出版禁止 の商品レビュー
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ずるいと思ったのはあとがき。 「最後の日記」を見つけた時、「カミュの刺客」には疑問に関しての答えが全て記されていると言いながら、個人の見解は書かないところ。 別に個人の見解で”断言”しようが個人の見解には変わらないから。 まるで唯一解があるような書き方をしてるが、そんな事はない。 解釈が分かれるのにこんな書き方してるはずるいぜ。 「最後の日記」はどうとでも解釈できる。 “自分も殺される予定だった。 依頼通りに仕事をしたのだが‥。” だったり、 “女に頼まれて殺したが、愛した女を殺した故に私も後追いするほかなくなった。” だったり。 貫井徳郎のプリズムほど突き放してはないが、真相なんて探ろうもんなら堂々巡りしちゃうので気をつけよう。
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二重三重に仕掛けられたプロット。わからないことが投げ出されたままと感じるのか、再読、再再読を重ねて解き明かしていくか。一つ間違えれば手法に溺れてしまうところを、自然に引き込まれていく。最後のくだりは、魍魎の函やドグラマグラを連想してしまった。ちょっとしつこく感じて、読み進めるのに苦労した。
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読み終わったけど全然わからない。 ①なんで仕掛けをする必要があったのか ②七緒をバラして食べた意味 ③「生存〜不可能」の意味 など、諸々わからない。2週目行ってきます。 *** ②は七緒の心の中を見るためかな? 若橋が正気だったならルポの目的を果たそうとしたのかと
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夜寝る前にちょっと読み進めるつもりが先が気になりすぎて今ちょうど読み終わったところで3時半だけどこれは夜中に読むもんじゃないな。。。怖かった。 ルポルタージュの中の記述から七緒さんに最後の方何が起きてしまってたのかはなんとなく予想できてたけど最後に長江さんが明らかにしてたルポの...
夜寝る前にちょっと読み進めるつもりが先が気になりすぎて今ちょうど読み終わったところで3時半だけどこれは夜中に読むもんじゃないな。。。怖かった。 ルポルタージュの中の記述から七緒さんに最後の方何が起きてしまってたのかはなんとなく予想できてたけど最後に長江さんが明らかにしてたルポの中に若橋さんが何個も入れていたとゆう仕掛けが最初読んだ時は全っっく気づかなかったし本当に怖すぎた。 考え抜かれた構成で続きが気になってすらすら読めるし伏線もオチも最後は綺麗に回収されてて読みおわったあとわーおって呟いちゃうような作品だった。 この出版禁止シリーズ他のも絶対読みたい!!
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ホラーだと思ってたら、ミステリーでした。 しかも、どんでん返し系の。 最後はホラーといえば、ホラーだったかも。 七緒が魅力的なのはわかるけど、こんなにのめり込むものなんだろうか。 何でこんな結末になったのか… 恐ろしいわ! 作者がそのまま小説に出てくるパターン、結構好きです。
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心中なのか、殺人なのか?でもそんなことより、最後のグロさばかりが印象に残りました。七緒は‥生活‥首都‥、やり過ぎ。どんでん返しと言えばそうだが、読み返そうとは思わない。ある意味、強烈な一作でした。
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色々と言葉のマジックはあるんやけど、その前に呑まれてしまって…(−_−;) モキュメンタリーとかいうんやな。 確かに、それは分かってはいるんやけど… 心中か? 殺人か? って、悩んでたら、最後の種明かしみたいなのが、エグい…グロい… そんなんカバンに入れて、散歩とか行くな! ...
色々と言葉のマジックはあるんやけど、その前に呑まれてしまって…(−_−;) モキュメンタリーとかいうんやな。 確かに、それは分かってはいるんやけど… 心中か? 殺人か? って、悩んでたら、最後の種明かしみたいなのが、エグい…グロい… そんなんカバンに入れて、散歩とか行くな! 鍋食うな! もう! 謎解きとか、頭に入って来んやん! カバンのチャックが開いて、 「どうでした? この作品?」 って聞かれてるみたいで… 「はい… どんでん返しもあって面白かったです…」 答えたで! 早くチャック閉めて〜m(._.)m ゲロゲロ…
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2017.10.01初読 初めて読んだ叙述トリック作品。 グロかったけど、見事にびっくり。 こういう展開ってあるんだーと思い調べたら、叙述トリックということを学び、そういう作品を他にも見てみたいと思った最初の作品。 2023.10.01再読 この作品で叙述トリックに出会い...
2017.10.01初読 初めて読んだ叙述トリック作品。 グロかったけど、見事にびっくり。 こういう展開ってあるんだーと思い調べたら、叙述トリックということを学び、そういう作品を他にも見てみたいと思った最初の作品。 2023.10.01再読 この作品で叙述トリックに出会い、他の人の叙述トリックものを色々読み、改めて再読。 もともと読んだのが数年前だったので、細かいところはうろ覚えだったけど、結末知っててもやっぱり、すごいな、と思える作品。 グロいけど…。
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最初読んでいる時は、普通の取材で違和感が無かったのに、最後の殺害した意味でまた読むとこんなにも印象や言葉の意味が違うのかと衝撃的でした……。 人間の愛は色んな形であるが、歪な愛は理解できないと思いつつ、可能性は色々あるんだと複雑な気持ちです。
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再読しました。 ルポルタージュにてまさに本当にあった話のような 没入感で、ストーリーに引き込まれました。 伏線回収もラストの説明もよい。 逆転美人みたいな本が好きなら、こちらもオススメします。
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