どこの家にも怖いものはいる の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
YouTubeでこの本を紹介してた人が、この本を読み終えてから、家で妙な物音がしたり、体調が悪くなったりと言っていて、どんな本か気になり読んだ。 5つの短編を単純にホラーの話として楽しむことができ、またそれぞれの話にどんな類似した部分があるのかを探りながら読めて良かった。 割と残穢と似ている感じがしていて、僕はこっちの方が好きかな。
Posted by
4.0点 これ読んでる間、毎晩悪夢見てました。。まじで 夜ベッドの上で耳を澄ませてしまう。。。 ラストも、これで良かった これ以上関わっていたら。。。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
異次元屋敷、幽霊物件、光子の家を訪れてが、5個のお話の中で怖さを感じた。幽霊物件の怪異は、似たような話を地獄先生ぬーべーで見た記憶がある。 (屋根をカッパのような妖怪が、踊るように動いててその家には不幸【亡くなったり】が起きるお話。) 考察は、他の方がいうように無理があるかもですが、お話としては面白かったです! 三間坂さんが、格子の布団を実家から送ってもらったフレーズは、可愛いなと思ってしまった。
Posted by
読書系YouTuberのけんごさんごが「心底びびり散らかした小説」として本作を挙げていたが、冗談抜きで怖かった。場所も時代も異なる上でそこにある家やアパートで起こった怪談は勿論怖いがそれだけではなく、その怪異の根元を考察していくミステリーの要素もあって面白かった。今のところ読了...
読書系YouTuberのけんごさんごが「心底びびり散らかした小説」として本作を挙げていたが、冗談抜きで怖かった。場所も時代も異なる上でそこにある家やアパートで起こった怪談は勿論怖いがそれだけではなく、その怪異の根元を考察していくミステリーの要素もあって面白かった。今のところ読了した後で何も奇妙な音は聞こえないが…
Posted by
はじめて拝読した三津田先生 構成に唸った。趣深い。 ただし、中間~後半は読むのに忍耐がいった(走り読みした)
Posted by
時代も場所もバラバラな短編的な怪談が、最後に全てが繋がっていくというような物語。 別の人のレビューでもありましたが、途中途中で挟んでくる自身の著作に関する説明や、自己満足的な語り口が非常に鼻に付きます。 ファンなら嬉しいのかな?とも思いましたが、これで嬉しがるファンもなかなかな...
時代も場所もバラバラな短編的な怪談が、最後に全てが繋がっていくというような物語。 別の人のレビューでもありましたが、途中途中で挟んでくる自身の著作に関する説明や、自己満足的な語り口が非常に鼻に付きます。 ファンなら嬉しいのかな?とも思いましたが、これで嬉しがるファンもなかなかなバカな気がします。(私は飛ばし読みしました) また、ノンフィクションかのように、それぞれ時代が違う怪談を、時代性を意識して別の人物が書いたようにしているのですが、それがまた著者の語り口のクセと知的レベルが透けて見えて明らかに創作だろうと思ってしまい幻滅。 謎解き部分もだいぶ強引でチープな印象で、整合性が甘い感じがしました。 ただ、5つある怪談の部分は、迫り来る恐怖の描写が上手ですごく怖いです。 いろいろと目をつぶって、怪談の部分だけ読めば★5つくらい怖い話し。
Posted by
別々の怪談なのにどこか共通している。 それがほんのり怖い。 実話怪談風に語られる怪談と、解釈がだんだんつながっていく感じは気分がいい。 最後まであんまり意味がわからないところがあり、少しばかり消化不良。 文庫につきものの解説も、この怪異譚の一部のようで面白かった。
Posted by
申し訳ないが、作者のオナニー部分(他の作品の宣伝のような詳細部分)多すぎて断念。開幕からそうなので、我慢して読んでいたが、怪談部分はめちゃめちゃ面白いのに、中盤でまた宣伝されて嫌気がさす。申し訳ないが、幽霊屋敷シリーズが怖いと聞き、初めて読み出したものでこの作者さんに思い入れが無...
申し訳ないが、作者のオナニー部分(他の作品の宣伝のような詳細部分)多すぎて断念。開幕からそうなので、我慢して読んでいたが、怪談部分はめちゃめちゃ面白いのに、中盤でまた宣伝されて嫌気がさす。申し訳ないが、幽霊屋敷シリーズが怖いと聞き、初めて読み出したものでこの作者さんに思い入れが無い状態なので、私には読み進めるのがとても苦痛でした。 途中ギブアップ。一気に幽霊屋敷シリーズ積読していたが、どれも宣伝部分あるらしいので残念。
Posted by
流石!期待を裏切らない!三津田信三先生〜 安定の怖さと面白さを叩き出してくる〜 何かとおすすめホラー小説で出てくる 幽霊屋敷シリーズの第一作の本作…うむ! ヤバい!!めちゃ面白い!! 某県に住まい方は…マジどんまいです!笑笑 本作の著者、三津田信三先生の元に河漢社の 三間...
