どこの家にも怖いものはいる の商品レビュー
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正直かなり怖かった。 5つの怪談話のオチは想像を見事に裏切られた。 まさか別々な場所で起きていたと思われる怪異が全部同じ場所で起きていたとは。 結局世智の父親は御山の神様なのか? 怪異の元凶とも言える亀代子の神隠しについては、はっきりとした結論が出ておらず、モヤモヤが残るので星-1。
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青木さんのレビューを見て購入を決意したものの 大型書店やネットにも売っていなくて諦めかけたが、 少し離れたところにある本屋で無事ゲットしました。 一見、無関係に思える家にまつわる怪談。 しかし起こる事象や怪異に共通点があり、 その謎に迫っていくストーリー。 読むと障りがあるタ...
青木さんのレビューを見て購入を決意したものの 大型書店やネットにも売っていなくて諦めかけたが、 少し離れたところにある本屋で無事ゲットしました。 一見、無関係に思える家にまつわる怪談。 しかし起こる事象や怪異に共通点があり、 その謎に迫っていくストーリー。 読むと障りがあるタイプらしいのですが、 自分も読んでる最中に割りとデカめに バンッと鳴って飛び上がりました。 暖房つけたてなので家鳴りだと思うことにします(笑) だってこれモキュメンタリー・・・だもんね・・・? 小さい頃なので記憶はないが怪奇現象がある家に 住んだことがあるのを思い出した。 普通の住宅街にある賃貸の戸建てで もちろん事故物件ではない。 母は怪奇現象に悩まされていたそうで、 父が帰宅するまで実家に避難していたそう。 怪談あるあるで家の中は何故か暗く、 昼夜問わず複数の視線を感じるらしい。 ほとんどは遠くからの視線だが いつもすぐ近くで見てくる奴がいるらしく、 それが男性だと何故かわかるんだとか。 部屋の扉が勝手に開いたり閉まったり、 幼かった自分も何もないところを指さしていたり、 産休で家に居た母はマジで怖かったと(笑) その一帯は忌み地という扱いだが、 信憑性のある資料を見付けたことはない。 友人も数人その住宅街に住んでいたが 何事もなかったらしいし、 同様の怪奇現象が起きていたら噂にもなるし 空き家が多いわけでもない。 ということで何故かその家だけ 怪奇現象が起こっているという結論に至った。 最終的に父が自●しそうになったのを きっかけにその家は引っ越したが、 今も誰か住んでいるのだろうか? 仮に取り壊されて新築になっていたとして 無事なんだろうか?
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怪異の正体についての推理・考察が正解とも不正解とも示されないことで(そしてだいぶガバくて不正解寄りに見えることで)、逆に「実は彼らが思ってるよりもとんでもない怪異が、そこかしこで発生してるんじゃないか」って恐怖をかき立てられる。 果たして割れ女は推理通りの場所だけにいるのか、「どこの家にもいる」のか……
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5つのバラバラの怪談が資料として掲載。 これらは、年代も登場人物も怪異の内容もバラバラなのに妙な共通点がある、と会談鬼オタクの2人がこの共通点を探っていく。 先に3つの怪談が掲載されていて、それを読んだ2人の解釈、その後に残りの2つの怪談が掲載されて、2人がこの5つの怪談の共通点を見つける、というもの。 これの嫌なところは「この本を読んでる読者にも異様な出来事が身の回りに起きてしまう」という「読者参加型」の怪談だった。嫌だよそんなの。怖い話は自分が安全地帯にいるからエンタメとして楽しめるのに、当事者になったらエンタメ要素皆無のただの恐怖になってしまう。 だから俺は4つ目と5つ目の怪談はすっ飛ばして最後の2人の解釈に進んだ。おかげで俺の身の回りには特にないも起きてない。 これから起きるのかもしれないけども。それも嫌だ。読みたくてこの本を手にしたのに怖いからわざと章を飛ばしたのは、ある意味でこの本の怖さを楽しんでるのかな。
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ホラー好きにとっても満足のいくくらい面白かったです!読む手が止まらなかったです!しかし、間の作者の話が無駄に長すぎて読むのにとても時間がかかりました。まあ最後の考察については、少しは驚かされましたがもっとどんでん返しが欲しいなと感じました。
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とあるYouTuberがビビり散らかした本として紹介していたので気になって手に取った。 怖かった〜!なかなか捲る手が進まずどきどきしながら読み進めた。ラストは頭がこんがらがってしまったが、そこまでの恐怖感が残暑を遠ざけてくれた。一人では読めなかったかも。 今まで読んだホラー本でも...
とあるYouTuberがビビり散らかした本として紹介していたので気になって手に取った。 怖かった〜!なかなか捲る手が進まずどきどきしながら読み進めた。ラストは頭がこんがらがってしまったが、そこまでの恐怖感が残暑を遠ざけてくれた。一人では読めなかったかも。 今まで読んだホラー本でもトップレベルに良かった。 自分の家でも音が聞こえてこないかしばらくびくびくすることになりそう…
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後半、怪異の真相に近づくほど怖くてどきどきした。 読後、部屋の中でバサッと音がしたのはどうしてだろう。
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怖かったー!最高! 全体的な話の構成、完璧すぎて一切飽きずにむしろ一気読みしてしまった。 最後の解説に大島てるさんを選んだりと人選も完璧すぎて拍手送りたい。 解説読みながら大島てるさんがくるってことは例の家について何か情報知ってるのかなってちょっと期待してたけど笑 知らぬが仏だよね。 5つの話は最初読んだ時それぞれが別々の変わった怖い話って感じだったけど2人の考察のおかげでどんどん繋がっていくってゆうのもまたミステリー感がとてもあって読んでいて気持ちが良かった。話が進むにつれて家の屋根からいつ音がしてくるかってちょっと不安にも思いながら読んだりまた一風変わった読書体験ができてすごく新鮮だった。 ホラーミステリー最高。 三津田さんの他の作品もぜひ読みたい。
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リアルすぎて、夜中に読むのが怖すぎて一旦本を閉じました。読み返してもまた違う怖さを感じられると思います。
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読んでる間の緊張感が凄すぎて肩が凝りましたw 特になにも起こらない場面でさえも冷や汗が出そうなほど!
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