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夜哭烏 の商品レビュー

4.1

71件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    36

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

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2020/11/30

2020.11.28 一巻では章の区切りが1Pあったのになくなったのは 少し寂しい。タイトルがスッと入ってきてたのに。。 内容は相変わらずとても良い。

Posted byブクログ

2020/10/20

何と言ってもこの巻,新之助さんの成長が光る.火消しの太鼓のことは全く知らなかったけれど,それを巧みに話に盛り込んで盛り上げるストーリィの巧みさ.謎と人情と笑いがあり,何より男気のある火消しという仕事がある.面白いです.

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2020/10/09

八咫烏と火喰鳥。火消しの一団を率いる頭取としての勤めと肉親としての立場が反する時、彼らが選ぶ道は…… 苦しい場面、爽快な場面、ホッとする場面。みんな成長してる、大したもんだ。応援してるよ!

Posted byブクログ

2020/09/26

江戸にまたぞろ火付けが横行し、それを知らせる合図の太鼓が叩かれないということが頻繁する。 主人公の火喰鳥こと松永とぼろ鳶組の活躍が描かれる。 松永とその仲間たちとの掛け合いやまち火消しとの確執、妻深雪と鳥越とのやりとりは読んでいて楽しくなる。一方で主人公である松永やその周囲を囲む...

江戸にまたぞろ火付けが横行し、それを知らせる合図の太鼓が叩かれないということが頻繁する。 主人公の火喰鳥こと松永とぼろ鳶組の活躍が描かれる。 松永とその仲間たちとの掛け合いやまち火消しとの確執、妻深雪と鳥越とのやりとりは読んでいて楽しくなる。一方で主人公である松永やその周囲を囲む仲間たちの情の深さに思わず引き込まれる。 そして仙台藩とのやり取りに込められた主人公のやり取りに胸が熱くなったり。 登場人物が生き生きと活躍する様もうまく描かれており、面白かった。 火事を消す中で起こる様々な事件に関して罪が軽すぎるのはご愛嬌ですね。

Posted byブクログ

2020/08/21

8月-17。3.5点。 羽州ぼろ鳶組第二弾。火事が起きるが、何故か動かない火消したち。背後には卑怯な陰謀が。 面白い。一気読みした。各キャラの描写、スピード感、臨場感、上手い。 次作も期待。

Posted byブクログ

2020/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「誰が腐ろうとも俺は行く。たった一組の火消になろうとも俺は行く!行くぞ!」 これぞぼろ鳶組。 江戸一、いや日ノ本一の火消集団だ! 誰に何と言われようとも、理不尽な邪魔をされようとも、助けを求める人が一人でもいれば、一致団結して皆で炎へ立ち向かう。 それにしても、江戸の火消の規則には驚いた。 火元に近い大名家が太鼓を打った後でないと、町火消は半鐘を鳴らせない上に消火活動も出来ないなんて…面倒くさいったらない。 我らがぼろ鳶組レギュラーメンバーも、クセの強い個性が巧く絡まり、時にぶつかり時に補い合って、団結力も一層強固になってきた。 そんな中でも一番印象深いのは勘定小町・深雪の活躍。 一筋縄ではいかないぼろ鳶組の男達をまとめ上げ、叱咤し知恵を授け…と今回も冴え渡り大活躍。 シリーズ第2弾。 ますます面白くなってきた。 新たなメンバーも加わり、新しい命も育まれ、第3弾でのぼろ鳶組の活躍がとても楽しみだ。

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2021/08/19

〈羽州ぼろ鳶組〉シリーズ第二作。 『火喰鳥』こと松永源吾率いる火消集団・羽州ぼろ鳶組が今回戦うのは、火付けをしながら火消たちにある圧力をかけて消火させないという卑怯極まりない悪人。 目の前で町が燃えているのに手を出せない火消たち。一体そこにどんな真相があるのか。 そして犯人の手...

