妖琦庵夜話 花闇の来訪者 の商品レビュー
後味の悪さよのぉ 職場のいじめ、社畜の話は自分も社会人ゆえに敏感にならずにはいられない。 そこにある悪意が深くないのに誰かのことを深く傷つけることが可能なことが怖い 2024.9.23 148
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脇坂さんのナンパから始まるこの巻。 え!?脇坂さんが?何で??(笑) 甲藤さんのストーカーのおかげで助けられた麗花。元彼に妖人口裂け女だと言われ脅される。 ひまわり食堂で働くマメちゃん。うーん、何かとっても成長を感じられるー(*´꒳`*) 子供は百円。大人は三百円で日替わり定...
脇坂さんのナンパから始まるこの巻。 え!?脇坂さんが?何で??(笑) 甲藤さんのストーカーのおかげで助けられた麗花。元彼に妖人口裂け女だと言われ脅される。 ひまわり食堂で働くマメちゃん。うーん、何かとっても成長を感じられるー(*´꒳`*) 子供は百円。大人は三百円で日替わり定食を提供している食堂だ。 その食堂に通う美亜ちゃん。父親から酷い扱いを受けていた。それを目の前で目撃してしまうマメ。 マメの気持ちを察して、両手を包んでくれる五百木という耳が遠く口がきけないお婆さん。 そしてひまわり食堂で働く晴香は、旦那の様子が変わってしまい、自分は妖人河女ではないかと疑う。 今回も悲しい事件が起きました。。。 でも、死んだヤツら、死んでええやろ!と思ってしまった私。 献身的な奥様に感謝もない奴らなんて死んでしまえ!! おっと、言い過ぎました(笑) 榎田ユウリ先生、色々なポイントポイントで女性の気持ち突いてきますね! 何か凄くわかるーーーー という点が何度も、何度も。。。 そして、いつもいつも青目がーーーー!!! お前何やねーん!! 何したいねーーーん!!! と大阪弁になってしまう(笑) 昨日、娘が東京吉本の∞ホールへ友達と行く予定が、友達が急遽コロナになり、 お母さんお願いm(_ _)m 一緒に行って!! と頼まれ、ちょうど旦那がゴルフで暇だったので、いいよーっと二つ返事でOK。 以前大阪にも娘と吉本を見に行っていた私。 娘から、 東京は大阪ほど面白くないんだよね。ごめんね、母ちゃんm(_ _)m と言われていたから、全然期待していなかったのだが、これがめっちゃ面白かったー!!! 体調不良が続く中、めっちゃ笑いまくっていい気分で帰ってきました。 そろそろ体調不良も治るかなぁ? 医者に行って胸の音を聞いてもらうも、 うん、いいですね! と。 喉を診てもらうも、 うん、全く問題ない!全然悪くないですね! と。 なのにまだ咳が続いている。。。 明日は治るかなぁ?
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花闇の中を来訪して来ましたね、悲しみが…。 本作は敢えてトーンを落としているのが感じられます。 染み入る静かな悲しみ。それが美しい桜に誘われてじわじわと洗足に這い寄って来ている。 前巻とは打って変わって青目がなりを潜めています。マメちゃんの闇堕ちが失敗したので少しお休み?と思っ...
