どこの家にも怖いものはいる の商品レビュー
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完全ネタバレの感想、と言うより、メモです。 作中では語られていなかったけれど、何故、女の子は無事で男の子ばかりが連れて行かれるのか…という謎について。 おそらく、世智が産んだのは、男の子だったのではないでしょうか。そして、生まれてすぐに、当主に殺されてしまったのではないか、と考えています。 それから、「格子」について。 この手の話が好きな方なら、すぐに気付くかと思いますが、物理的に世智を閉じこめるだけでなく、彼女の能力も封じられたとの事なので、これは単なる「格子」ではなく、「九字」や「籠目」の役割を果たしたのだと思われます。
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文庫化。 『家』にまつわる恐怖譚。『作家シリーズ』の系譜なのかとも思ったが、それとは少し趣が違っていた。 一応の論理的な結末は用意されているが、ウエイトは怪談に置かれているので、よく解らないままに終わった部分も多い。 それにしても、三津田信三の『家』ホラーの気味悪さは一級品でタマラナイ。
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時代も内容もバラバラに見える5つの幽霊屋敷にまつわる怪談。でもどこか似ている気がする。その共通点とは何かを三間坂編集者と作家三津田信三が探る。 家シリーズと作家シリーズを混ぜたようなテイストの作品で、こういう虚実入り交じったメタな作品が大好きなので面白かった。一応、ミステリ的とま...
時代も内容もバラバラに見える5つの幽霊屋敷にまつわる怪談。でもどこか似ている気がする。その共通点とは何かを三間坂編集者と作家三津田信三が探る。 家シリーズと作家シリーズを混ぜたようなテイストの作品で、こういう虚実入り交じったメタな作品が大好きなので面白かった。一応、ミステリ的とまでは言わないが、論理的風に解釈を加えてるところも。 作中の「あれ」に追いかけられるところがどれもツボで良い感じに怖くて良いです。(こう……ゆっくり動いてたのが突然ガッと来る感じが……)
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作家の元に集まった五つの幽霊屋敷話。人物、時代、内容…バラバラなはずなのに、ある共通点を見つけた時、ソレは突然あなたのところへ現れる。〈解説〉大島てる
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