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弁当屋さんのおもてなし ほかほかごはんと北海鮭かま の商品レビュー

3.8

79件のお客様レビュー

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2024/09/21

煌びやかではないけれど、お客さんに寄り添ってくれる素朴な家庭の味のようなお弁当。 時にはお客さんのお願いを聞いて、『魔法のお弁当』も作ってくれる。 店長の卵焼きとユウさんのお弁当とおにぎりが魅力的すぎて読んでいるとお腹がすくから注意!

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2024/09/04

 食事というのは、考えてみるとちょっと面白い。もちろん生きていくために摂るものだが、時にはそこにはドラマが生じる。スピードや効率のよさが求められがちな現代だからこそ、食事くらいは時にはゆっくり食べたいものだ。  本作は、北海道札幌にある小さなお弁当屋さんを舞台にした食事にまつわる...

 食事というのは、考えてみるとちょっと面白い。もちろん生きていくために摂るものだが、時にはそこにはドラマが生じる。スピードや効率のよさが求められがちな現代だからこそ、食事くらいは時にはゆっくり食べたいものだ。  本作は、北海道札幌にある小さなお弁当屋さんを舞台にした食事にまつわる物語である。思い出の味あり、初めての味あり。一つのお弁当にも人それぞれの物語が刻まれている。過去から未来へ。明日に繋がるお弁当物語第1弾。

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2024/08/01

生きる事とは食べる事である。 北海道札幌市の路地裏で営業する『くま弁』を舞台にした連作短編集だが、人情話と美味しそうな弁当に間違いなく腹が減る一冊。ほんの少しだけ日常の謎的な要素が含まれているのも個人的にはツボ。ただ、推理要素は脇の脇なのでそこまで期待しないように。

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2024/03/28

«温かなごはんで、新たな出発にエールを» ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「新しいことたくさんできますよ」 「きっと、そのために新しい土地に来たんですよ」 (本文第1話より抜粋) 新天地で不安やストレスを溜め込みそうな時、「この場所も悪くないな」と思えるような温かくて美味しい出会いに恵...

«温かなごはんで、新たな出発にエールを» ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「新しいことたくさんできますよ」 「きっと、そのために新しい土地に来たんですよ」 (本文第1話より抜粋) 新天地で不安やストレスを溜め込みそうな時、「この場所も悪くないな」と思えるような温かくて美味しい出会いに恵まれたら、幸せだと思いませんか? 慣れない土地で頑張ろうとする方に。そして毎日毎日を精一杯過ごす方に、そして時々懐かしい味が恋しくなる方に。どんな方にもそっと寄り添ってくれる、すすき野のこじんまりとしたお弁当屋さん「くま弁」。メニューに無いお弁当でも、頼めば観察眼の鋭い店員さん「ユウ君」がお客さんの気分に合わせて作ってくれます。 くま弁のお弁当を食べれば、明日も頑張る力を貰えるはずです。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 店長の熊野さんやユウ君が作る卵焼きやお弁当の描写が食欲をそそり、私も千春さんや他の皆さんと一緒にお弁当やおかずを食べているような温かくて幸せな気持ちでいっぱいになりました。 落ち込んだり不安になったり、モチベーションが上がらなくて困ったりする中でも、「○○があるから頑張ろう!」と少し先の未来に向かって前向きになれる味を、私も探してみたいと思いました。

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2024/02/06

こんな弁当屋さんが家の近くに欲しい!! と心の底から思う本です。 続きが気になる。 手が止まらない本でした

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2023/11/11

千春がお弁当を食べる描写がとてもおいしそうだった。 『千春は苛立ちのままぶっすりと鮭かまに箸を突き刺し、そして結局身をほじくり出した。左手も使い、骨からこそげとった身を、一口食べる。・・・美味しい。脂はよく乗っているが、焼き方のおかげかべたべたした感じはしない。鮭の豊かなうまみ...

千春がお弁当を食べる描写がとてもおいしそうだった。 『千春は苛立ちのままぶっすりと鮭かまに箸を突き刺し、そして結局身をほじくり出した。左手も使い、骨からこそげとった身を、一口食べる。・・・美味しい。脂はよく乗っているが、焼き方のおかげかべたべたした感じはしない。鮭の豊かなうまみが口の中に広がる。ご飯が食べたくなって、交互に食べていくと、腹の底から、じわじわと熱がこみ上げてくるような感覚が生まれる。』 スマホを見ながら鬱々とご飯をただ口に入れているだけだった千春はこのお弁当のおかげで、両手で鮭かまにしゃぶりつき、ただただ美味しいと食べるを繰り返している千春をみたら食べるって大事なんだなと思えた。 食べる時は食べる、食材を感じて誰かがいれば誰かと話をして食事がどんなに大切なのか考えさせられる。 千春だけじゃなく、くま弁にやってくるお客さんのために作るお弁当はただのお弁当かもしれないけど誰かの心を満たしてくれている。

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2023/11/04

初めて読んだのは ブクログを始める前だったことにおどろき! 鮭かま弁当のやさしさが沁みて 泣いてしまうくらい 私、こころ疲れてます! ユウくんいてほしい。

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2023/09/27

いいですねえ。やっぱりこういうほっこりする系の料理が絡んでくるお話が一番読みやすい。 今の時代だからこそ、「あなたのために」っていうのが刺さるんだろうね。他のどの人にも満遍なく当てはまるような、ではなくて。

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2023/08/24

くま弁が近所にある暮らし良すぎん?となった。 恋人に二股かけられた上に、北海道に転勤担ったOLの千春が主人公。 物語に出てくる、ザンギのお弁当や、卵焼きが美味しそうで美味しそうで…。。 優しい店員のユウや、常連の黒川と仲良くなっていくところもほっこりしてよかった^^ 元気にな...

くま弁が近所にある暮らし良すぎん?となった。 恋人に二股かけられた上に、北海道に転勤担ったOLの千春が主人公。 物語に出てくる、ザンギのお弁当や、卵焼きが美味しそうで美味しそうで…。。 優しい店員のユウや、常連の黒川と仲良くなっていくところもほっこりしてよかった^^ 元気になるご飯って、いつも同じじゃなくて、 状況によって違うんだろうなって気づけた。 色々考えてしまう時は、両手使わないと食べられないものとか、 来年も食べるために頑張るぜ!ってなる旬の食材とか、 家族の味を思い出す卵焼きみたいなおかずとか。 何が自分を元気にするんだろう〜って考えるの大事そう。 心がこもったあったかいお弁当を食べられた気持ちになる本だった^^

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2023/05/27

図書館で借りた イベントの特設コーナーに置いてあったので、表紙に惹かれて借りて読んでみた 舞台は北海道 主人公は仕事で北海道へ転勤してきた 弁当屋さんのユウさんの洞察力がとてもすごかった。 お客さんのこと第一に考えて弁当を作ってくれるお弁当さん、近くにあったら常連になっていたな...

図書館で借りた イベントの特設コーナーに置いてあったので、表紙に惹かれて借りて読んでみた 舞台は北海道 主人公は仕事で北海道へ転勤してきた 弁当屋さんのユウさんの洞察力がとてもすごかった。 お客さんのこと第一に考えて弁当を作ってくれるお弁当さん、近くにあったら常連になっていたな心が温まる話でとても読みやすかった! 食事は明日からも、生きるためのもの このセリフがグッときた。 食べることが大好きなわたしには最高の言葉でした。 シリーズがあるみたいだから読んでみよう!

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