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サイレンス の商品レビュー

3.6

48件のお客様レビュー

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2019/03/19

2019.03.19 初めての著者。ささっと読めた。まどろっこしいけど、こんな女性もこんな田舎もあるでしょう。よく調べたのか自分の経験からか。凍ったスマホがあるのに幸せになれるのかねえ?そこが引っかかるわ。みんな「しまたまさん」のせいにしてるのかな?

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2019/03/13

これぞイヤミスなんでは!? 焦っている女性に取り入るのなんて簡単ってこと? 相手に弱みを見せるって損することなんだろうかね。島に戻ったらいきいきするということは、やはりそこが自分のいるべき場所だったのかも。 あぁ、友人の彼も…と気づいた瞬間から自分の彼氏の行方も薄々気づいていたよ...

これぞイヤミスなんでは!? 焦っている女性に取り入るのなんて簡単ってこと? 相手に弱みを見せるって損することなんだろうかね。島に戻ったらいきいきするということは、やはりそこが自分のいるべき場所だったのかも。 あぁ、友人の彼も…と気づいた瞬間から自分の彼氏の行方も薄々気づいていたような気がする。他人の冷静な判断もときには必要なのかも。

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2019/02/23

島と都会での暮らしの違いを描きつつのミステリー。 ほぼ思ったとおりの結末だったけど暮らしと心情の描き方が丁寧で読みやすく面白く読めた。 都会の男はクズばかりで島の男は良い人ばかりみたいな事になってたのはちょっと疑問だったけども。

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2019/01/26

読みやすいミステリーだった。こういう感覚って都会生まれ、都会育ちの人にはイマイチピンとこないのかな? 地方出身者にとっては、あー!あるある!と共感させられました。そう!ほんと煩わしい笑笑 そして必ず生まれ故郷の呪縛からのがれられないのもアルアル!

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2018/11/13

はー、、久しぶりに途中でやめられなくてイッキ読みです 人口300人の北口の離島出身の主人公深雪 評判の美少女で芸能界に憧れ遂に道が拓けたその時、親の反対にあい島から出ることが出来ず、ようやく島を出た18の時には、旬を逃してしまったことをイヤという程知らされる 島のせいで何もかも...

はー、、久しぶりに途中でやめられなくてイッキ読みです 人口300人の北口の離島出身の主人公深雪 評判の美少女で芸能界に憧れ遂に道が拓けたその時、親の反対にあい島から出ることが出来ず、ようやく島を出た18の時には、旬を逃してしまったことをイヤという程知らされる 島のせいで何もかも犠牲になってしまった 芸能界の裏方で必死に生きる深雪は彼氏はいるものの都合のいい34才になっていて、煮え切らない俊亜貴に別れる覚悟でぶつかり、何年か振りに田舎に結婚の挨拶にするため暗く重い雪に覆われた島に帰省したが、、、 ……… いやー怖かったですね まぁでも俊亜貴はひどすぎますからね 途中匂わせるから先が見え隠れするんですが、おもしろかったです ドラマになったらよさそうです 映像もきれいで迫力なんじゃないでしょうか 田舎のしきたりとか芸能界の裏方さん事情も興味深く読みました

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2018/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この男の末路、きっとこうなんだろうなあ。って思ってたら、その通りだった。 なーんにもない田舎だから、そりゃみんなの共犯も成り立つわな(´-ω-`) 感想ではなくなるけど、確かにあるんだよな。こういう田舎ピラミッド。家族ピラミッド。 田舎とは言え、うちは一応市街地の真ん中だし、田舎の中の都会在住ではあると思うけど、あれはあの人を立てなきゃとか、これはこの立場の人がとか、それは建前だから断って前にとか。めーっちゃくちゃわかるし、想像しやすい。 結婚とかまじで幸せなんかいな?って親にききたかったし、正直未だにききたくなることあるし、そういうの強いてる家系な人たちに、よくそんな前提でおれるなあと言いたくなること頻発。 すぐに職種きいたり年収きいたり、本当に目に見えます。 だから、間違っても異性と食事行きましたとか話さない。めんどくさすぎて。 あれ、心配してくれてるからだってわかるんだけど、信頼されてないように感じてしまう。 ま、そんな愚痴を思い出しちゃったりもして、自分にとってはとても面白い一冊でした。いや話は本当に。 としあきさんもつまらん男だったけど、個人的には深雪もなかなかつまらん女。周りが見えてなさすぎ。 アウェーでほぼ放置されてるとしあきさん、いくらなんでもかわいそうでは?と思ったよ…