花闇の中を来訪して来ましたね、悲しみが…。 本作は敢えてトーンを落としているのが感じられます。 染み入る静かな悲しみ。それが美しい桜に誘われてじわじわと洗足に這い寄って来ている。 前巻とは打って変わって青目がなりを潜めています。マメちゃんの闇堕ちが失敗したので少しお休み?と思ったら… また君は私の涙腺を壊しにかかってくるのか… 今回は突然の強引なナンパから物語がスタート。まさか?!と思っていたら脇坂が美女をナンパしとる!!結構上手い!(これ何人かにやってたら1人は引っかかるんじゃ?) いや、明日使えるナンパ術は置いておいて。 このナンパされていた女性、麗花が今回の事件の発端です。どことなく洗足に似ている麗花。彼女はろくでもない元彼に脅されて金の無心をされています。 『口裂け女』の妖人の癖に!と大声で喚く男。相変わらず妖人にとって生き辛い世の中が続いています。 ところがこのクズ男が何者かによって殺害されます。口の中には小豆が… 小豆と言えば我らがマメくん。前巻から成長してNPO団体が経営する『ひまわり食堂』で働いています。 和菓子は苦手なのにマメくんが作る和菓子はどうしてこうも美味しそうなのか! うっかり今日も回転焼きを買いそうになりましたが、ここでも悲しい出来事を目にしてしまいます。 ここは三百円あれば美味しい定食が食べられます。(近所に欲しい、マジで)地域の方の貴重な交流の場にもなっているのですが、色々と事情を抱えている人達がやって来ます。 この美味しい料理を主に調理しているのがボランティアの主婦、晴香。 いつもやってくる耳の遠い五百木さんの事を気にかけています。 そしてマメくんに宿題を見てもらっている美亜ちゃん。引っ込み思案だけどひまわり食堂が救いの場所。 事件は突然に起こります。美亜ちゃんの義理の父親が登場。食堂内で怒鳴り散らして無理やり連れて帰ってしまいます。 察しの良い方ならお気付きでしょう。このクズ父も殺害されます。やはり口には小豆。 今回は被害者に全員、同情の余地がありません。1人だけ例外がいるのですが、グレイヴディッガー様(高野さんの小説)のようなダークヒーローが裏で動いているのか?! 犯人の正体が今回は分かりやすく、恐らく気付かれた方も多いでしょう。 でも肝心なのはそこではありません。全ては最後の章への布石。 青目よ…涙 本作のマメくんは成長を見せてくれますが、夷が意外な嫉妬心に自分自身で悩む場面が一瞬あります。ここがなんとも言えぬ耽美さで美しく好きなシーンでしたが、このくだりで益々、青目と洗足の行く末に悲しい影が漂って来ます。 今回は表紙にも描かれていますが桜が印象的に使われており、実は元から桜を見ると切なくなってしまう私はより一層、物悲しさに浸ってしまいました。 桜が人を覆ってくる。そんな風に思ってしまう心理的状況とはどれほど辛いことか。 どんどん物語がクライマックスに近付いているのが分かります。 青目の執着を「いやだ」と思いながらも気付けばそちらへ行ってしまいそうな危うさの洗足先生。 少し思うんですが、青目は単純に洗足しか信じられなくて、なのに洗足は新しい家族という居場所を見つけてしまっている。 本当は一緒に居たいだけなのに『鬼』の特性と歪んだ生き方のせいで『食らいたい』になっているのではないかと。 この辺もこれからどんどん明らかになって行くでしょうし、どうなるのかドキドキしますね。 あれ…?? 気付けば私…青目に持って行かれてないかい?! 青目…恐ろしい子!! だって、あんな最終章読まされたら!辛いじゃないの!なんでなん!誰か青目も助けてあげて!!本人はうぜぇとか思うかも知れないけども! でも私の最推しは相変わらず脇坂です。みんみんさんの本棚で脇坂が表紙の巻があるのを拝見したので活躍が楽しみ! 今回から表紙を担当されている中村さんの書き下ろしペーパーが付いていて嬉しかったです!皆が動いてるー! 洗足が皆のためにカレーを作るお話で、本編でやられたのでほっこり出来ました。 夷のイケメンっぷりよ…。脇坂も可愛くて良かった! 中村さんの絵って本当に繊細で美しいですね。表紙も毎回、何度も見入ってしまっています。 『同級生』以外の別の漫画も読んでみたいな。
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第6弾 マメちゃ〜ん! は、無いので安心して^^; 今回のは、青目の旦那の濃厚な気配があんまりしないなぁ… 結構、おとなしめ。 でも、ヤル事はやってたな。 殺されて当然の人はいないにしても、もう少し相手のこと考えなさいよ! 青目の旦那が手を下さずとも、いずれ地獄行きや...
