平家物語 犬王の巻 の商品レビュー
映画を観てやっと読んだ。 能の話とか固有名詞が分かりやすい。 伝記もの?でとっつきにくいのかなぁと思ってたけど、一文が短くてすっと頭に入ってきた。 演奏シーンをあの文章からアニメに落とし込んだのがすごいなぁ。
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女王蜂アブちゃんのファンで、映画『犬王』を5回も見ました。その流れでこの本を読むと、より詳しく内容が分かって面白かったです。 腕塚や鯨の歌詞がこう意味なんだっと理解する事ができて、また映画を見たくなりました。
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『平家物語』の解説本でも新訳でも新解釈でもありません。何たって舞台は室町時代、足利義満と後小松帝の時代だもの〜。
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映画がヤバいは随所で目にする感想ですが、原作もヤバい。 古川先生の語り口が淡々としているのに、二人の数奇で劇的な人生を、二人の疾走感はそのままに伝えてくるのが読んでいて心地良い。 悲劇のはずの終幕が、ただ愛しく美しい。
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アニメ「平家物語」を観て、映画「犬王」を観て本作を読んだ。 映画版は楽曲やアニメーションは素晴らしかったのだけど、ストーリーは読み取りきれない部分が多かったので、ようやく原作を読んで色々補完ができた。 特に犬王の演目「鯨」や「腕塚」はこういう背景のストーリーだったのか!とようやく...
アニメ「平家物語」を観て、映画「犬王」を観て本作を読んだ。 映画版は楽曲やアニメーションは素晴らしかったのだけど、ストーリーは読み取りきれない部分が多かったので、ようやく原作を読んで色々補完ができた。 特に犬王の演目「鯨」や「腕塚」はこういう背景のストーリーだったのか!とようやく理解。 そして特に犬王の演目の本作における描写は、思わずイマジネーションを働かせたくなる素敵なものだったので、「ここを映像で描きたかったのだな。そして映像にするならアニメーションだな」と映画化された背景に想いを馳せて1人納得してしまった。 友有と犬王の友情は映画版のほうが丁寧に描かれてたのでそこを楽しみたい人には映画版もおすすめしたい。
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壇ノ浦の戦いで海に沈んだ「草薙の剣」の呪いを受け、盲目になった少年・友魚。 猿楽師の父により人ならざる者への生け贄にされ、異形の赤子として生まれた犬王。 やがて、友魚は友一と名前を変え、琵琶法師になり、見よう見真似で猿楽を習得した犬王と出会う。 二人の生み出す、新しい「平家物語...
壇ノ浦の戦いで海に沈んだ「草薙の剣」の呪いを受け、盲目になった少年・友魚。 猿楽師の父により人ならざる者への生け贄にされ、異形の赤子として生まれた犬王。 やがて、友魚は友一と名前を変え、琵琶法師になり、見よう見真似で猿楽を習得した犬王と出会う。 二人の生み出す、新しい「平家物語」は世間の評判となり、上演されるごとに、犬王の体に封じられた平家の怨霊も成仏されていく。 本来の美しさを取り戻していく犬王の猿楽は、ますます人気になっていくが……。 アニメ映画のほうを先に観て「ずいぶんと上演シーンに特化した作りにしたのだなあ」と思ったが、原作のほうも後半はほぼ、友一が語る「平家物語」「犬王の物語」で構成されているので、あんがい原作に忠実な作りだったのかもしれない。 友一の語りの中で、時系列が行ったり来たりする上、「平家」についての内容も含むので、「平家」のくだりは少し読みづらかったが、友一と犬王の観客になったつもりで読んだ。 原作のほうが友魚、犬王、それぞれの事情をくわしく説明していて、アニメのほうが友魚と犬王の関係を深掘りしているので、両方みることで補完できると思う。
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映画見て、その後近くの本屋さん行ったら置いてあったので。すぐに読んでよかった!どちらかだけだったら楽しみきれなかったかも。
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すでに映画「犬王」をご覧になりましたか?どちらからでもよいのですが、私の場合、先に映画を観ました。映画の中でよくわからない部分がありましたが、小説によって明らかになりました。古川日出男さんの文章はシンプルです。そのかわり、読めば読むほど違う味が楽しめます。
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映画を観て面白かったので 原作本も読了しました^ ^ 映像が先だったので、 頭の中で映画が再生されて楽しかったです。 映画の中で、話が少しわからなかったところは 本を読んで理解できました^ ^ 友魚と犬王の友情が素敵だけど 少し悲しく、余韻がある終わり方でした。
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