君の膵臓をたべたい の商品レビュー
学生さん向けのあの懐かしのコバルトシリーズか推薦図書か… 何もかも冷めている主人公が同級生によって徐々に解凍されていくさまがいい。 題名がそれこそ肝なんだけど… うーむ、ちょっとストレート過ぎて逆に違和感を感じたのは自分が歳食ってるせいか。 とか言いながらもラストは読みながら涙...
学生さん向けのあの懐かしのコバルトシリーズか推薦図書か… 何もかも冷めている主人公が同級生によって徐々に解凍されていくさまがいい。 題名がそれこそ肝なんだけど… うーむ、ちょっとストレート過ぎて逆に違和感を感じたのは自分が歳食ってるせいか。 とか言いながらもラストは読みながら涙しましたが…。
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あーなんでこんな本を買ってしまったのだろうと後悔すること数知れず。てもサクラが可愛いので最後まで読んでしまった。
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読みやすいので、さらさらと読める。あまり読書をしない人でも入りやすいかなと。 桜良と男の子の関係性や、お互いの価値観、共病文庫で繋がった2人の着かず離れずの関係がまた良くて、人はみんないつか死ぬ。というのを少し突きつけられた気がする作品。
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ラスト、しっくりこない箇所はあったものの、もどかしさや絶妙な距離感がとても好き。 パンチの効いたタイトルだけど、やさしくて、相手を受け入れる覚悟のひとことであることが最後まで読むと沁みる。読み始める前と後で、このタイトルに関する気持ちが全然違う。
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単行本が売れていて書店員の間でも評判よかったので文庫化を機に読んでみました。 もっと早く読めばよかった…! ストーリーは「友達のいない根暗な僕」が「クラスの人気者の女の子」の秘密を知って秘密を共有しながら過ごすうちに彼女のペースに巻き込まれて変わっていくというどこかで聞いたこ...
単行本が売れていて書店員の間でも評判よかったので文庫化を機に読んでみました。 もっと早く読めばよかった…! ストーリーは「友達のいない根暗な僕」が「クラスの人気者の女の子」の秘密を知って秘密を共有しながら過ごすうちに彼女のペースに巻き込まれて変わっていくというどこかで聞いたことのあるような話なんだけど、とにかく会話のテンポがよくて楽しい。 例えば、唐突に彼女に焼き肉に誘われて朝食を食べたばかりだと抗議するシーンでは、 「焼き肉?まだ午前中だよ?」 「昼と夜で肉の味が変わるの?」 「残念ながら時間帯の差が分かるほど、肉に固執したことはない」 「じゃあ問題なーし。焼き肉食べたいの、私」 といった具合に噛み合ってるんだかあってないんだかわからない会話が繰り広げられる。 友達がいなくて人と話すのが苦手と言いながら、主人公の切り返しはイエス・ノーで割り切れることがなくユニークで面白い。彼女のブラックユーモアにも冗談と本音をうまく混ぜて答えているがこのコミュニケーションスキルの高さは小説を読みすぎた恩恵だろうか。名は体を表すというとおり生まれつきのギフトなのだろうか。 彼らの会話は常に脱線して会話すること自体を楽しんでいることが伝わってくる。 くすりと笑える会話が終始展開していてご紹介したいのは山々だがネタバレに繋がる部分が多いのでぜひご自身の目で確かめていただきたい。 もう一つこの作品を面白く読めた要因は主人公に共感できたことだと思う。 “友達がいなくて本を読んでいれば満足”“だけど別に振り回されるのは嫌いではない”“人としゃべるのは苦手だが仲良くできたらいいなとは思っている”うん、わかる。 自分にはない部分に惹かれる心。根暗で友達がいなくて“周りからもそう思われていると思い込んでいる”僕は正反対の彼女をすごいと思っているけれど、実は彼女も完璧ではない。『君の膵臓をたべたい』読み終わってこのタイトルの意味を知った時、本を閉じて思わず考えた。 「私の周りには膵臓をたべたいような相手がいるだろうか」
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病気の少女と草舟のように流されは少年のボーイミーツガール。読みやすく、わかりやすいストーリーとなっている。 途中まではまさに予想通り、期待通りの展開だった。 しかし、終盤、まさかあんなに唐突に最期を迎えるとは思わなかった。けれど、納得してしまった。1日の価値はかわらないのだか...
病気の少女と草舟のように流されは少年のボーイミーツガール。読みやすく、わかりやすいストーリーとなっている。 途中まではまさに予想通り、期待通りの展開だった。 しかし、終盤、まさかあんなに唐突に最期を迎えるとは思わなかった。けれど、納得してしまった。1日の価値はかわらないのだから。印象に残る一言だった。 それと、「僕」の呼ばれ方も印象的で面白かった。
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わかっている話だけど泣ける。終わりかたも好きな感じで良かった。 2017.6.5
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
学校でも一人干渉されずに生活している主人公。 偶然病院でクラスメイトの女の子と会う。 女の子は膵臓を患っていて余命は1年程度らしい。 主人公と女の子のやり取りが楽しかった。 女の子の行き方、考え方が痛快だった。 9割読み終わったところまではここ最近では最高の作品であったが、終盤の終わり方がきれいにすっきりしていて物足りなかったのと、多々あった伏線が回収されずに終わったこと。(自分が裏を読みすぎたのかも)が減点かな。 あと、高校生に堂々と飲酒のシーンは載せてはいけないかと違和感がありました。
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東京への新幹線の中で読む。 泣けると言われても、泣けなかった。 佐倉の共病文庫より、男の子のほうの成長にちょっと感動。
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