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テミスの剣 の商品レビュー

4.1

178件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    90

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

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2024/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったが、たまたま女優がホテルから出てきて、たまたまそれを見かけた支配人がそれを見かけたり、犯人も何十年も前の車で通っただけの運転手の検事の顔を覚えてて…っていうのがまあフィクションご都合主義で無理があるなあと思った。まあそれ言うと小説ほとんど成立しませんが。笑

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2024/10/08

文章、ストーリーとしては読みやすい話だった。 冤罪というデータの話を太田愛さんの本で読んでから日が経ってないこともあり、新鮮さはあまりなかった。

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2024/09/25

タイトルだけは昔テレビでやってた記憶があったけど まさに2時間ドラマにぴったりの題材 後半から最後にかけたストーリーもよくできていて秀逸

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2024/09/23

冤罪について、犯人、被害者のみならず事件に関わった検察、裁判官、警察とそれぞれの立場で描かれおり間違えるはずのない側が間違えることに気がつかない世の中。正しいことを成し遂げようとすればするほど困難が待ち受けている内容に違いはあれ身近に感じることも少なからずあった。

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2024/09/07

『十角館の殺人』の直後に読んだからか、推理小説のジャンルの違いようなものがよく分かるな、と感じた。 『十角館の〜』は、本格物と言われるそうだ。事件そのものが物語の中心だった。推理は最後にまとめて、と言うもの。 一方、こちらは、殺人事件があって警察が動く。同時に更なる事件が起こ...

『十角館の殺人』の直後に読んだからか、推理小説のジャンルの違いようなものがよく分かるな、と感じた。 『十角館の〜』は、本格物と言われるそうだ。事件そのものが物語の中心だった。推理は最後にまとめて、と言うもの。 一方、こちらは、殺人事件があって警察が動く。同時に更なる事件が起こりつつも、警察の視点で少しずつ真実が明らかになる。その謎を解きほぐしていく工程が物語になる。 アプローチが違うが、こちらも面白い。「有隣堂しか知らない世界」と言うYoutube番組で中山七里氏の密着取材をしていた。それでこの作家を知ったのだが、ようやく本を読んだ。 これは伏線なのかな?と言う微妙な伏線を散りばめ、読者にも推理させてくれる。めちゃくちゃ「あっ!」と言うくらいに突拍子もないどんでん返しでもないのが、読む者にカタルシスを覚えさせてくれる。 これはうれしい読ませ方だ。 そして、どうも、登場人物が他にも色んな本に出ているらしい。これも続けて読まねば!

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2024/08/06

必ずしも真実が正義、正解ではないという社会。ほんとは正義、正解であって欲しいけど。極端な話ではあったけど、必ず僕らの生活にも似たような場面がある。大人になればなるほど。 加害者の人権ばかりっていうのはアホな僕も思っていた。

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2024/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あの渡瀬刑事の若い頃!! あれだけの知識量と観察力の原点がここに!! ちらっと古手川刑事も出てきたし、"切り裂きジャックの告白"の時間軸とも被っていて、シリーズ好きの私としてはおぉっ!となった。 28年越しに冤罪の事件に終止符が。 渡瀬刑事が冤罪と正面から向き合うしっかりと読み応えのある一冊だった。

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2024/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

渡瀬さんの過去、たまに言及される冤罪事件の話。そもそも冤罪を生んだ先輩刑事がクズすぎる。ろくな死に方しなかったのも当然と思えてしまった。真っ当に生きることが大切だなあと。 てか最後でもう静さん死んでた!!!!

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2024/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中山七里にまた新しいキャラクター。 いろいろあって どこも哀しく辛く身勝手な中に ズンとくるような表現も。 最後に少し希望がみえて ササクレが治まった感じです

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2024/07/07

強盗殺人事件で逮捕された青年は、強引な取り調べの末に死刑判決を受け、自殺。 冤罪をテーマにした重めのミステリー。 取り調べの描写は気が重く、息子が死刑判決、自殺、そして冤罪だったと知らされる家族の心情は悲痛…。 ミステリー要素はいつもの中山七里節で良かった

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