シャーロック・ホームズ対伊藤博文 の商品レビュー
歴史が苦手な私には 正直、読むのがしんどい作品でした。 おまけに、賢い2人の会話にはついて行けず(笑)
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※このレビューにはネタバレを含みます
シャーロック・ホームズという架空の人物と伊藤博文という実在の人物が友人同士という面白すぎる本である。また、殺人事件などでは無く歴史上の出来事を持ってきてホームズならこれをどう解釈するのかというところもとても面白かった。事実と虚構が混じりつつも伊藤博文の人間性や人間関係の部分や当時の雰囲気をここまで演出したところがとてもエンターテインメント性を感じた。最後のシーンでは、ホームズが長年疑問であった兄弟の関係性やホームズと博文のあるはずの無い関係性が設定の巧妙さによってまるで本物であるかのような感覚に感じるところがとても不思議な気分で感動した。 最後にこの小説をアニメ化したときの声優陣を乗せておくので読むときの参考にして欲しいです。 シャーロックホームズ:森川智之 伊藤博文:山寺宏一 ニコライ:内山昂輝 シェーヴィチ:平田広明 カネフスキー:津田健次郎 陸奥宗光:井上和彦 井上馨:銀河万丈 園田警視総監:山路和弘 向畑治三郎:杉田智和 北賀市市太郎:中村悠一 チェーホフ:高戸靖広 アンナ:湯屋敦子 デニーキン:小西克幸 マイクロソフト:置鮎龍太郎 ワトソン:高木渉 セバスチャン・モラン:梁田清之 ジェームズ・モリアーティ:土師孝也
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この小説を読む前に解説では絶賛の嵐で期待して読みましたが ずーっと違和感が有る状態でした。内容自体は正直それ程面白く有りませんでした。何か無理割り歴史に合わせてありホームズも何か違う様に思われました。これはTV向きなのかもしれませんね!
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大津事件を扱った歴史ミステリ。大津事件は犯人の動機以外にもロシア側の各種対応にいくつか不自然な点があり、それに対して推理小説式の明快な説明を与えようと試みている。ワトソン視点ではないためホームズものの雰囲気はあまりない。
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これを読んで痛感したことは、私って歴史を知らないな!!でした。 シャーロックホームズに精通していなくても大体どんなキャラクターなのかを知っていれば読めますが、ホームズ作品を知っていれば尚楽しめると思いました。 伊藤博文が女好きなエピソードは創作かと思いきや、どうやら史実だったら...
これを読んで痛感したことは、私って歴史を知らないな!!でした。 シャーロックホームズに精通していなくても大体どんなキャラクターなのかを知っていれば読めますが、ホームズ作品を知っていれば尚楽しめると思いました。 伊藤博文が女好きなエピソードは創作かと思いきや、どうやら史実だったらしいので、きっと武道に長けていたのも本当なんだろうな…。
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黄砂の籠城・進撃とほぼ同じ時代背景で、より歴史を理解することに役立った。実在の人物ばかりの中にシャーロック・ホームズという架空の人物を入れる手法がとても面白い。
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シャーロックホームズ作品を空想科学読本的なアプローチで解読する、、って感じのネタが随所に散りばめられている。 そこに、伊藤博文、井上馨、大津事件、ニコライ殿下、そしてホームズ。表の顔と異なる地の部分。癖のある問題児盛り沢山。破綻なくミステリーに仕立てる手腕、素晴らしい物語です。
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大日本帝国初代総理大臣の伊藤博文とコナンドイルの産み出した名探偵シャーロックホームズの夢の共演!!! 伊藤博文 総理大臣であったこと、暗殺されて死んだ事、維新三傑亡き後の日本を牽引した人、中国から一目置かれていたぐらいが自分の持っていた伊藤博文への知識 本書を読んで女好きであ...
大日本帝国初代総理大臣の伊藤博文とコナンドイルの産み出した名探偵シャーロックホームズの夢の共演!!! 伊藤博文 総理大臣であったこと、暗殺されて死んだ事、維新三傑亡き後の日本を牽引した人、中国から一目置かれていたぐらいが自分の持っていた伊藤博文への知識 本書を読んで女好きである事と奥さんが偉い事が分かった。 シャーロックホームズ 名探偵(コナンドイルの作品を読んだ事は無い) 本書を読んで、どの名探偵よりも計算力、記憶力、推理力が凄い!探偵の見本!!! ホームズがライバルのモリアーティ教授を倒す場面から始まる。 イギリス留学中の伊藤博文が幼少期のホームズを助けた事から、とある理由でホームズは日本へ行く事に! 再開を果たす伊藤とホームズはロシアと日本の開戦を防ぐために政治力と知力を駆使して陰謀へ挑む! ホームズも博文も凄い!!!
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シャーロック・ホームズが好きな人におすすめ。 ホームズが日本に来ていたという説は以前聞いたことがあった。著者はそこからホームズと伊藤博文が出会うという、高揚せずにはいられない物語を紡ぎ出した。
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ホームズの話をきちんと読んでることが前提なので、今のタイミングで読んだのは失敗だったな、、、。 大津事件の解釈をフィクションと実在人物に当てはめるのは興味深い発想ではあったが。
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