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にじいろガーデン の商品レビュー

3.6

149件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    53

  3. 3つ

    45

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    2

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2023/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

序盤の駆け落ちからゲストハウス創立までがトントンすぎて現実味がなかった。 素人が突貫工事で直した家で資格とか規定とかどうクリアしたのか気になった。細かいことは気にするなってことなのかな~。 物語を通して家族愛とか血の繋がりは関係ないとか諸々伝えたいことはわかった。だけど泣かせよう感を感じてしまい逆に冷静になってしまった。 また、最後の草介の結末は救いがなくて悲しかった。仕事はやりがいは感じるがしんどくて家族みんなに頼りにされててカカとおちょこちゃんから見たら良い息子だけど草介から見た2人はまた違ったもののように思えた。草介の悩みを打ち明けられる人はいなかったのかな。一方的に頼られてすり減ってたんじゃないかな。親の都合に振り回され、皺寄せが草介にいってしまった気がして辛かった。 あと亡くなったおちょこちゃんの乳首を咥える描写が個人的には理解できずモヤモヤしてしまった。死んだ後乳首咥えられたら嫌じゃない?

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2023/12/03

いろんな、多様性の世の中で、生きるのが難しいながらも、自分たちの家族を築き、困難にも立ち向かえる勇気をもらえました。

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2023/11/11

食堂かたつむり、ライオンのおやつに続き彼女の作品を読んだのは3作目。子供が生まれてからというもの、活字を読むことが物理的にも精神的にもできなくなっていた私だが、彼女の作品はかなり私好みなのだろう、あっという間に読み終えてしまった。 重要人物それぞれの視点で描かれるが、同時にストー...

食堂かたつむり、ライオンのおやつに続き彼女の作品を読んだのは3作目。子供が生まれてからというもの、活字を読むことが物理的にも精神的にもできなくなっていた私だが、彼女の作品はかなり私好みなのだろう、あっという間に読み終えてしまった。 重要人物それぞれの視点で描かれるが、同時にストーリーも進んでいくのがないように飽きが来ず読み進めやすい。 自分は果たして家族とあんなふうに嘘偽りなく正面からぶつかろうとしているだろうか。お金とか、周囲からの見られ方とか、未来とか、そんなハリボテの何かじゃなくて、自分と自分の大切な人が心地よくいられているかだけを見つめて生きているだろうか。特におチョコちゃんは、自分のありたい姿が詰まった人物そのものであった。 

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2023/11/08

今、自分や家族が生きていることは決して当たり前のことではないんだと思い起こさせてくれました。 この本はいつかまた読みたくなる、そんな気がします。

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2023/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幼い頃から、都会に暮らすことが幸せだと思っていた。その根本的な考えは、今も変わらない。しかし、ふと自然が懐かしくなることもある。 駆け落ち同然のシングルマザーと高校生が、たとえ田舎だったとしても子供抱えて生きられるか?(主に金銭面で)と設定の難を感じるところもあったが、時間のゆっくり流れる自然とゲストハウス、そして二人のお母さんと暮らすのもいいなあと思った。そう思ったがゆえに、後半の怒涛の悲しい展開にガックリきてしまった。私はラストにあまり希望は感じられなかった。 そこに至るまでがゆったりとした展開だったので、結構驚いた。

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2023/09/22

読み終わるまでものすごく時間がかかった。なかなか読む気にならなくて。どの登場人物にも共感できず。でもみんなが一生懸命に生きてる。それはわかった。

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2023/08/28

小川糸さんの小説は、これで3冊目。 どれもステキな本ですね。 最初は、レズビアンの二人が主人公なので、どうなのかなぁと思って読み始めたんだけど、話が進むにつれて、そんな家族でも幸せになれるんだなって、普通の家族でさえこんなに幸せを共有してる家族なんてそうないぞと。 もちろん悲しい...

小川糸さんの小説は、これで3冊目。 どれもステキな本ですね。 最初は、レズビアンの二人が主人公なので、どうなのかなぁと思って読み始めたんだけど、話が進むにつれて、そんな家族でも幸せになれるんだなって、普通の家族でさえこんなに幸せを共有してる家族なんてそうないぞと。 もちろん悲しい場面はいっぱいあるけど、それ以上に幸せを感じてる家族の話に涙が出る。 幸せを感じたり、感動したりすることで涙が出る事ってありますよね。 この本は、そんな感動を与えてくれる本でした。 小川糸さん、とても素敵な作家さんですね。

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2023/08/25

人の幸せは人それぞれ。 自分が幸せと思う方に動いて行けばいい。 物語が4人それぞれの視点で進んでいくのが、面白かったです。 私たちは他の誰にもなれないし、なろうと思う事が色々なストレスや弊害を生み出すんだと思う。 自分の人生を精一杯生きればいいのだ。

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2023/08/24

すぐに正解、間違っているを、自分の正義のもと振りかざしてしまう世の中、私もきっとそうゆうところがある。 にじいろガーデンを読んで、自分の気持ち、考えを物差しにして、他者をはかるのを止めたいと思った。でもきっと難しい。無意識ではかってしまっているから。だから、常々思い出したい。一人...

すぐに正解、間違っているを、自分の正義のもと振りかざしてしまう世の中、私もきっとそうゆうところがある。 にじいろガーデンを読んで、自分の気持ち、考えを物差しにして、他者をはかるのを止めたいと思った。でもきっと難しい。無意識ではかってしまっているから。だから、常々思い出したい。一人という人間の重さ、深さを。本当の意味で強く、優しい人になりたい。 ひとつ、心残りなことは、草介のこと。救いがないような気持ちになった。草介の優しさと弱さが愛しくて切ない。心安らかな幸せな日々が草介に訪れますように。出来るならば、夢が叶いますように。

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2023/08/10

たった一度の人生をありのままに生きること、家族の大切さ、今を一生懸命に生きること、色々なことを感じさせられた。子どもと過ごす今を、そして自分自身の人生を諦めず、自分なりに生きていきたいと思った。

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