論理的思考力を鍛える33の思考実験 の商品レビュー

北村良子(著者)

2018/05/15

トロッコ問題の様々な派生問題を比較するのも面白かったし、思考実験というよりはパズルというべき問題もあったけれど、それも面白かった。
気楽に読めて解ける内容で、気分転換によいかと思う。

2019/11/27

・2つの封筒の問題。「1つの封筒に入っている紙は、もう一つの封筒の紙の2倍の数字が書いてある」ひとつを選んだ後、取り替えた方が得かどうか。
・開かない場合は、取り替えても取り替えなくても、期待値は同じ。違ってたら永遠に取り替える事になる。開いて数字が確定したら、取り替えたほうが得。数字を見ると見ないで、なぜ結果が変わるのか？
・「１と０をランダムに100個書いてください」と言ったら、実際にはそういう可能性があるにも関わらず１または０を連続して6個も7個も書くことはない。不自然なまでにばらばらに書く。それはバラバラが典型的であると考え、それ以外は起こりえないという枠にとらわれる。

2018/03/13

知らない思考実験ももちろんあったけど、数字を使った思考実験等、高校時代の数学の知識があればわかってしまうものもあった。思考力を鍛える、と書いてあり期待していたけど、鍛えられるほどのものではない。ただ話のネタにはなるものがたくさんあるし、多角的なものの見方を知るという意味では良かった。中高生向けの本かもしれない。

2018/03/04

考えるという人にしかできない能力は使うことで鍛えられ、時にビジネスの成功を導いてくれたり、危険を回避したりとあらゆる行動に直結する。
いいトレーニングになった気がする。

2018/02/24

「鍛える」というタイトルに期待したが、「思考実験」とあるとおり、内容としてはタイトル通りに３３の思考実験の内容を紹介したもの。
どの思考実験の内容も読み物としては楽しめたし、より深く考えることが必要だということは良かったが、得られたものとしては、雑談のネタに使えるという程度。

2018/02/19

深い思考を身に着けるための入門書です。
学生には良いもしれません。でも、社会人になると、もっと複雑な思考を強いられることになります。学校で出される問題には、すべて明確な答えがありますが、世の中に出ると、答えのない問題ばかり。若いうちに、物事を深く考える癖をつけておくことは大切だと、いまさらながら思います。

べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

2018/02/03

アキレスと亀など有名な話から聞いた事ない思想実験もあり、答えがあるというよりも考える事で多角的に物事を考える力がつく。ものの見方はそれぞれの価値観によっていろんな角度から見れる。 青少年時代に読んだら色々多角的に見れたのかな。

2018/01/28

近所の本屋さんでたまたま目について購入。
いわゆる「究極の選択」や、パラドックス、論理クイズなど、思わず考えさせられるテーマがたくさん紹介されている。有名なものも多いので、すでに知っていたものもいくつかあったが、面白かった。

2018/01/28

書者はパズル作家でWEB展開している。本書は普段の繰り返し行われる取捨選択や判断が論理的に分解して考えると正しいか否かということ思考実験として描かれている。

2018/01/26

色々考えさせられる本。
特に倫理的な問題は答えが無いので、難しい。
最後のコンピュータが支配する世界も、近未来映画のワンシーンの様で現実的ではないが、考えさせられた。本当にいつかそんな世界が来るのか…
個人的には、タイムマシーンの話が夢があって読んでいて楽しかった。

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