妖琦庵夜話 花闇の来訪者 の商品レビュー
面白いです 今回は桜が背景を彩っています そして、伊織と青目との距離がどんどん縮まっています 目が離せないですね
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
と思ったらこっちの感想書いてなかった。 伊織と櫻はとても似合うなぁと表紙をしみじみ眺めつつ。そしてラストを読むと、その弟もまたとても櫻が似合うのだ。やっぱりどこか似ているのだろう。 自分が比較的フェミニスト思考なので、この手の話はもうどうしようもない怒りしかないので、極端に言えば「殺してくれてありがとう」と思ってしまう。バランスはさておき双方に否があることももちろんあるし、何があっても殺してはいけないのはわかっているが、絶対的弱者に対するそれらの仕打ちについては、死もしくは二度と立ち直ることなどできない絶望を与えるべきだと思ってしまう。せめてもフィクションにおいてはそれを良しとし、それが普通だと一人でも多くの人に伝えたいと思ってしまうので、今回はそれ以外にあまり理不尽な犠牲もなかったし、最後が最後なので、青目ありがとうと思ってしまってごめんなさい。 という偏った感想しか今回は書けないので、軽いところでいうと、ここらへんから犬がとても馴染んできていて、最近とても良い立ち位置にいる。憎めない。 そして毎回初版の明日美子先生のショート漫画が癒やしでしかない。明日美子先生漫画だと夷が結構キャラ崩壊しているけれど(笑)。 そんな私は桜餅は道明寺が好きです。
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桜の、美しくそして儚い風景をバックに、何とも物悲しい物語。人の小さな弱さ。絶望。そこから自分を守る術と、その選択。…難しい。 助けてって言えること。そして聞こえたら手を差し伸べること。 人の弱さを知る人でありたい。
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佳境に入っている感じが、ビシビシ伝わってくる。人間・妖人関係も少しずつ変化していく様、心の動く様が細やかでとても惹き付けられます。
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利益を求めない食堂で働き始めたマメの成長が微笑ましい。痛め付けられている食堂客と被害者になるその加害者の連続殺人事件は元々のルーチン風。伊織のもう在るだけで発揮されるような魅力が冒頭から眩しく、青目の執着と気だるくいやだと思う伊織のやり取りが艶っぽく、その際揺れるカンテラの映えも...
利益を求めない食堂で働き始めたマメの成長が微笑ましい。痛め付けられている食堂客と被害者になるその加害者の連続殺人事件は元々のルーチン風。伊織のもう在るだけで発揮されるような魅力が冒頭から眩しく、青目の執着と気だるくいやだと思う伊織のやり取りが艶っぽく、その際揺れるカンテラの映えも含め冴え渡っている。
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ほとんど出てこないのに青目の存在感がすごい。 伊織がどんどん傾いていってる気がするので次巻を…!早く…!!きになるー!!
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マメくんが、食堂でボランティアとして働き始めた。 が、殺人事件がおこって、彼は容疑者とされてしまう。 とはいえ、さくっと容疑ははれるんだけどね。 今回は、とても日常的な話。 日常的なのに、なんともいえない居心地の悪さがあって、事件がおこって解決に向かっていく間...
マメくんが、食堂でボランティアとして働き始めた。 が、殺人事件がおこって、彼は容疑者とされてしまう。 とはいえ、さくっと容疑ははれるんだけどね。 今回は、とても日常的な話。 日常的なのに、なんともいえない居心地の悪さがあって、事件がおこって解決に向かっていく間に、その居心地の悪さがほどけていく感触があって、上手いと思う。 うん。 今までの話は、閉塞感が常にあったのだけど、今回はなんか違ってる感で、きてる。 上手く、ギアチェンジしたと思う。 とはいえ、オチは弱いかな。 まぁ、むしろ弱いからこそ、彼女たちの境遇が浮き彫りになるのだけど。 …桜餅が猛烈に食べたくなりました。 でも、私は関西風が好きですww
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どうでございと偉ぶるわけでもなく、さり気なく、さり気なく、茶の湯のマナーを知れるシリーズでもあるな、とまた思う回。 「人の為に」強く行動できる者は果たして「己の為」を思えるか?といった具合の印象を強く残した。事件に関わる者達だけでなく、同様の思いを基点に新しいことに挑戦し心体共に...
どうでございと偉ぶるわけでもなく、さり気なく、さり気なく、茶の湯のマナーを知れるシリーズでもあるな、とまた思う回。 「人の為に」強く行動できる者は果たして「己の為」を思えるか?といった具合の印象を強く残した。事件に関わる者達だけでなく、同様の思いを基点に新しいことに挑戦し心体共に目覚ましく成長しつつある弟子丸マメの存在が、その陰影ゆえの悩ましさに光を差している。
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伊織さんに飲み込まれ体の一部になるであろう桜に対して初めて暗い妬みの感情もつ夷さん、伊織さんに対して悪意以外の感情で執着する青目さん 萌えが詰まってしんどい 今回は青目さんが主犯ではないけれどやっぱり関わっていたし、それは青目さんなりの捻じ曲がった恩返しのような感じだからなんと...
伊織さんに飲み込まれ体の一部になるであろう桜に対して初めて暗い妬みの感情もつ夷さん、伊織さんに対して悪意以外の感情で執着する青目さん 萌えが詰まってしんどい 今回は青目さんが主犯ではないけれどやっぱり関わっていたし、それは青目さんなりの捻じ曲がった恩返しのような感じだからなんとなくタチが悪い 青目さん子供いたのか・・しかも僅かながら愛情らしきものもあったのか・・・ 母親はきっと彼がカッとなって殺してしまったのだと勝手に推測する 子供の首を絞める母親を自分の母に、締められている子供を自分に重ね合わせてしまったのかな
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今回の青目の係わり方は控えめで許容範囲だったし,洗足家での相変わらずのやりとりも安定していて,ホームドラマを見るような安定感があった.そして,マメちゃんの成長が嬉しい.
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