生きる の商品レビュー
私の子供に(大人です)、なくなったね…と言ったら、 ほぼ歴史上の人みたいでわからなかったと言われて。 でもね、あなたの子供たちの(つまり、私の孫)小学校の教科書にのっていた「スイミー」作者だったということに今更気づく私もなんだか。 この本は初めてでした。出版が最近。 テレビで日...
私の子供に(大人です)、なくなったね…と言ったら、 ほぼ歴史上の人みたいでわからなかったと言われて。 でもね、あなたの子供たちの(つまり、私の孫)小学校の教科書にのっていた「スイミー」作者だったということに今更気づく私もなんだか。 この本は初めてでした。出版が最近。 テレビで日常に見ていた詩人です。 懐かしい‥‥
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偉大な人物とは、「この人がいなかったら違う歴史になっていただろうな」と思わせる人ではないでしょうか。 谷川俊太郎さんは、まさにそういう人だったように思います。ずっと要のところにいて影響を与え続けていた人。 実験的な詩だったり、小さい子どもたちにも親しみやすい詩だったり、教...
偉大な人物とは、「この人がいなかったら違う歴史になっていただろうな」と思わせる人ではないでしょうか。 谷川俊太郎さんは、まさにそういう人だったように思います。ずっと要のところにいて影響を与え続けていた人。 実験的な詩だったり、小さい子どもたちにも親しみやすい詩だったり、教科書でも出会ったし、翻訳なさった絵本もたくさん読みました。映画も、CMも、歌も、テレビ番組も。 「生きる」の一節です。 生きているということ いま生きているということ それはミニスカート それはプラネタリウム それはヨハン・シュトラウス それはピカソ それはアルプス ・・・ 「ミニスカート」がいいですよね。ミニスカートには、女の子の可愛くみせたいという思いや、若さのエネルギーがつまっています。元気いっぱいの象徴です。ハッとさせられる視点を教えていただいた中のひとつです。 大きな存在でしたよね。歴史を作ってこられたかたでした。ご本人が歴史になってしまわれた今、同時代に存在できたことをこれから生まれてくる人たちに自慢したい。
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「生きているということ」 「いま生きているということ」 「いのちということ」 谷川俊太郎さんの詩に、昭和感たっぷりの岡本よしろうさんの絵が寄り添い、懐かしい感情と共に「生きる」のいまを意識することができます。 著者が書いた巻末の〈いま〉の意識には心打たれます。 まず絵本を読...
「生きているということ」 「いま生きているということ」 「いのちということ」 谷川俊太郎さんの詩に、昭和感たっぷりの岡本よしろうさんの絵が寄り添い、懐かしい感情と共に「生きる」のいまを意識することができます。 著者が書いた巻末の〈いま〉の意識には心打たれます。 まず絵本を読み、最後のページの「詩」だけの部分をゆっくり読むとまた感動的です。 「もこ もこもこ」は子供たちがお気に入りの絵本でした。 谷川俊太郎さんのご冥福をお祈りいたします。
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久しぶりにこの詩に触れた。ただでさえ味わい深い谷川俊太郎の詩、『生きる』に絵がついたことで、さらに彩りをもちながら鮮明な世界が広がった。”いま”というこの瞬間、時間の流れや人生を俯瞰して見直させる力がこもっている言葉たち。 生きているということ いま生きているということ それ...
久しぶりにこの詩に触れた。ただでさえ味わい深い谷川俊太郎の詩、『生きる』に絵がついたことで、さらに彩りをもちながら鮮明な世界が広がった。”いま”というこの瞬間、時間の流れや人生を俯瞰して見直させる力がこもっている言葉たち。 生きているということ いま生きているということ それはのどがかわくということ 木漏れ日がまぶしいということ ふっと或るメロディを思い出すということ くしゃみすること あなたと手をつなぐこと 生きているということ いま生きているということ それはミニスカート それはプラネタリウム それはヨハン・シュトラウス それはピカソ それはアルプス すべての美しいものに出会うということ そして かくされた悪を注意深くこばむこと 生きているということ いま生きているということ 泣けるということ 笑えるということ 怒れるということ 自由ということ 生きているということ いま生きているということ いま遠くで犬が吠えるということ いま地球が廻っているということ いまどこかで産声があがるということ いまどこかで兵士が傷つくということ いまぶらんこがゆれているということ いまいまがすぎてゆくこと 生きているということ いま生きているということ 鳥ははばたくということ 海はとどろくということ かたつむりははうということ 人は愛するということ あなたの手のぬくみ いのちということ
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歳を重ねるほどに詩が好きになる。 谷川俊太郎の詩は小さい頃からずっとそばにある。 生きるは日常であり、全てが生きる事であり 生きるということはプレシャスだけど それはただの日常なんだな。 と感じた。
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詩は心を豊かにする、と子供の為に知り合いがプレゼントしてくれた本。 今はまだ3歳でよく分からないかもしれないけど、ずっと手元に置いて読んであげたいと思える本でした。
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3分 遠目はまあまあ。だけど、細かい絵を楽しむこともできるつくり。 高学年から 夏のイラストだから、夏に読むといいと思う。
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いかにも谷川さんらしいと思う詩。フレーズが絵のどこに描かれているのか探すのも楽しい。 いつか自分も見ていたかのような景色で、これはこれで原風景と言えるのではないかと思ったり 谷川さんの後書きも素敵で、まさに時を切り取って消費しているな…と改めて。
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巻末の、谷川俊太郎さんの言葉が、忙しい時間を生きている現代人には、じんわりと沁みるのではないでしょうか。
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イベント当日に図書館に⾏き、今日のお気に入り絵本として選びました。⾃分でも詩を朗読し、何気ない日常を描いた絵を⾒ながら、しみじみ「生きる」ということを考えました。大人に読んでもらいたい絵本です。 イベントで紹介した後、即興演奏のピアノの音色が⼼に沁みました。
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