1,800円以上の注文で送料無料

出版禁止 の商品レビュー

3.5

256件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    96

  3. 3つ

    91

  4. 2つ

    24

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2024/05/28

とある心中事件の真相を解き明かすため取材に奔走する記者が書いたルポルタージュを読み進めていく、というノンフィクション風ミステリー。 所々に違和感を覚える。なんだか嫌な予感がする… 結果その予感は当たっていたのだが、それでもゾッとする程度に真実は恐ろしいものだった。

Posted byブクログ

2024/05/19

モヤモヤ…。 モキュメンタリー調、最近この手の作品ハマっててよく読んじゃいます。 面白かったけど、解決せずにモヤッとしたまま終わってしまった笑 最初読んだルポと、事件後に振り返って読むルポが全然印象が変わってしまうのが面白かった。

Posted byブクログ

2024/05/15

小説、ってことでいいんですよね? インタビュー、ルポ形式でお蔵入りになりかけている事件にライターが迫っていく、文章に著者が出会い、考察しそれを世に説くために出版したという構成。 徐々に明らかになる真実と、反転する世界。 ラストの衝撃と、文章に張り巡らされていた伏線。 面白かっ...

小説、ってことでいいんですよね? インタビュー、ルポ形式でお蔵入りになりかけている事件にライターが迫っていく、文章に著者が出会い、考察しそれを世に説くために出版したという構成。 徐々に明らかになる真実と、反転する世界。 ラストの衝撃と、文章に張り巡らされていた伏線。 面白かったけど、しんどくて続編に手をつけるからは少し考えたい…笑 面白かったけど、図書館で借りて読んで良かった!笑

Posted byブクログ

2024/04/21

ある心中事件の真相を追う、記者のルポタージュで全編が構成されているミステリー。 …のはずが、後半はとんでもない展開に。この結末はさすがに誰も予想できないのでは。

Posted byブクログ

2024/04/21

冒頭は事件があった人への配慮より自分の知りたいことを遠慮なく聞くジャーナリストの話でした。しかし、ある文章をきっかけに物語は大きく変わっていきます。 文章を読んでいて映像が瞬時にイメージできる人は覚悟をして読んだ方がいいです。 心とはなにか、、、

Posted byブクログ

2024/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーん、わかんない!(笑 物語の真相が詳しく語られないままEND ヒントはたくさん出したからあとはあなたが答えを見つけるんだよ、という、まさに映像作品『放送禁止』の書籍版 ぼんやりと「若橋呉成自身が新藤七緒を殺すために送り込まれたカミュの刺客」なのかなぁ?といった予想は立つのですが、細かい部分のすり合わせが私には全くできません! -あとがきにかえて-に羅列された数々の疑問点とか、若橋の遺書の最後の記名がひらがなだった事とか、それらの解を妄想はできても確信に変えられません 例えば、わかはしくれなり→我が端くれなり→私はただの末端、つまり若橋がカミュの刺客であるという示唆、的な妄想ならできるのですが、自信をもって唱えられる説でもないんですよね…… どうしても自分で解く!というこだわりも無いので、あとは他の方のネタバレ感想や、解説HPでも探して読んでみよーっと あっ、わかんない!って事を前面に押し出した感想を書いたけど、つまらなかった訳ではないですよ、これ大事 とても面白かったです 機会があればシリーズ作品も読みたいです 追記 早速解説HPをいくつか見てきたのですが、皆さん凄いですね…… そしてやはり、こういった作品の性質上これだ!という解もない模様 それはしょうがないし、なによりこの収まりきらないモヤモヤした気持ち悪さすら楽しいです 作者の意図通りに転がされているこの感じ、好き

Posted byブクログ

2024/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フィクションなのかノンフィクションなのか分からなくなる 結末で驚き、解説で納得 まだまだ読み取れてない部分がありそう これは読み直したい。 心中をした男女 女だけが一命を取り留める 彼女が知る心中の真実を追う中で 彼女を愛してしまったライター ライターが描く心中した男女の物語が いつの間にか愛から狂気に変わっていく様が面白かった

Posted byブクログ

2024/03/22

・ある男女の心中事件を取材するフリーライターは、関係者に話しを聞いていく中でこれは心中ではなく殺害されたのではないかと推測していく。心中をはかった女性は助かっており、この女性に集中的に取材していくのだが結末は思わぬ方向へと着地していく。 取材を通してこれは殺人案件か本物の心中かだ...

・ある男女の心中事件を取材するフリーライターは、関係者に話しを聞いていく中でこれは心中ではなく殺害されたのではないかと推測していく。心中をはかった女性は助かっており、この女性に集中的に取材していくのだが結末は思わぬ方向へと着地していく。 取材を通してこれは殺人案件か本物の心中かだけを考えていたら思わぬどんでん返しが待っていたし、愛とは人によってその形はバラバラで理解できないものもあるなと感じました。

Posted byブクログ

2024/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読後にも謎が多くて、インターネットでネタバレや考察を検索して、やっと分かった。 奥が深いというのか、中途半端というのか、私には消化不良の感が拭えない。

Posted byブクログ

2024/02/03

ヨビノリがどんでん返しの本で紹介してたからブックオフで購入。しかし読み終わって紹介してたのはこのシリーズの3作目だったことに気づく。 でも総じて面白かった。続きが気になって本を読んでない時でもこの本のことを考えることが多かった。 まず出版が禁止されたルポルタージュを筆者が特別...

ヨビノリがどんでん返しの本で紹介してたからブックオフで購入。しかし読み終わって紹介してたのはこのシリーズの3作目だったことに気づく。 でも総じて面白かった。続きが気になって本を読んでない時でもこの本のことを考えることが多かった。 まず出版が禁止されたルポルタージュを筆者が特別に入手して、そのまま本として出版するというコンセプトが面白い。そしてそのルポルタージュがインタビュー形式だから、スラスラ読めて好印象。 しかし段々雲行きが怪しくなっていき、、、。ルポルタージュを読んだだけでは何が出版禁止なのかイマイチ分からないのだが、その後の色々と発覚した事実を知ると、、、っていう感じの構成。 これは記憶を消さないと最初に感じた衝撃は味わえないだろう。なんで最初に読んだときは気づかなかったんだ...?ってなるし、全部読み終えてからようやく始まる感がいいねー。 描写がうまくて俺の想像力が豊かすぎるゆえか、艶めかしくも生々しい後半が気持ち悪くなって星3つとなってしまった。ぶっちゃけ胸糞で感動のオチとかではない。出版禁止されてるくらいだからそりゃそうか。 次はヨビノリが紹介していた「出版禁止〜いやしの森滞在期〜」を、読むぞ〜

Posted byブクログ