にじいろガーデン の商品レビュー
前向きに生きていこうと思える物語だった。いろんな苦しいことが起こるけどぶつかって許して笑って、家族は血の繋がりだけじゃない。泣けた。 ただ、途中まではあたたかくて素敵な日常を送ってたのに最後の方に悲しいことがドタドタ起こって感情が、、、
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レズビアンカップルと息子、娘の物語。 それぞれの視点で物語が語られる。他人の嫌がらせ、駆け落ち、ゲストハウスなど様々な困難に向かいつつも明るく楽しく生きていく様に好感がもてる。 しかし、最後の千代子の死はまだしも、草太まで植物状態にする必要があったのかは謎。 モヤモヤする。...
レズビアンカップルと息子、娘の物語。 それぞれの視点で物語が語られる。他人の嫌がらせ、駆け落ち、ゲストハウスなど様々な困難に向かいつつも明るく楽しく生きていく様に好感がもてる。 しかし、最後の千代子の死はまだしも、草太まで植物状態にする必要があったのかは謎。 モヤモヤする。小説の山場作り感を感じた
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人生には運命的な出来事があるんだなー それを受け入れ、幸せと感じながら精一杯生きて行く その尊さとはかなさと人間の愛を感じた 家族を大事にしなくっちゃと思わされた
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
血の繋がりはないけれど、そこには強い絆でしっかり結ばれた家族の新しいカタチがそこにある。 同性同士のパートナーの物語と思いきや、世間に中々認められない現実に直面しながらも、自分たちだけでなく辛い気持ちを持つ人たちを食や心地良さ他人を思いやる気持ちで丁寧に癒していく事を実現していく生き方に感動を覚えた。 草介の心の優しさ、それ故に言いたい事を心にしまって誰も傷つけず堪える姿。最後に千代子のことが好きだったなんて絶対に口には出来ない想いを抱え、衰え亡くなっていく千代子の姿をどんな気持ちで見ていたんだろう。考えると涙が溢れた。 家族が住み慣れた家から一人ずつ欠けていく空虚感は誰もが経験する事だけど、本当に辛く寂しく心の穴は中々埋まらない。 小川糸さんの作品は2冊目だけど、明暗が激しく読み進める手が止まらず流石!だと思う。
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すごい昔に読んでいた。最後が悲しすぎて、忘れていたんだ。でも、カカとママが愛し合って高島家が幸せだった時があったんだ。宝とカカで強く生きていってほしいと願って本を閉じた。
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人間が人間を好きになって、血縁関係なく家族として生きていく。いろいろか葛藤がありつつ、自分たちなりのしあわせの話ではあるんだけれど、自分たちの気持ちや力ではどうにもならないものがあるって最後悲し過ぎる。
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LGBTの物語でした。 ちょっと想定と違っていてびっくり。 同性婚の二人と、その子供二人の家族の物語。 夫との関係に悩んでいた泉。 飛び込み自殺しようとしていた女子高生の千代子。 泉の一人息子の草介。 千代子の子供の宝。 この4人の視点で、それぞれ、物語が語られていきます。 ...
LGBTの物語でした。 ちょっと想定と違っていてびっくり。 同性婚の二人と、その子供二人の家族の物語。 夫との関係に悩んでいた泉。 飛び込み自殺しようとしていた女子高生の千代子。 泉の一人息子の草介。 千代子の子供の宝。 この4人の視点で、それぞれ、物語が語られていきます。 泉と千代子が家族として地方で暮らすことに。 LGBTであることを隠すのかオープンにするのか? 二人の決意。 そして子供たちが母親二人に対する気持ち。 子供たちの視点からみる母親。 支えあいながら生きている家族をひしひしと感じます。 いろんな家族の在り方があるんだなって思います。 しかし、 草介の生き方。ちょっと辛い。 千代子の決意。これまた辛い。 同性婚問題、LGBTの問題。いろいろ考えさせられる物語でした。 LGBTの人たちの生き方が少しわかったような気がします。 お勧めです。
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読んでみて、まさかのトランスジェンダーの話!?とびっくり。 読みやすかったけど、戸惑うところも多かった。
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シュールな内容になりがちなテーマを扱った作品でしたが何処かほっこりし、時にはユーモアを感じる内容でした。作者らしさを感じた。
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いろんな人生があって、価値観があって、幸せがある。 分かってはいるのにどこか理解できなくて押し付けあってしまう。 大事なのにうまく伝えられなくて、勝手にイラだって傷付けて、後悔して。 かっこ悪いけど愛おしい。 理解できないし共感もできないけど、ちょっと羨ましい。そんな作品でし...
いろんな人生があって、価値観があって、幸せがある。 分かってはいるのにどこか理解できなくて押し付けあってしまう。 大事なのにうまく伝えられなくて、勝手にイラだって傷付けて、後悔して。 かっこ悪いけど愛おしい。 理解できないし共感もできないけど、ちょっと羨ましい。そんな作品でした。
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