第6弾 マメちゃ〜ん! は、無いので安心して^^; 今回のは、青目の旦那の濃厚な気配があんまりしないなぁ… 結構、おとなしめ。 でも、ヤル事はやってたな。 殺されて当然の人はいないにしても、もう少し相手のこと考えなさいよ! 青目の旦那が手を下さずとも、いずれ地獄行きやで! お前らは! みんなお互いを敬って生きろ! しかし、こういう殺されても仕方ないみたいなので、伊織さんを落とそうとする青目の旦那… どっちが、正しかった? お前は正しいのか? みたいな、剛柔併せ持った攻撃で、ジワジワと伊織さんを攻める。 う〜ん。 ヤバそう。 何か、翻弄されてるやん! ヤバい! ヤバい! 「先生〜!」 で、終幕って… 早よ次読まな!!!!!
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いやー斬り込んでます ずばぁっと 社会にはびこる闇に斬り込んでおります ずばぁっと! とても解決できてるとは言い難いんだけどね この社会の闇を表現するのにちょっとだけ「妖人」が都合がいいんだろうね ごめんちょっと嫌な言い方だね でもね やっぱりまず始めは闇を闇と認識することが...
いやー斬り込んでます ずばぁっと 社会にはびこる闇に斬り込んでおります ずばぁっと! とても解決できてるとは言い難いんだけどね この社会の闇を表現するのにちょっとだけ「妖人」が都合がいいんだろうね ごめんちょっと嫌な言い方だね でもね やっぱりまず始めは闇を闇と認識することがスタートなんよ 闇を詳らかにすることがスタートなんよ もしかするとそれは悲劇の始りになりうるのかもしれない だけどやっぱり信じたいじゃない 人の善意こそが幸せな結末への第一歩だって そしてそして、クライマックスに近付いているような気がすーる 盛り上がってまいりました!
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妖奇庵夜話シリーズの感想は10巻目の「妖奇庵夜話 千の波 万の波 (角川ホラー文庫)」のレビュー欄に記載
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今回は青目が絡んでいるだろう事件としては緩い。 その理由もまた伊織に対する執着からなのだが。 青目との絡みが続き、伊織も心が揺さぶられていく。 なぜ青目がこうも伊織に執着するのか、ラストに綴られている10代の頃の青目に起こったことが絡んでくるのだろろうか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作よりも胸糞悪いことは少なく、すんなり読めた。 女性を虐げる男たちには辟易するが、、、。 今回は脇坂も鱗田も大人し目。 捜査一課の玖島が活躍、、、ではないがお茶会に参加するのは新しい展開で新鮮だった。 事件の発端となるきっかけを作ってしまったのは伊織だが、やはり罪はないと思う。 犯罪を犯してしまう2人を引き合わせたのは伊織だが、犯罪を犯そうと思ったのはその本人。こんなことは多々ある。 殺人だけでなく、不倫や詐欺、窃盗なんかはきっとこんな風な巡り合わせがあるけど、当人たちの倫理や正義で未然に防がれているものが多いんだろう。 トリガーを引いたのはやはり青目。 悲しい思い、辛い経験、優しくされた記憶があるのに罪という概念が欠落している。 どんな方法をとれば青目は救われるのだろう。
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季節は春 桜舞い散る表紙…桜餅に金鍔 一見繋がりがない事件関係者達が複雑に絡み合いながら真相に近づいていく。 ラストの十代だった青目の過去が出たところで 続く…気になりすぎて待てない_| ̄|○ 今回の表紙が美しすぎる(〃ω〃)
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シナリオの雰囲気が違ったのは。 出会わなければ起きなかったかもしれないが、既に疲労困憊で精神的にも不安定だったであろう状態では微妙な状況だよな。 どんな経緯であれど、最終的に彼女の罪悪感を消し去り犯行に及ぶように仕向けたのは彼だからな。
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