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孤独のすすめ の商品レビュー

3.3

38件のお客様レビュー

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2018/07/14

一気に読んだ。著者の意見はとても自分に似ている。人生は青春、朱夏、白秋、玄冬と4つの季節が巡っていく。自分は今白秋あたりか? 孤独のすすめというよりも、老人階級と若者との階級闘争が始まるのを危惧する記述が心に残った。嫌老社会から賢老社会に変えていきたいものである。

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2018/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

五木寛之さんの本は『人間の覚悟』『下山の思想』に続いて3冊目。 全2冊は夫の本棚から。 この本はそのタイトルに惹かれ、手にした本。 既に30万部を突破しているベストセラー。 2015年に刊行された『嫌老社会を超えて』を再構成、大幅に加筆したうえで、タイトルを変えたそうですが… 『孤独のすすめ』というタイトルと内容がしっくりこなかった。

Posted byブクログ

2018/05/30

一部の「元気な100歳老人」がもてはやされ「孤独死」が悪とされる現代において、一人静かに孤独と老いを楽しむための秘訣とは?

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2018/05/17

改題して再構成された本らしいが内容とタイトルが一致しないのは気になる。短くて読みやすい。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou25801.html

Posted byブクログ

2018/05/10

そうなんですね。老人大国の先陣をきってるニッポン。あらためて実感しました。 2年後オリンピック開催のいま、前回の時とは国民の意識は明らかに違っていますね。 五木さんの危惧されている話には共感しましたが、タイトルはこれでいいのかな。 とチョッピリ思いました。

Posted byブクログ

2018/01/23

年末だったか五木寛之氏がテレビで、年取ることは登山に例えると下山で、登るより下山の方が難しい。だけど見晴らしはいいんだ、と語っていた。その考え方がおもしろいと思った。 「下山の思想」も並んで本屋の書棚にあった。内容は少しだぶっている。

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2018/01/27

青春、朱夏、白秋、玄冬自分の年齢を考えると白秋で老いは平等にやって来て心身共に誰でも老いる。アンチエイジングを否定して歳を認めて生きる。山を下るのを自覚して登る時に気が付かなかった事を観て過去を振り返りもOK、日本の今後の超高齢化社会での生き方を問う内容でタブーとなりがちな若者が...

青春、朱夏、白秋、玄冬自分の年齢を考えると白秋で老いは平等にやって来て心身共に誰でも老いる。アンチエイジングを否定して歳を認めて生きる。山を下るのを自覚して登る時に気が付かなかった事を観て過去を振り返りもOK、日本の今後の超高齢化社会での生き方を問う内容でタブーとなりがちな若者が支える社会矛盾に一石を投じ年寄社会をどう作るか?の作者の一案る展開するも解はなさそうだ。

Posted byブクログ

2018/01/01

孤独を癒すためのハウトゥーものではない。社会背景をメインに解説している。 そういう意味でタイトルと内容がミスマッチしていると思う。 回想をすすめる。過去を振り返ろう。断捨離は過去を思い出す糸口を捨ててしまう。

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2017/12/31

五木寛之は、昭和6年生まれで現在85歳であるが、70代頃から自らの年齢に合わせて人の生き方に関するエッセイを多数執筆している。 本書は、2015年刊行の『嫌老社会を超えて』を再構成し、大幅加筆した上で書下ろしを加えたもの。 題名は「孤独のすすめ」であるが、全体を通して書かれている...

五木寛之は、昭和6年生まれで現在85歳であるが、70代頃から自らの年齢に合わせて人の生き方に関するエッセイを多数執筆している。 本書は、2015年刊行の『嫌老社会を超えて』を再構成し、大幅加筆した上で書下ろしを加えたもの。 題名は「孤独のすすめ」であるが、全体を通して書かれているのは、副題の「人生後半の生き方」であり、原本題名に繋がる「嫌老社会」(老人を嫌悪する社会)を回避するための社会の在り方である。 本書から何を感じ取るかは、世代や現在の環境などにより異なるのだと思うが、知命を超えつつアラフィフとは言えない年齢に達した私としては、今後の自分の人生も想像しつつ、人生後半の生き方として以下のような点に大いに共感を持った。 ◆歳を重ねるごとに孤独に強くなり、孤独のすばらしさを知り、孤独を恐れず、孤独を楽しむ。 ◆古来、中国では、人生は青春・朱夏・白秋・玄冬の4つの季節が巡っていくのが自然摂理とされるが、それぞれの季節に適した生き方をする。 ◆精神活動は高めながらも自然にスピードを制御する、即ち、トルクは高めながらもシフトダウンする。 ◆生理的・肉体的な衰えを認め、受け入れる。 ◆人生の下山を楽しむ。登山中は振り返って見る余裕もなかった、眼下に広がる、周囲の山々、下界の大パノラマを楽しむ。 ◆古代ヒンズー教では、人生を学生期(がくしょうき)、家住期(かじゅうき)、林住期(りんじゅうき)、遊行期(ゆぎょうき)の4つの時期に分け、それぞれに相応しい生き方・役割がある。 ◆大切なのは死生観の確立。自分の死生観を託することができる宗教を見つける。 ◆未来を考えるより、むしろ昔を振り返る。記憶の抽斗を開けて、あのときはよかった、幸せだった、楽しかった、面白かったと、さまざまなことを回想する。回想はコストもかからず、認知機能の改善にも役立ち、楽しいことを思い出すのは心理的な効果も高い。そしてなにより、元気になり、人間とは愛すべきものだというあたたかい気持ちが戻ってくる。無限の宝物である。 人生後半を生きるための心の持ち様のヒントが得られる一冊と思う。 (2017年12月了)

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2017/12/29

発売5ヶ月で早くも13版の本書を店頭で見かけて即買いで読みました。論語からひいて、人生は青春 朱夏 白秋 玄冬と25年刻みで巡るといい、まさに玄冬の只中に居る五木さんからのメッセージ、さらりと読めるし特に反論する箇所もない判りやすい本です。青春の門 の頃は青春を謳歌されていた五...

発売5ヶ月で早くも13版の本書を店頭で見かけて即買いで読みました。論語からひいて、人生は青春 朱夏 白秋 玄冬と25年刻みで巡るといい、まさに玄冬の只中に居る五木さんからのメッセージ、さらりと読めるし特に反論する箇所もない判りやすい本です。青春の門 の頃は青春を謳歌されていた五木さんからの警鐘、超高齢化の日本に高齢者階級と若者勤労者階級との闘争が起きる懸念も看過出来ないかも! 白秋に居る私にも色々と考えさせてくれる良書でした。

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