〈羽州ぼろ鳶組〉シリーズ第二作。 『火喰鳥』こと松永源吾率いる火消集団・羽州ぼろ鳶組が今回戦うのは、火付けをしながら火消たちにある圧力をかけて消火させないという卑怯極まりない悪人。 目の前で町が燃えているのに手を出せない火消たち。一体そこにどんな真相があるのか。 そして犯人の手はついに江戸一番と呼ばれる加賀鳶を率いる大音勘九郎、そしてぼろ鳶組にまで伸びて…。 安定の今村作品。 第一作から田沼意次やら長谷川平蔵やらが出て来てスケールアップし過ぎて大丈夫か?と心配したが、今回もまた田沼老中活躍。 しかしここまでする? 場合によっては江戸が燃え尽きてしまう。 火消のルールもまた一つ知った。 火元に近い大名家の火消がまず太鼓を打ち、それを聞いて町火消が半鐘を鳴らし、それを聞いて初めて消火活動が出来るという順番だそうだ。 この時代だから、当然その順番を守らない、つまり太鼓が鳴ってないのに半鐘を鳴らしたり消火活動をするとお咎めがあるらしい。 消火活動なんて、一刻を争うのだからそんなこと言ってる場合ではないのに。 だが犯人はそこを突いてこの卑劣な犯行を重ねていく。 相変わらず火消たちの矜持と勇気が良い。また彼らを支える家族も良い。 『火喰鳥』源吾と『八哭烏』勘九郎、それぞれの考え方は違えど、町を守りたい気持ちは同じ。 ぼろ鳶組メンバーでは新之助が活躍。普段は源吾の妻・深雪にやり込められているが、剣を握れば雰囲気が変わる。しかも常々源吾に言い含められている、どんな命も救えという教えを律儀に守るなど、格好良いではないか。 〈くらまし屋稼業〉シリーズでも時折見せる、何とも大胆でスケールの大きな作成がここでも炸裂。 ドラマ化しても良さそうだ。 という訳で、もうしばらくこのシリーズも追ってみることにする。

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2020/02/09

羽州ぼろ鳶組シリーズ第2弾。 1作目の「明和の大火」で、すっかり江戸の人々の人気者となった羽州ぼろ鳶組。あれから約1年、今日も江戸の町に火消の姿が…ない!火事を知らせる大名火消の太鼓が鳴らないのだ。一体全体これはどうしたものか、ぼろ鳶組の活躍やいかに…? 2作目、期待通り…いや...

羽州ぼろ鳶組シリーズ第2弾。 1作目の「明和の大火」で、すっかり江戸の人々の人気者となった羽州ぼろ鳶組。あれから約1年、今日も江戸の町に火消の姿が…ない!火事を知らせる大名火消の太鼓が鳴らないのだ。一体全体これはどうしたものか、ぼろ鳶組の活躍やいかに…? 2作目、期待通り…いや、期待を遥かに凌ぐ面白さでした。 今回も胸の奥にジーンとくる、江戸の男達のアツイ姿に目が離せない!頁をめくる手が止まらない!人から勧められて読み始めた本なのに、読み終わったら手当たり次第、人に超絶勧めたくなる! 今作ラストには、ぼろ鳶組に新たな顔も増え、源吾宅にも嬉しい知らせが。次作がますます楽しみです。

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2019/12/17

加賀鳶…1冊目を読んでいる時からずっと前から知ってる気がしてたけど、何かしら…と思ってて思い出した!日本酒!福光屋! 慌てて福光屋のサイトへいったら、火消しの加賀鳶が由来と…つながった!日本酒好きで良かった!(こじつけ https://www.fukumitsuya.co.jp/...

加賀鳶…1冊目を読んでいる時からずっと前から知ってる気がしてたけど、何かしら…と思ってて思い出した!日本酒!福光屋! 慌てて福光屋のサイトへいったら、火消しの加賀鳶が由来と…つながった!日本酒好きで良かった!(こじつけ https://www.fukumitsuya.co.jp/sake/kagatobi/

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2019/11/28

明和の大火事から一年、火消しの家族を拐かし、火消しに出れないようにするという一連の事件が起こる。 大名火消しが太鼓を叩かねば、街火消しは鐘をならせない、火消しは初動が大事なのに、つまらない火が大火事に変わって被害が多く出てしまう。 個性的なキャラクターに肉付けが分厚くなり、ま...

明和の大火事から一年、火消しの家族を拐かし、火消しに出れないようにするという一連の事件が起こる。 大名火消しが太鼓を叩かねば、街火消しは鐘をならせない、火消しは初動が大事なのに、つまらない火が大火事に変わって被害が多く出てしまう。 個性的なキャラクターに肉付けが分厚くなり、ますます魅力的な物語になってゆく。

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