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地球幼年期の終わり 新版 の商品レビュー

4.1

38件のお客様レビュー

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2019/04/13

選ぶのがなかったので新版にしたが、実際は旧版を読んだ。大学時代に初読し、ずいぶんあいてから再読して受けた印象が全然違っていた。ずいぶん深い意味がありそうでまた読みたい。

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2019/04/05

死ぬまでにこれだけは読んどけ海外100選、みたいなのに入っていた、SFの傑作。 前から、読みたいとは思ってたけど逃していた。 読んでみて、ん~……傑作ね~……。 無駄に長くないか?? 面白いことは面白い。 でも、読むのを辞めたくなるくらいではないけど、退屈な箇所もあった。 人類の...

死ぬまでにこれだけは読んどけ海外100選、みたいなのに入っていた、SFの傑作。 前から、読みたいとは思ってたけど逃していた。 読んでみて、ん~……傑作ね~……。 無駄に長くないか?? 面白いことは面白い。 でも、読むのを辞めたくなるくらいではないけど、退屈な箇所もあった。 人類の進化が急激すぎて、なんかついていけなかったのかな。

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2018/11/01

壮大すぎて追いつかなかったから、またいつか読もう。 2001年のリバイバル上映を見に行く予定の日に偶然読み終わった。 Childhood's End (1953年)

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2018/08/07

◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第二十七回 ・・・ 第二十七回 「地球幼年期の終わり」 ・・・ スティーブン・ホーキングが亡くなる前に、人類はあと100年以内に滅亡するだろう、っていった……らしいのね。 らしい、というのは私はそれ読んでないから……。 それに対してニューヨーク...

◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第二十七回 ・・・ 第二十七回 「地球幼年期の終わり」 ・・・ スティーブン・ホーキングが亡くなる前に、人類はあと100年以内に滅亡するだろう、っていった……らしいのね。 らしい、というのは私はそれ読んでないから……。 それに対してニューヨーク大学のカクミチオが(宇宙の解説者としてしょっちゅう出てくる人)もし、その100年を生き延びたら、人類はいちかいてい(変換できない!)を登り、宇宙に出ていけるだろう、といったのを聞いただけだから。 で、思い出したのがこの「地球幼年期の終わり」 アーサー・C・クラークの言わずもがなのエスエフ大傑作です。 これは宇宙人が地球を管理していて、それはなんのためなのか? が謎、になってて最後に明かされる、エスエフミステリー(といっていいでしょう)です。 読んでなかったら、一度は読むといいよ、もう基礎的教養だよね、になった一冊だから……。 人類は幼年期を終わり、次の段階にいく……。 本当に実現するかもしれない今、これを読み返してみると面白いかもしれません。 2018年08月07日

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2018/08/28

SFの古典的名作。 スケールの大きさと深遠なテーマに作りこまれた構成。 各章ごとに独立した内容になっているが「上主」と呼ばれる異星人の姿や目的が徐々に明らかになるにつれて壮大な物語が形成されていく。そして物語のメインは「上主」に管理される側の人類そのものであると気付かされる。 ハ...

SFの古典的名作。 スケールの大きさと深遠なテーマに作りこまれた構成。 各章ごとに独立した内容になっているが「上主」と呼ばれる異星人の姿や目的が徐々に明らかになるにつれて壮大な物語が形成されていく。そして物語のメインは「上主」に管理される側の人類そのものであると気付かされる。 ハードSFの要素に加え、人類の進化と終末に向かう過程は神秘的、そしてクライマックスはまるで神話のような雰囲気。 宗教、哲学的な側面も含んでいる。 派手なドンパチはないが知的で緊張感を持たせながら核心に迫っていく展開は全く飽きさせない面白さ。

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2018/03/22

はじめは、ありがちなSFの展開だなと思っていたが、第2部から第3部に移るに連れて予想を遥かに越える展開に圧倒された。上主の目的は科学を越えるものであった。名作。

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2018/01/14

SFの古典。 冒頭のイメージは強烈で有名だが、読んだことなかったな。昔、2001年読もうとして力尽きた記憶があって、クラークは避けてた。 筋立て自体は、よくある人類の次への進化みたいなもんで、よくあるなあ、と思ってたが考えて見りゃ、こっちの方が断然先な訳だ。 で、構成が上手い...

SFの古典。 冒頭のイメージは強烈で有名だが、読んだことなかったな。昔、2001年読もうとして力尽きた記憶があって、クラークは避けてた。 筋立て自体は、よくある人類の次への進化みたいなもんで、よくあるなあ、と思ってたが考えて見りゃ、こっちの方が断然先な訳だ。 で、構成が上手い。 かつ、人類の未来を描ききり、それで終わらない。 すごいなあ。 気になるのは、なんか、設定はいいとして、その奥にある原理とかそう言ったものにあんまり触れてないところだったりしたが。 最近のSFものがそういうところにこだわり過ぎているというか、一個の設定から思考実験みたいになってるのとは肌合いが違うってところかも。

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2017/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古典と呼ばれるに恥じない作品である。 物語は大きく三部作から成る。様々な年齢、立場の人々が幼年期の終わりを見届ける。原題は「Childhood's End」。タイトルが最高だ。 「上主」という訳語がピンとこなかったのだが、解説で原文(Overlord)を見て洒落てるな、と思う。上主は統治しない。そんな野蛮さを超越しているからだ。 もうひとつの訳語は、原文を見ても意図がよくつかめなかったが…… 上主が姿を見せない理由は、それを明かすことによって人類が衝撃を受けるからだが、その因果の部分が特に面白かった。 それに、進化の考え方に仏教思想ぽいというか神秘主義みたいな色が出てくるところも興味深かった。 それにしても、ユングの集合的無意識という概念の発明は、何よりSFに与えた影響が大きかったのではないか。

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