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図書館の魔女 烏の伝言(上) の商品レビュー

3.9

50件のお客様レビュー

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2021/12/19

図書館の魔女シリーズ 続編上巻。 前作の続きで、政界に目をやればニザマ版、天下分け目の戦い。 動乱と混乱に便乗した卑劣な策略。 巻き込まれて犠牲になるのは、決まって市井の人々。 やり口の酷さは正に極悪非道。グロ描写に注意です。 仁・義を誇りとして生きて来た人々が立場を越えて助け合...

図書館の魔女シリーズ 続編上巻。 前作の続きで、政界に目をやればニザマ版、天下分け目の戦い。 動乱と混乱に便乗した卑劣な策略。 巻き込まれて犠牲になるのは、決まって市井の人々。 やり口の酷さは正に極悪非道。グロ描写に注意です。 仁・義を誇りとして生きて来た人々が立場を越えて助け合う。 「国を追われた一人の美姫、そして 荒くれ者とこそ泥たり。世に軽んじられた若者と 少年たちが、驟雨降りしきる港町を駆け抜ける!」 まさに、そんな感じ。

Posted byブクログ

2021/11/11

逃亡するニザマ高級官僚の姫君と近衛兵の一行と、その案内をした剛力たち 到着した港町は裏切り、売国奴がうずめく街になっていた 出国の手引をしてくれるはずの郭に囚われた姫と、近衛兵、剛力、孤児の話 「隻腕」のカロイが出てきた時点で、「まさか、ヴァーシャールヘイ!」と嬉しくなる気持...

逃亡するニザマ高級官僚の姫君と近衛兵の一行と、その案内をした剛力たち 到着した港町は裏切り、売国奴がうずめく街になっていた 出国の手引をしてくれるはずの郭に囚われた姫と、近衛兵、剛力、孤児の話 「隻腕」のカロイが出てきた時点で、「まさか、ヴァーシャールヘイ!」と嬉しくなる気持ちと 「この手の叙述トリックに散々騙されてきた読書民としては安安と決めつけるわけにはいかない!」という猜疑心が同時に沸き起こる ただ、ストーリーが進むにつれて、笛、島嶼の有力者に伝手のある主、手話、言語の知識等々「もうこれ、ヴァーシャ確定でよくね?」と思えてくる それにしても、前作にも増して冗長な文章量よ このくらいのストーリーを描くのに、やたらと装飾と重複が過剰な文章に思える ま、とりあえず下巻も読む

Posted byブクログ

2021/08/28

やっと図書館の魔女の続編に手をつけはじめられた。 「さあて、読むぞ」と意気込んだが、マツリカもキリヒトも出てこない。図書館という言葉も一文字も出てこない。ただ、戸惑うばかり。 内容は近衛と剛力による姫救出劇。烏と繋がる鳥飼エゴンを中心に話は進む。 下巻でどうなるのか⁈ 期待と失望...

やっと図書館の魔女の続編に手をつけはじめられた。 「さあて、読むぞ」と意気込んだが、マツリカもキリヒトも出てこない。図書館という言葉も一文字も出てこない。ただ、戸惑うばかり。 内容は近衛と剛力による姫救出劇。烏と繋がる鳥飼エゴンを中心に話は進む。 下巻でどうなるのか⁈ 期待と失望を抱えながら次を読み進める。

Posted byブクログ

2020/10/29

図書魔女の続編ということで、どんな展開となるかと楽しみにしていたのですが、まったく何時もと違う展開… 逆に第一作を読んでいなくても楽しめる内容 隻腕の男が登場人物に加わったところで…

Posted byブクログ

2020/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんと、シリーズ第2回であるこの作品ではキリヒトやマツリカはおほか前作の登場人物は誰も出てこない!時系列は前回の続きのようであるが……。それでもやはり面白い、流石高田大介先生。今回は、幼い頃の怪我で障害を得てしまい、上手く話せない鳥飼いのエゴンというキャラが登場する。言葉がギミックとなるこの作品、果ては副題に「烏の伝言」とまで付いているのだから、どんな役割を果たすのか(エゴンは主に烏を伝書鳩のように用いる)とても楽しみだ。

Posted byブクログ

2020/03/04

山で生きる剛力や地下で生きる鼠達の生き延びるための知恵や拘りが面白い。 だけどこれは図書館の魔女なのか?マツリカやキリヒトはどこに行った?

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2020/01/03

前シリーズから数年後のお話。 舞台も登場人物の顔ぶれも前シリーズとはがらっと変わっている。(この巻では一人だけ被ってるのかな) そう言う意味では、前巻との繋がりを期待すると肩すかしを食らうことになる。 物語は相変わらず重厚で緻密ではあるけれど、どうにも歩みは遅い。 これは前シリ...

前シリーズから数年後のお話。 舞台も登場人物の顔ぶれも前シリーズとはがらっと変わっている。(この巻では一人だけ被ってるのかな) そう言う意味では、前巻との繋がりを期待すると肩すかしを食らうことになる。 物語は相変わらず重厚で緻密ではあるけれど、どうにも歩みは遅い。 これは前シリーズでも思ったけど、この展開はともすれば退屈に陥りかねないとも思う。 前は言葉に対する蘊蓄やマツリカやキリヒトの魅力で読ませられたところがあるけれど、今回はそういうのも乏しいしね。 それでも、下巻への期待の持てる引きと、おそらく語られていない大きな権謀術数が下巻で転がり出すことを期待したい。 それにしても図書館の魔女は登場しないのかな?

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2019/12/30

ストーリーは面白いけど、 前作のような引き込まれてやめられなくなる感じはない 前作で感動した言葉の持つ魔法を感じられるシーンもほぼなかった

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2019/11/28

図書館の魔女続編。 ニザマ政変からのお話。上巻はマツリカ出てきません。 相変わらず言葉が難しく感じるが、引き込まれていく。

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2019/10/12

前作に気持ちを持っていかれたまま読み始めると、いっこうに彼らが出現せずショックを受ける冒頭。しかしすぐに魅力される新たな世界、そして繋がっていく気配。 ヴァーシャが何を探り当てているのか、焼き討ちの村から助け出した黒はどんな人物なのか、廓の人々の狙いや背後の思惑は何なのか、下巻が...

前作に気持ちを持っていかれたまま読み始めると、いっこうに彼らが出現せずショックを受ける冒頭。しかしすぐに魅力される新たな世界、そして繋がっていく気配。 ヴァーシャが何を探り当てているのか、焼き討ちの村から助け出した黒はどんな人物なのか、廓の人々の狙いや背後の思惑は何なのか、下巻が楽しみ。

Posted byブクログ