流石!期待を裏切らない!三津田信三先生〜 安定の怖さと面白さを叩き出してくる〜 何かとおすすめホラー小説で出てくる 幽霊屋敷シリーズの第一作の本作…うむ! ヤバい!!めちゃ面白い!! 某県に住まい方は…マジどんまいです!笑笑 本作の著者、三津田信三先生の元に河漢社の 三間坂秋蔵がある三つの怪談話を持ち込んできた 事にこの話は始まる。 一見バラバラに、見える話だったが…ある類似点を見つけた2人は導かれるように、はたまた取り憑かれたようにバラバラの怪談話の繋がりを探す事に…… 冒頭からお願いと称した文章から始まており これは『実話ですよ』と言う事を読者の頭に叩き込む!まぁ〜軽めのボディブローを喰らう感じですね。こんなへっちゃらだぜッ!! しかし……中盤あたりから徐々に怪談話の恐怖に 慄きそれに伴い、これって実話ですよねー(⌒-⌒; )と 冒頭のボディブローが徐々に効き始める。 しかしそれだけでは終わらせない。 三津田信三先生による読者を恐怖に陥れる。 必殺技の『自己責任でお願いします』 うわーこれ言われたらもう無理!無理!(T^T) 確実にページを捲る手が止まる事間違いなし! 間違いなく躊躇してしまう。 だが…ここで止めるわけなでしょ! いざ!勝負の後半戦開始!! 読み終わってみると…惚れ惚れしてました。 三津田信三先生に…( ⸝⸝ʚ̴̶̷̆ ̫ ʚ̴̶̷̆⸝⸝ ) だってめちゃすごかったんだもん 先生による5つ怪談話の考察が面白すぎる!! 文献などを用いてしっかり考察してくれる 願わくば僕もこの場に居たかった〜(⸝⸝o̴̶̷᷄ ·̭ o̴̶̷̥᷅⸝⸝) それぐらい読み応え抜群のラストでした〜 今回は怖さと面白さが丁度いいバランスで とてもよかったです。 さてさて…次作はまた次の機会にと思っていましたが! もうこれは!続けて読むことにしましたよ!! ( •̀ᴗ•́ )و
Posted by
べらぼうに怖い……(༎ຶ⌑༎ຶ) 『のぞきめ』の時もそうだったけど、三津田作品は私の恐怖ツボ付いてくる…((((;゜Д゜))) 『幽霊屋敷シリーズ』1作目! 三間坂という編集者と意気投合し、頭三会という飲み会をしながら怪異譚に花を咲かせる『私』こと三津田信三。 三間坂...
べらぼうに怖い……(༎ຶ⌑༎ຶ) 『のぞきめ』の時もそうだったけど、三津田作品は私の恐怖ツボ付いてくる…((((;゜Д゜))) 『幽霊屋敷シリーズ』1作目! 三間坂という編集者と意気投合し、頭三会という飲み会をしながら怪異譚に花を咲かせる『私』こと三津田信三。 三間坂が『私』に見せた3つの幽霊屋敷のテキスト——。 一見バラバラな話なのだが、共通点があるように思えてならない。 すると三間坂が四つ目の話を見つける。 2人は飲みながら考察を重ねるが…。 まず、文句なしに面白い!!! 次に、めちゃくちゃ怖い!!! 最後に、1つのテーマを何ヶ月も費やして資料を集め、深掘りし、それを飲み会しながら考察するなんて——こんな有意義で知的な飲み会最高すぎる!!参加したい!!! ………というのが、この本を読んだ端的な感想です!!笑 作者自身が主人公で、手に入れたテキストが話のメイン。 出所も時代も憶測しか出来ず、日記や小説といった形式から、不気味さしかない。 後から徐々に追加されていくテキストは奇妙さを上乗せさせるモノで、詳細が明らかに(考察されて)なるにつれ、徐々に業の深みが見えてくる…。 構成が秀逸すぎて、何も言えんですよ(^▽^;) どうしたら読者を震え上がらせる事ができるか把握していらっしゃる…。 ちびりますから。 読み進めていくのに、ある意味覚悟が必要でした。 怖すぎて途中で読むのをやめる!なぁんて選択肢は毛頭ないので、一旦本を閉じて休憩と深呼吸しました笑 満を持してリスタートした時ちょうど震度1の地震があって、過剰に反応しました(-_-;)ヤメテヨ そんな感じで途中ビビって中断したものの、総合的には一気読みに近い…!! だって、読むのやめられなかったんだもん。 それくらい面白かった!! 怖いけど…面白かったが勝つ!! 次巻は『わざと忌み家を建てて棲む』 さて、今夜は無事に眠れるでしょうか……。 それだけが心配です。
Posted by