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ifの悲劇 の商品レビュー

3.2

35件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    2

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2024/08/12

【2024年158冊目】 妹が死んだのは元婚約者の奥津のせいだ――作家の加納は復讐を誓い、計画通りに奥津殺害することに成功する。だが犯行直後、加納の運転する車の前に男が飛び出してきて……男を轢き殺したルートAと、轢殺を回避したルートBが交互に展開するパラレルワールドミステリー。 ...

【2024年158冊目】 妹が死んだのは元婚約者の奥津のせいだ――作家の加納は復讐を誓い、計画通りに奥津殺害することに成功する。だが犯行直後、加納の運転する車の前に男が飛び出してきて……男を轢き殺したルートAと、轢殺を回避したルートBが交互に展開するパラレルワールドミステリー。 ややこし〜!最後に事件の全貌が明らかにはなるものの、そこさえもややこしくて、結局相関図を書きながら読んでようやく理解しました。いや、騙されました、見事に騙されましたけど、ややこしいが過ぎる。私が頭の中で整理できんかったのが悪いですけど、「相関図がいるなこれ」と思いながらも大体の小説はなくても結局はなんとかなりますが、マジで書かないとダメでした。 まあでもここまで複雑にするにはそうよね、そういう感じにしないと無理よねみたいな建付けにすっかり騙されてたので、見事と言えば見事なんですけども。 一気読み必須です。恐らく数日かけて読んだらAルートの話だったか、Bルートの話だったかわからんくなっちゃいます。頁数はそんなにないので1日で読んじゃうのが良いかと思いました。

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2024/06/02

複雑!! ちんぷんかんぷんになったところを最後に答え合わせしてくれるのでやっと理解した。 もしもこうだったら、こうしなかったらの2択で話がどんどん変わっていくところが面白かった。 浦賀ワールド炸裂。

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2024/05/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

自分が人を殺した時に目撃者がいた時、その人間を殺すか殺さないかという、もしかしてのストーリーがずっと続いているのだと思っていたけど、その節々にちょっとおかしいなと思うところがあってそれが残り50ページぐらいになっとる時にようやく違和感が表面化してきて登場人物の量にパニックになって色々整理しながらエピローグを読んでいくとどんでん返しが待っていた。復讐の愛憎劇。

Posted byブクログ

2024/05/06

ifA、ifBとして1つの事件が2つの状況で展開していくスタイルは新しく、面白かったんだけど……真相が私にはちょっと難しく……。エピローグで全部説明されるので、あ、そういうことか、そりゃわからんわ。てなった。

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2024/04/01
  • ネタバレ

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浦賀和宏のノンシリーズ。図書館を利用。 20年ぶりくらいに浦賀和宏を読んだ。安藤直樹シリーズが大好きで(厨二心をくすぐられると言うか。。。)追っていたけど、段々とノンシリーズが増えてきていつの間にか遠ざかっていた。 妹の婚約者を殺した帰りに、目撃者を殺すか、殺さないかでAルート、Bルートに別れる、というとんでもないストーリー。AとBが交互に展開され、どちらのルートもじわじわと追い詰められていく感じが良い。 トリック自体は何となく目星がつくかも。このトリックをしたいがための舞台設定なので、その点が鼻に付く人は苦手かもしれない。。。 冒頭から浦賀和宏らしい展開で、懐かしかった。

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2024/01/04

目撃者を殺した場合/殺さなかった場合の2パートに分かれて交互に物語が進んでいくという、面白い書き方で興味をそそられました。 途中で頭がこんがらがりましたが、最後に真相をまとめてくださっているので、今までの謎が上手く整理されました。そんな事になってるなんて終盤まで全然気づかなかった...

目撃者を殺した場合/殺さなかった場合の2パートに分かれて交互に物語が進んでいくという、面白い書き方で興味をそそられました。 途中で頭がこんがらがりましたが、最後に真相をまとめてくださっているので、今までの謎が上手く整理されました。そんな事になってるなんて終盤まで全然気づかなかった…!

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2023/07/13

妹を自殺に追い込んだ元婚約者を殺した兄。その後、交通事故を起こし人を殺したifと殺さなかったifが交互に描かれる話。後半になるにつれ面白さが加速し、感じていた違和感が回収される様は最早爽快。エピローグは3回くらい読み返した。

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2023/07/07

あのときこうだったらというもしもの世界を交互に描く。 という訳で期待して読んだのですが、最後に長々と説明が入るというカッコ悪い構成。なかなか考えられており確かに読んでるときに「そんなにうまくいくの?」という部分の説明はありましたが、うーんスマートでないなーと。 2023/7/...

あのときこうだったらというもしもの世界を交互に描く。 という訳で期待して読んだのですが、最後に長々と説明が入るというカッコ悪い構成。なかなか考えられており確かに読んでるときに「そんなにうまくいくの?」という部分の説明はありましたが、うーんスマートでないなーと。 2023/7/3読了。

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2023/06/24

あのときこうなっていたなら、って章立ていらなくね? 文を書く人の参考書という位置づけなら、これはアリだけど 。 どっちかでいいと思たよ。

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2023/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

妹の復讐殺人を終え、深夜の道路を突き進む男。アリバイ作りのために車を走らせる計画の最終盤、道から飛び出てきた影。 物語はここで2つに分岐する。 A.交通事故を起こし男を轢き殺した世界 B.事故を回避したものの、男に顔を見られた世界 並行して進む2つのストーリー、作者の仕掛ける企みとは・・・? あんまりフェアとかアンフェアとかは気にしないタイプだけどこれは作品のテーマから騙してきてるからなぁ。あんまり好みじゃない。パラレルワールド、2つの別々の世界が展開されてるような粗筋に期待してただけに残念。

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