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神さまたちの遊ぶ庭 の商品レビュー

4.4

159件のお客様レビュー

  1. 5つ

    83

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    16

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2022/05/03

さくさく読める、心の中が軽く、心地よい読後感。自然と家族と、その地域ならではの生活。想像を越える思い。人や自然やまだ見ぬものとの出会い、それが豊かさを生む。

Posted byブクログ

2022/04/26

こんな家族との生活、地域での暮らしはさぞや楽しいだろうなと思った。 もっと若い頃に出会っていたら自分の将来が変わったかもしれないが、一方で若い頃に読んでいたら心に響かなかったかもしれない。

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2022/04/16

宮下さん一家が1年間北海道の富村牛で生活をしたお話。 本には良かったことしか書かれておらず、本当はもっとしんどいことや、辛いこともあるだろうと普通なら疑ってしまうが、富村牛にはそんな考えが一切出なかった。 確かに生活をしていたら辛いことはでてくると思う。 でもここにはそんな辛さも...

宮下さん一家が1年間北海道の富村牛で生活をしたお話。 本には良かったことしか書かれておらず、本当はもっとしんどいことや、辛いこともあるだろうと普通なら疑ってしまうが、富村牛にはそんな考えが一切出なかった。 確かに生活をしていたら辛いことはでてくると思う。 でもここにはそんな辛さも覆せるくらいの優しさが溢れていた。 1年限定の生活だったが、他のどんな年よりも濃い1年を過ごしただろうし、子供達の記憶にも残り続けるだろう。 解説にもあったように、ページを進める度に先を読みたい気持ちと、まだ終わって欲しくない気持ちがせめぎ合う。 まだまだこの家族、この村の人々のあたたかさを感じていたいと思ってしまう。 学校でのこと、富村牛のこと、北海道の大自然のこと、宮下家のこと全てをもっと知りたくなる。 読み終わったばかりだけど、直ぐにでももう一周したいと思える本に出会ったのは初めてだった。

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2022/04/15

小説だと思ったらエッセイで失敗したなと思ったけど読み始めたらクスクス笑えるところがたくさんあっておもしろかった。

Posted byブクログ

2022/04/12

「スコーレNo.4」の大ファンなので読んでみた。宮下奈都さんがこんなにユーモアたっぷりな方だなんて知らなかった。おもしろかった〜! 寒過ぎるとコンタクトが凍ること、スケートリンクは手作りできること、山奥ではあんなにもご近所付き合いが濃密だということ、読んでてびっくりすることがたく...

「スコーレNo.4」の大ファンなので読んでみた。宮下奈都さんがこんなにユーモアたっぷりな方だなんて知らなかった。おもしろかった〜! 寒過ぎるとコンタクトが凍ること、スケートリンクは手作りできること、山奥ではあんなにもご近所付き合いが濃密だということ、読んでてびっくりすることがたくさんあった。カルチャーショック満載のトムラウシでの暮らしをポジティブに受け入れていく宮下家はとても強いと思った。 序盤〜中盤は笑いとワクワク感、終盤は少し切なさとじんわりした温かさを感じた。 トムラウシにいる間に執筆されたという「羊と鋼の森」をもう一度読んでみたくなった。

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2022/04/09

大自然の中家族で暮らすとどうなるか。宮下さんのユーモア溢れるコメントがなんとも素敵で…近所の人、学校の先生、あらゆるものが今の私とかけ離れていて読んでてほんわかした。

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2022/04/05

個性豊かな宮下家の皆さんのお陰で、たくさん笑わせてもらいました❁⃘*.゚ 今まで「生協さん」と呼んでおりましたが、これからは「生協殿」と呼ばせて頂きます!!

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2022/03/23

いろいろな事に対する作者とお子様たちのほのぼのした反応、会話が楽しかった。 あちこちでクスッと笑える楽しい本だった。別の作品も読みたいと思った

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2022/03/21

万人におすすめしたいエッセイ。エッセイ初心者の方にも。北海道の僻地、トムラウシに山村留学をした宮下家の一年の話。読み進めると、俄然気になる、トムラウシでの生活。スマホでトムラウシを検索しながら読むと、悠然な自然と絶景に息を呑む。特に宮下さんのお子さんたちが、学校でのびのびと過ごし...

万人におすすめしたいエッセイ。エッセイ初心者の方にも。北海道の僻地、トムラウシに山村留学をした宮下家の一年の話。読み進めると、俄然気になる、トムラウシでの生活。スマホでトムラウシを検索しながら読むと、悠然な自然と絶景に息を呑む。特に宮下さんのお子さんたちが、学校でのびのびと過ごしている様子が微笑ましかった。授業で釣りしたり、蕎麦粉でガレットしたりしたい〜。僻地教育について知ることができたのも面白かった。宮下家の子どもたち面白くてクスッとできる。何より、宮下さんが活字で地味に笑わせてくるのがすごいのよ。また再読したい。最後に、印象に残った言葉。 しあわせって、たぶんいくつも形があるんだろう。大きかったり、丸かったり、ぴかぴか光っていたり。いびつだったり、変わった色をしていたりするかも知れない。そういうのをそのまんまで楽しめるといいとつくづく思った。

Posted byブクログ

2022/03/20

 てっきり小説だと思って購入したらエッセイでした。  北海道にあるトムラウシで一年間暮らした様子を描いたエッセイ。トムラウシは百名山の一つで、題名にもなっている通り、神々のあそぶ庭ともいわれているらしい。大自然もそうだが、何よりもトムラウシに暮らす人々がとても魅力的だった。一年間...

 てっきり小説だと思って購入したらエッセイでした。  北海道にあるトムラウシで一年間暮らした様子を描いたエッセイ。トムラウシは百名山の一つで、題名にもなっている通り、神々のあそぶ庭ともいわれているらしい。大自然もそうだが、何よりもトムラウシに暮らす人々がとても魅力的だった。一年間だけ暮らすというどう考えてもよそ者としか言いようがない作者家族をとても温かく迎えていた。 何もないけど何かあるみたいな表現をする事があるが、正にトムラウシの事だなと思った。そのトムラウシでの一年間を経て、家族それぞれがこれまでにない変化を見せていたのが印象的だった。

Posted byブクログ