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ある奴隷少女に起こった出来事 の商品レビュー

4.1

129件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    2

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2023/07/04

南北戦争前のアメリカの暗い時代の話。この時代があって今がある。この事実に出会えて改めて考えさせられた。

Posted byブクログ

2023/06/26

黒人が奴隷として扱われる現場を垣間見れたのは大変勉強になった。驚くほどモノとして扱われていたことに驚いた。翻訳が読みづらく、後半は流し見となったが、ある少女が少女から母親、1人の女性として奴隷制度から逃れるためにもがく様が書かれていた。今妊娠中だが、母親になるきっかけを比べてしま...

黒人が奴隷として扱われる現場を垣間見れたのは大変勉強になった。驚くほどモノとして扱われていたことに驚いた。翻訳が読みづらく、後半は流し見となったが、ある少女が少女から母親、1人の女性として奴隷制度から逃れるためにもがく様が書かれていた。今妊娠中だが、母親になるきっかけを比べてしまい苦しくなった。

Posted byブクログ

2023/06/23

奴隷制についての知識を持ち合わせていなかったので、読めるかな…と恐る恐るでしたが、無事に読了しました。翻訳本ですし、文章は少しばかり読みにくさもあります。主人公の置かれた環境の非情さ、奴隷としての残酷な運命など、読み進めるのは本当に辛いけれど、1人の大人として、知っておくべき内容...

奴隷制についての知識を持ち合わせていなかったので、読めるかな…と恐る恐るでしたが、無事に読了しました。翻訳本ですし、文章は少しばかり読みにくさもあります。主人公の置かれた環境の非情さ、奴隷としての残酷な運命など、読み進めるのは本当に辛いけれど、1人の大人として、知っておくべき内容であったと思います。

Posted byブクログ

2023/06/12

これが当初フィクションとして扱われてたのが納得できるほどの本だった。 あまりにも過酷でどんな映画や脚本家が想像するものよりも壮大で、またそれが現実であることが とてもこの本の壮絶さを物語ってる感じがする。 誰しもが心の中にドクターを飼っており 人を思い通りにしたい、時代がそうさせ...

これが当初フィクションとして扱われてたのが納得できるほどの本だった。 あまりにも過酷でどんな映画や脚本家が想像するものよりも壮大で、またそれが現実であることが とてもこの本の壮絶さを物語ってる感じがする。 誰しもが心の中にドクターを飼っており 人を思い通りにしたい、時代がそうさせていると 人生において少なからず思ったことは必ずあると思う。その中でいかに、その異質さに気づき自分の弱さを認め自分と真に向き合えるかだと思う。 キリストとも可哀想だと思う笑 こんなに拡大解釈される神様ってなかなかいないんじゃないかって思う。だけどそんな反面、どんな立場であれ自分の寄り添う場所が必要であり、孤独と闘っている感もする。 そういった意味でお互いが監視し合う日本では目に見える反応が一種の自分の行動の判断基準であり、神様に赦しをこう判断基準が監視し合う互いの目であり、目に見えない宗教的な概念が、あまり浸透してない気もした。 ユダヤ関連に触れた後のような後味の味本で歴史的にも興味深い本だった

Posted byブクログ

2023/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これが本当に起こった出来事なのだと思うと…。主人公リンダの7年もの屋根裏での潜伏、あまりにも壮絶だ。肉体的にも精神的にも自分なら耐えられないと思う。南部から北部へ向かう船での描写が心に迫った。北部へ行くのは悲願だ。夕日や頬を撫でる風に喜びを感じる。だけど愛する家族や世話になった人々は今去ろうとしている南部にいて、きっと二度と会えない。それでも進む。 旅行でアメリカを訪れたことがあるけど、その時のアメリカの印象とこの本に描かれるアメリカは別の国のようだ。かつてはあの土地でも同じような奴隷少女たちがいたのだろうか。

Posted byブクログ

2023/04/01

奴隷制というものが有ったことは知ってる。 でも、何にも判ってはいない。 たくさんの人が読んだら良いと思った。

Posted byブクログ

2023/02/06

事実は小説より奇なりという言葉通り、平和の時代を生きる私にとって衝撃的な話でした。 誰の徳にもならない奴隷制度。奴隷の主人も、幼少期からそのような現場を見せられていたら、人間の中の何かが壊れてしまうことは容易に想像されます。また、その奥さんも愛する人を奪われるということの辛さや屈...

事実は小説より奇なりという言葉通り、平和の時代を生きる私にとって衝撃的な話でした。 誰の徳にもならない奴隷制度。奴隷の主人も、幼少期からそのような現場を見せられていたら、人間の中の何かが壊れてしまうことは容易に想像されます。また、その奥さんも愛する人を奪われるということの辛さや屈辱は想像に難くない。何よりの被害者である黒人の人々、肌の色が違うというだけでその他に何が違うというのでしょうか。同じように話、人を愛し、ご飯を食べ、そして眠りにつく。ここにどのような格差があるというのか。なんて悲しい話だろうか、これが現実に起こったなんて恐ろしくもあり、ただ犠牲になった人々の冥福を祈る限りです。

Posted byブクログ

2022/12/28

とにかく衝撃的。実際に奴隷少女だった著者が、本名だと捕まるのでペンネームで書いた実話。 「小説は確かに面白い、でもフィクションよりも圧倒的に考えさせられる実話です」という本屋さんのポップに惹かれて買ったけど、本当に読んで良かった。 当たり前に人間が売買され、モノとして扱われ、もし...

とにかく衝撃的。実際に奴隷少女だった著者が、本名だと捕まるのでペンネームで書いた実話。 「小説は確かに面白い、でもフィクションよりも圧倒的に考えさせられる実話です」という本屋さんのポップに惹かれて買ったけど、本当に読んで良かった。 当たり前に人間が売買され、モノとして扱われ、もし殺してしまっても罪に問われない恐ろしい制度。目を逸らしたくなる残酷さだけど、こういう暗黒の歴史を知るのは大切だと思う。読んで良かった。

Posted byブクログ

2022/12/27

こんなにも残酷な事実があって良いのか 生まれた制度だけで人を虐げることだけは、してはいけないし、したくないと思う

Posted byブクログ

2022/11/29

確かにこの内容だとフィクションだと判断するしてしまうのも分かるぐらい、しっかりとした内容だった。 過去にこんな扱いを受けて来た事実、こんな扱いをした事実を受け止めて、今の問題に取り組んでいくためにクラシック上位にあると思うと改めてアメリカって凄いと思う。

Posted byブクログ