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2018/10/10

人口三百人以下で信号機もない雪之島を離れアイドルのマネージャーをしている元アイドル志望の三十四歳の深雪が、都合の良い女から脱して両親に結婚の挨拶をして貰う為に、クリエイティブプロデューサーの俊亜貴と共に帰省する。故郷での二人の感情のすれ違い等濃やか。俊亜貴が酷いから島の閉塞感に抵...

人口三百人以下で信号機もない雪之島を離れアイドルのマネージャーをしている元アイドル志望の三十四歳の深雪が、都合の良い女から脱して両親に結婚の挨拶をして貰う為に、クリエイティブプロデューサーの俊亜貴と共に帰省する。故郷での二人の感情のすれ違い等濃やか。俊亜貴が酷いから島の閉塞感に抵抗がなかった。

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2018/03/10

新潟本土からフェリーに乗って二時間の雪之島で生まれ育った深雪。 島では評判の美少女で芸能界に憧がれるが、オーディション最終審査まで残るも、両親は上京を認めない。 しかしその後も東京に強い憧れを抱き、大学に通いながら芸能界を目指す。 夢は叶わなかったがアイドルのマネージャーとして再...

新潟本土からフェリーに乗って二時間の雪之島で生まれ育った深雪。 島では評判の美少女で芸能界に憧がれるが、オーディション最終審査まで残るも、両親は上京を認めない。 しかしその後も東京に強い憧れを抱き、大学に通いながら芸能界を目指す。 夢は叶わなかったがアイドルのマネージャーとして再出発する。 そんな中大手広告代理店のクリエイティブプロデューサーの俊亜貴からアプローチを受け付き合うことに。 俊亜貴との婚約が決まり、島の両親に会いにいくのだが、、、 本の装丁と、「わたしは絶対、この島を出るのだ。」のコピー。 サスペンスかホラーなのだろうと予想し、読み進めていった。 あー、しかしこれは何というジャンルなんだろう?私も田舎育ちだが、ここまでの田舎ではない。この田舎の世界観が自分には衝撃的だった。 文章はとても心地よく、すーっと頭の中に入ってくる。適度な情景描写と、人物の心理描写がしつこくなく、とても読みやすい文体。 読んでいる間は、自分も吹雪の中を歩いているような、そんな不安がつきまといつつも、あっという間に読めてしまった。 私はなかなか好きな作品だ(*^^*)

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2018/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

田舎のしきたりが良いか悪いかを判断するのではなく、「異星人」のものと考えるのはすごくよく分かる。子供のころからその環境にいるのって、そのしきたりを常識、当然のものと思うんだろうな。 オチ的には分かるけど、「しまたまさん」は結局島民のみんなで作られたものってことなのかな。

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2017/12/17

サイレンス 秋吉理香子さん。 お願いすればいいんだ。 しまたまさまに。 お姉ちゃんを、帰さないでって 新潟本土から、 フェリーで2時間の島。 雪之島。 人口300人足らずの小さな島。 主人公の綺麗な女の人が、 大晦日の日に、婚約者を連れて 帰る。 その婚約者は、 沢山の借金が...

サイレンス 秋吉理香子さん。 お願いすればいいんだ。 しまたまさまに。 お姉ちゃんを、帰さないでって 新潟本土から、 フェリーで2時間の島。 雪之島。 人口300人足らずの小さな島。 主人公の綺麗な女の人が、 大晦日の日に、婚約者を連れて 帰る。 その婚約者は、 沢山の借金があり、 他に付き合っている 若い女も居ると判明。 それでも、 主人公は結婚したい。 しかし、婚約者は、 島から逃げた。 閉鎖的な田舎の風習。 雪に覆われた世界。 しまたまさまに、守られて。 何年か後、主人公は、 島で幸せに暮らしていた。 しかし、、。。 実は、、。。 婚約者は、、。。 色々なところに、 伏線が張られ、 最後に、 あーなるほど! そーだったのかー!! と、繋がった。 降り続ける雪。 静かな世界。 ジワリと怖さがやってきた。 面白かった。

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