図書館の魔女 烏の伝言(上) の商品レビュー
登場人物も場所も図書館の魔女とは違う場所で全く違う話なのかなと思ったが、ヴァーシャが出てきた事で前作との繋がりが感じられて嬉しくなりました! 新しい登場人物達もみんな個性的で好きなキャラばかりで、今後マツリカの協力者になってくれたらなと思ってしまいました。
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お気に入りになった作品の続編。 前作と同じ世界を舞台にしているけど、登場人物は(ほとんど)入れ替わって、前作が高い塔からの物語なら、今作は、暗渠からの物語。 「弁え」という言葉を通じて、厳しい環境で生き抜く孤児が剛力に親近感を抱き、それが憧れに変わっていくところがいい。 また...
お気に入りになった作品の続編。 前作と同じ世界を舞台にしているけど、登場人物は(ほとんど)入れ替わって、前作が高い塔からの物語なら、今作は、暗渠からの物語。 「弁え」という言葉を通じて、厳しい環境で生き抜く孤児が剛力に親近感を抱き、それが憧れに変わっていくところがいい。 また、剛力のリーダーが、一見、無愛想だけど、暖かく、思慮深いのがいい。
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前作を夢中で読了後、即座に上下巻ともを購入し、けど勿体なくてずっと大事に取っておいたこの本をついに解禁。寝る前に二章ずつ読むことを楽しみに毎日を過ごしています。 今作も面白い……難しい……けど面白い……! 前作同様、筆者の語彙力と、幅広い分野にわたる知見の深さに脱帽です。どの...
前作を夢中で読了後、即座に上下巻ともを購入し、けど勿体なくてずっと大事に取っておいたこの本をついに解禁。寝る前に二章ずつ読むことを楽しみに毎日を過ごしています。 今作も面白い……難しい……けど面白い……! 前作同様、筆者の語彙力と、幅広い分野にわたる知見の深さに脱帽です。どの分野においても専門家かと思わせるような詳細な書きぶりですが、エゴンの言葉についての語りが一番熱を帯びているように感じられたので、やはり言語のエキスパートなのですねぇ。 剛力に近衛兵、鼠の面々と、それぞれの組織にそれぞれの見せ場と魅力があり、手に汗握る展開が続きます。ついでに前作の登場人物たちの影がちらほら感じられるたびに、思わず胸が高鳴ってしまう(笑) このまま楽しみに下巻へ突入します!
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第三者視点からの書きぶりで、前作は魅力的な主人公たちの勇躍が描かれていたけれど、今作は目立った主役が少ない。 人物重視でなく、物語重視にしたところ、少し読む人を選ぶ本になった気がする。 山の中から始まり、閉塞的な港町まで世界観は見事に書かれている。 怪しげな人物を書くのかとてもう...
第三者視点からの書きぶりで、前作は魅力的な主人公たちの勇躍が描かれていたけれど、今作は目立った主役が少ない。 人物重視でなく、物語重視にしたところ、少し読む人を選ぶ本になった気がする。 山の中から始まり、閉塞的な港町まで世界観は見事に書かれている。 怪しげな人物を書くのかとてもうまいと思うので、後半に出てくる鈴の音の怪人が、下巻でどう動くかが楽しみ。
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「図書館の魔女」なのに、マツリカもキリヒトも出てこない?と思ってると!!!切り落とされた腕で気付いたのは私にしたら上等じゃない?? ・・・にしてもだ。作者は下水が好きなのかしら!?(笑) さて、一行は無事に脱出ができるのか?? 下巻に続きます。。。
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主要登場人物は変わったが、読み終わった後はまぎれもなく前作の続編だな、というのを実感する。 心なしか前作よりも文章に磨きがかかっている感じがする。豊富な語彙力で緻密な情景描写をする書き方は同じだが、落語のようなテンポの良さまでプラスされたという印象。 前作は視点移動があってちょ...
主要登場人物は変わったが、読み終わった後はまぎれもなく前作の続編だな、というのを実感する。 心なしか前作よりも文章に磨きがかかっている感じがする。豊富な語彙力で緻密な情景描写をする書き方は同じだが、落語のようなテンポの良さまでプラスされたという印象。 前作は視点移動があってちょいちょい読みにくいなあという印象をもったが、今作を読んで考えが変わった。今作もいろいろな人物の心情が同一場面で次々描写されているが読みやすかったのだ。視点移動ではなく神視点で書いているんだということがちゃんと伝わった。作者の筆力に磨きがかかったおかげだろう。 神視点の小説って珍しいので、小説を書く人には参考になりそう。 それからやっぱり図書館の魔女シリーズの真骨頂は言葉だと感じた。エゴン周りの話もそうだし、剛力、近衛、鼠の喋り方、ルビなどを駆使しつつ上手くかきわけているところとか。言葉というものの力、重要性がしみじみ胸を打つ。
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前作に引き続き、ゴシックな雰囲気のファンタジーです。キリヒトもマツリカも登場しないままに上巻が終わってしまいました。盛り上がりつつ下巻に続きます。
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図書館の魔女シリーズの一作目は文庫4冊と分厚く、文体や文字が読みやすくはなかった。アニメだったら観やすいんだろうなと思ったのは、内容自体は面白かったから。 そしてニ作目。読みにくさから一年ぐらい放置してしまったが、このほど漸く手に取る。 、、、にもかかわらず、一向にマツリカやキリ...
図書館の魔女シリーズの一作目は文庫4冊と分厚く、文体や文字が読みやすくはなかった。アニメだったら観やすいんだろうなと思ったのは、内容自体は面白かったから。 そしてニ作目。読みにくさから一年ぐらい放置してしまったが、このほど漸く手に取る。 、、、にもかかわらず、一向にマツリカやキリヒトがでてこなーい! と言うことで、下巻へ。
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やっぱりというか、主人公やら物語の舞台やらは、前回と違うところがチョイスされるんですね。今回は、前作の和睦が成り立った後、その波紋によって浮かび上がる、周辺諸国や末端の人々への影響を軸にした物語。その中に、前作で裏切りに懊悩した彼の冒険も絡ませて、後半戦、大いに盛り上がりそうな予...
やっぱりというか、主人公やら物語の舞台やらは、前回と違うところがチョイスされるんですね。今回は、前作の和睦が成り立った後、その波紋によって浮かび上がる、周辺諸国や末端の人々への影響を軸にした物語。その中に、前作で裏切りに懊悩した彼の冒険も絡ませて、後半戦、大いに盛り上がりそうな予感。それにしても、言葉選びの妙というか、文章の崇高性というか、そのあたりが今作でも相変わらず圧巻です。
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前回、『図書館の魔女』を読んだ時は、あまり相性が良くないかも?と思っていたけど(本棚を見たら、レビューも書いていなかった・笑)、今回は楽しく読めました! 下巻が楽しみです!
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