終電の神様 の商品レビュー
女装家が一人を除いてみんないいやつ 色々な問題を抱えた面々が人身事故が原因の遅延をきっかけ希望を見出したり出さなかったりしていてもやもやした 短編の作品としてそれぞれいい味を出しているがこの本一冊としては、まとまりがなくどこか物足りなかった
Posted by
短編集。 特に最初の、化粧ポーチの話がインパクトあり、またすぐに読み直してしまった。こういう、後からわかるタイプの話が個人的に好き。 逆に感動するが、閉じない鋏は切ない。嫌いではないけど、切迫感が辛くなるので。
Posted by
七話から成る短編集。 第四話の閉じない鋏が一番良かった。 床屋の父がガンで危篤状態。病院に電車で駆けつける時に電車が事故で止まる。 間に合うか?感動の短編。 印象に残った文章 ⒈ 親指の方はあんまり深く指穴に入れない ⒉ 安心してくれ、芝山理容室は僕が続ける。母さんと一緒に、僕が...
七話から成る短編集。 第四話の閉じない鋏が一番良かった。 床屋の父がガンで危篤状態。病院に電車で駆けつける時に電車が事故で止まる。 間に合うか?感動の短編。 印象に残った文章 ⒈ 親指の方はあんまり深く指穴に入れない ⒉ 安心してくれ、芝山理容室は僕が続ける。母さんと一緒に、僕が続ける
Posted by
ふと選んだ本 いろんな人生があって、 何故かどれも重なる 終電の女王は、好きな世界 生きるのに 想像力って必要 誰かと付き合うって、 想像力かあってこそと 感じる 付き合わなくても 人として生きていく中では あった方がいい そう思う今日この頃
Posted by
+++ 父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の手が忍び寄る美人―それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、そして…あたたかな涙と希望が湧い...
+++ 父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の手が忍び寄る美人―それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、そして…あたたかな涙と希望が湧いてくる、感動のヒューマン・ミステリー。 +++ 同じ状況下で起こっているさまざまな出来事、それぞれの人々の状況と影響、ドミノ倒しのように、ひとつの出来事がいろいろな連鎖を生むのが興味深い。ひとつひとつの短編は、一話完結の物語として読め、全体を通してみると、あちこちでリンクしたり循環したりしていて、ある種バタフライ効果のような面白さもある。次はどう繋がっていくのだろうという期待感もあって、愉しく読める一冊だった。
Posted by
電車を利用する、またそれに関わる人の十人十色なドラマを描いた7つの短編は読後の余韻に浸れるほっこり感が深いものばかりでした。そのうちの一篇、競輪選手との恋愛話は自ら招いた不幸に酔うさまがいかにも女性特有の考え方だなあと改めて違いを認識しました。
Posted by
人身事故がきっかけの満員電車が緊急停車がすることで紡がれる人間の生きざまの短編集。 どれが!ではないが、ちょっとよい話が七編。 タイトルの神様がいない(笑) 奇跡とか救済とか、あんまり感じられなかった。 この作者さんの、D列車でいこう でも感じたけど、だから?が読了の感想(...
人身事故がきっかけの満員電車が緊急停車がすることで紡がれる人間の生きざまの短編集。 どれが!ではないが、ちょっとよい話が七編。 タイトルの神様がいない(笑) 奇跡とか救済とか、あんまり感じられなかった。 この作者さんの、D列車でいこう でも感じたけど、だから?が読了の感想(笑) 有川先生の阪急電車みたいな感じを期待したんだけどなぁ。 #終電の神様 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい #読書好き #読書倶楽部 #本好き #本好きな人と繋がりたい
Posted by
終電前に乗車中の電車が事故で途中停車してしまう事に起因する、短編集。 よく言えば、軽い感じで読める。 悪くいえば、盛り上がりどころがイマイチ解らない。 頭が疲れてる時に読むのが良さげかなぁと思う。 深く考えたり、すごく集中したりしなくてもサラッと読み進められるので、元気な時や、本...
終電前に乗車中の電車が事故で途中停車してしまう事に起因する、短編集。 よく言えば、軽い感じで読める。 悪くいえば、盛り上がりどころがイマイチ解らない。 頭が疲れてる時に読むのが良さげかなぁと思う。 深く考えたり、すごく集中したりしなくてもサラッと読み進められるので、元気な時や、本の世界に没頭したい時などには、物足りなく感じるかもしれない。
Posted by
7篇の短編ストーリー。「運転停止」が話しのポイントとなって物語が進んでいく。温かい気持ちになりました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
電車の中でも、会社でも、服を買いに行った店の売り場でも、わたしはいつもどういう自分でいたいかを考え、そうありたい自分を意識して生きてきた。たとえ親が危篤だと知らされたその日でも、職場やクライアントの前では、いつもと変わらぬ自分、つまりほんとうの自分の状態とは関係のない、自分が作り上げた自分を見せてきた。
Posted by