終電の神様 の商品レビュー
7話で構成されている。普段使っている駅では様々な人がいて電車を利用している。そして、それぞれの人生がある。もしかしたら、これは電車に限らずバスだったり飛行機だったり、、。そうやって普段当たり前のことに対して意識を向けてみると客観的ではあるがその人のストーリーを思い浮かべることがで...
7話で構成されている。普段使っている駅では様々な人がいて電車を利用している。そして、それぞれの人生がある。もしかしたら、これは電車に限らずバスだったり飛行機だったり、、。そうやって普段当たり前のことに対して意識を向けてみると客観的ではあるがその人のストーリーを思い浮かべることができる。 終電によって生まれる物語や、電車が止まってしまって生まれる物語など、、良いことも、悪いことも全部含めて電車の中ではそれぞれの人が生きているんだと感じた。そして、自分自身も電車を利用していく中で物語をつくっていくのかなと思う。
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書店の平台にあった1冊。 本の帯に「第9回 エキナカ書店大賞受賞!」と書いてある。 エキナカ書店大賞? そんなものがあったのか? 全然知らなかった。 それも第9回? エキナカ書店大賞って何だろう?と思ってググってみたら、2013年から年2回も開催されているとのこと。 主にJR東日本駅構内にあるブックエキスプレスとHINT INDEX BOOKの書店員が面白い、お客様にも薦めたいと思った本の中から選ばれるものらしい。 2013年からの受賞作品を見てみたが、ごめんなさい、1冊も知らなかった。 この本を買ったのは新大阪のエキナカ書店。 エキナカだけど、かなり大きい書店。 こちらの書店員さんが、平台に並べなければ、私は手に取っていなかった一冊。 新大阪の書店員さんもおススメの一冊だったのでしょうね。 午後10時を過ぎた電車の車内。 帰宅を急ぐ人々で満員。 その電車が、本来止まるべき場所ではない所で停車。 まもなく”お隣のK町駅におきまして、人身事故が起きました関係で、急停車いたしました”というアナウンスが流れる。 ■化粧ポーチ 会社帰り、妻に名は遺書の秘密の場所を経由して自宅に戻る会社員。 ■ブレークポイント 仕事をするために生きているのか? 仕事優先の日々。 ふと立ち止まることにして帰宅を急ぐ会社員。 ■スポーツばか 競輪選手との恋。 その未来に自分で終止符を打とうとするOL。 恋人と過ごす最後の夜のはずだった… ■閉じない鋏 理容師一筋、職人気質の父。 父の後を継がなかった息子。 父に最後の時が近づき、父のもとへ急いで飛び乗った電車が急停車。 ■高架下のタツ子 恋人が乗る電車は人身事故のため停車中。 タツ子から不思議な話を聞きながら恋人を待つのだが… 上記4編が、人身事故で停車した社内に閉じ込められた人のお話。 ■赤い絵の具 この話は、ちょっと好みではなかった。 ■ホームドア 駅売店の販売員一筋25年、広田喜美子。 彼女が駅売店で働くようになったきっかけは… 『閉じない鋏』『ホームドア』が好きでした。 書店に足を運ばなければ出会わなかった一冊でした。
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変な設定の本だと思ってたらいきなり引き込まれ、どんどんどんどんのめり込んでしまった。おもったよりお得な本です!
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可もなく不可もなくという感じの作品。 ほっこりはしますがちょっとダラダラしてるような気がします。ちょっとしたコーヒーブレイクや、電車の中、寝る前のちょっとした読書にはおすすめかなーと思います。
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移動中に読みやすいかな、安易に手を伸ばした積読。 K駅の人身事故により、最終電車が運転停止。終電に乗りあった人たちのそれぞれの生活。 抱えているもの。 その終電の先に待っているもの。 ひとりひとりの人生を短編で垣間見て繋いでいく物語。
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いまいち盛り上がらない感じ。面白いかな、面白い気がするな、と思い始めた辺りで短編が終わってしまうし、連作短編でなく本当にただの短編集だった。残念。 171128
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新聞広告見て購入。女装が好きなんだなぁ。 七話ある中で後半四編が好き。 ホームドアは伏線ばっちり。 今までにない話かも。 面白かったです。
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電車にまつわる人間ドラマ。「運転停止」が人生の転換点になるような短編が7話あるが、少しづつ登場人物が重なっている。
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「終電の神様」ということで、駅や電車にまつわるちょっと不思議な短編集・・・なのだが、深くもなくオドロキもなく、ショートショートになりきれないフツーの話ばかり。鉄道からませる必要もないし。最後、全ての話がつながったー!だと面白いけどそれもない。つながってそうなのになー。(スカートと...
「終電の神様」ということで、駅や電車にまつわるちょっと不思議な短編集・・・なのだが、深くもなくオドロキもなく、ショートショートになりきれないフツーの話ばかり。鉄道からませる必要もないし。最後、全ての話がつながったー!だと面白いけどそれもない。つながってそうなのになー。(スカートとか化粧ポーチとか、伏線か?と思わせる小物が出てきてるのに。)
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7話から成る電車の緊急停止を背景とした短編集。一つ一つの話はおもしろいが、一冊の本としてはどうだろうか?全ての話が終電ではない。
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