり返して、やり返されたからやり返して。1回やられた事があるから、自分は正義って、私達...
玉依姫の烏サイドのお話。 すったもんだあったけれど、なんかスッキリしなかったような。 でもこのもやもやが意図されていたのかも。 そうじゃなきゃ対猿戦は八咫烏目線のみだったと思うし。 やられたからやり返して、やり返されたからやり返して。1回やられた事があるから、自分は正義って、私達の戦争もそうなんだろうな。 でも正直逃げろって言われて、避難しなかった人を囮にするとかちょっとスッとしてしまった。 翆寛さん意外と良い人で驚いた。
Posted by
いよいよ完結!と思ったら、第一部なんですか?? 雪哉が参謀となって、猿と鳥(からす)との最終決戦。戦争なので血なまぐさいし、嫌な描写もあるが、読み進まずにはいられない。最後まで油断ならない展開です。少しだけ幸せ漂うラストだけれど、山内が存続する保証はないし、これから第二部でどんな...
いよいよ完結!と思ったら、第一部なんですか?? 雪哉が参謀となって、猿と鳥(からす)との最終決戦。戦争なので血なまぐさいし、嫌な描写もあるが、読み進まずにはいられない。最後まで油断ならない展開です。少しだけ幸せ漂うラストだけれど、山内が存続する保証はないし、これから第二部でどんな困難が待ち受けるのかと思うと・・・。 まだ腑に落ちないことが残っていますが、とりあえず外伝も読んでしまいそう。
Posted by
シリーズ最終巻。八た烏の暮らす世界ともお別れしなくてはならない。 若宮の記憶が戻り真の金烏になれるのか、烏達が住まう世界はこのまま存続できるのか。 成程、前作『玉依姫』はこう関係してきたかというのが一番の感想。 けれど前作が邪魔をして、素直に入り込めなかった。種明かしの説明をずっ...
シリーズ最終巻。八た烏の暮らす世界ともお別れしなくてはならない。 若宮の記憶が戻り真の金烏になれるのか、烏達が住まう世界はこのまま存続できるのか。 成程、前作『玉依姫』はこう関係してきたかというのが一番の感想。 けれど前作が邪魔をして、素直に入り込めなかった。種明かしの説明をずっと受けている気分。 そして、気づけば若宮よりも雪哉と真すほの薄の存在感が増しすぎて、若宮が霞んでしまったような。 それでもやはり、山奥のどこかに人に変身できる烏がいて、もしかしたら人間とも交流していたかも、と想像するのは楽しかったし、私の頭の中にはしっかりと八た烏達が生き続けると思う。
Posted by
前作『玉依姫』の出来事を烏側から捉えるとともに、猿との戦い、金烏の記憶について。ふー、そうかそうか、そういうことだったのね〜と思いながらも、若宮と雪哉の信頼関係とかもう少しあってもと(雪哉が圧倒的に冷たい人のイメージになってしまった。最後は違うけれど)。原因解明に力を置き、登場人...
前作『玉依姫』の出来事を烏側から捉えるとともに、猿との戦い、金烏の記憶について。ふー、そうかそうか、そういうことだったのね〜と思いながらも、若宮と雪哉の信頼関係とかもう少しあってもと(雪哉が圧倒的に冷たい人のイメージになってしまった。最後は違うけれど)。原因解明に力を置き、登場人物の心情描写が少なかったような。しかしのめり込んだ。読んだ読んだ。これから山内はどうなるのか。女の子っていうのがまた…次の章に期待。
Posted by
なんかどうしても烏の世界が好きになれない(´・_・`) 猿皆殺しからの流れもなー(。-_-。) 自分たちのしたことを知らないままでいるってなあ。遠くから来た圧倒的な力にねじ伏せられるって、世界中のあちこちで起きたことで、なんだかなあ。これって人間社会の話でもあるの? 玉砕覚悟...
なんかどうしても烏の世界が好きになれない(´・_・`) 猿皆殺しからの流れもなー(。-_-。) 自分たちのしたことを知らないままでいるってなあ。遠くから来た圧倒的な力にねじ伏せられるって、世界中のあちこちで起きたことで、なんだかなあ。これって人間社会の話でもあるの? 玉砕覚悟の猿の怨みが悲しい。最期までほんとの名前を言わなかった大猿は、これはこれで満足なんだろうなあ。烏さあ、もうみんなただの烏になりなよ。困るの貴族だけでしょ? 雪哉の演説、軍国みたいでぞっとした´д` ; 威勢のいい大声に色んな声が掻き消されちゃうんだよなあ。
Posted by